AKKODiS、有期雇用派遣事業においてAIマッチングシステムを導入
- マッチング業務の効率化を図り、生産性の向上および派遣社員の支援を強化 -
世界30ヵ国でデジタルエンジニアリングを核としてスマートインダストリー領域をリードするAKKODiSの日本法人で、現場変革の力とデジタル技術によりビジネストランスフォーメーションを支援するAKKODiSコンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 健一郎、「以下、AKKODiS」)は、AIを導入した新しいマッチングシステムの運用を開始しました。今回の導入によりマッチング業務を効率化し、派遣登録者の早期就業を促進するとともに、人手不足解消を課題とする顧客企業の人財需要充足を実現します。さらに、マッチング業務における生産性を向上することで、キャリア開発支援やリスキリングやアップスキリング支援など派遣社員のキャリアに関わるサポートの強化へと繋げます。
今回、導入した新しいマッチングシステムは、グループ会社であるアデコ株式会社がAIをはじめとする最新のテクノロジーを駆使し独自開発したものです。AKKODiSの有期雇用派遣事業では、約10万人の派遣登録者がおり、これまで人手に依存していたマッチング業務の一部を自動化することにより、以下の点での改善を目指します。
(1)派遣登録者への仕事紹介と求人企業への人財の提案を迅速化
(2)派遣登録者と求人企業の条件や希望に沿ったマッチング精度の向上
(3)就業後の満足度と定着率の向上
上記の実現によりマッチングプロセスの大幅な時間短縮を行い、キャリア開発やスキルアップ、リスキリングの支援といった、派遣社員のキャリアに直結するサポートの強化に繋げ、有期派遣事業全体の強化を図ります。今回のシステム導入により、開発を手掛けたアデコ株式会社では派遣登録者と企業のマッチングに要している時間を年間78,800時間削減することを見込んでいます。
Adecco Groupは、日本を含むグローバル全体のAI倫理ガバナンスの指針として、2024年2月に「Responsible AI Principles」(責任あるAI活用のための原則)を発表しました。「Responsible AI Principles」は、Adecco Groupの事業におけるAIの使用と開発において、法令を遵守するだけでなく、倫理的で包括的、かつ公正であり続けるために制定されました。今回、Adeccoが運用を開始した新しいマッチングシステムも、「Responsible AI Principles」に則って開発・運用しています。
「Responsible AI Principles」(責任あるAI活用のための原則)について(英語)
https://www.adeccogroup.com/rai-principles
AKKODiSは、2030年までの中期事業計画を策定し、「日本企業を、世界企業へ、現場変革から。」というビジョンのもと、企業・組織、地域社会の現場と専門力を融合<フュージョン>することで、生産性向上とデジタル技術を駆使したビジネストランスフォーメーションを支援しています。
AKKODiSコンサルティング株式会社について
AKKODiSは、デジタルとエンジニアリングを融合させたソリューションを世界30ヵ国で提供するスマートインダストリー領域におけるグローバルリーダーです。AKKODiSコンサルティング株式会社は、「日本企業を、世界企業へ、現場変革から。」というビジョンを掲げ、日本においてテックコンサルティング事業を展開しています。多岐にわたる領域で現場を熟知したスペシャリストを7,000名以上擁し、現場変革の力とデジタル技術により生産性向上とビジネストランスフォーメーションを支援しています。AKKODiSのチームが、企業および組織の現場と融合<フュージョン>することで、組織内部からの変革を推進し、世界スケールの事業をお客様と共に創出します。
【AKKODiSウェブサイト】 https://www.akkodis.co.jp/
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