新リース会計基準対応ERP「multibook」、リース資産番号の自動採番機能を正式リリース

最速のERPの実現、そしてリース資産管理業務の自動化に向けてさらに加速

株式会社マルチブック

2025年11月25日 09時00分

株式会社マルチブック（本社：東京都品川区、代表取締役社長渡部学、以下「当社」）は、当社が提供する新リース会計基準対応のグローバルクラウドERP「multibook」のリース資産管理機能において、リース資産番号の自動採番および枝番管理に対応した新機能を提供開始したことをお知らせします。

従来は手入力していたリース資産番号が自動採番に対応したほか、リース資産テーブルのキーに枝番を追加したことで、条件変更レコードについてもオリジナルと同じリース資産番号を使い、枝番を1つ繰り上げた値で自動設定・登録できるように改善しました。

■開発背景

2027年4月1日以後に開始する連結会計年度および事業年度から、新リース会計基準の強制適用が始まり、一部の企業ではすでに早期適用が進んでいます。新基準では、原則としてすべてのリース取引をオンバランスで認識する必要があり、多くの企業においてリース資産管理業務の複雑化が見込まれています。

当社は、新リース会計基準に対応したグローバルクラウドERP「multibook」を提供しており、リース契約の登録から条件変更、仕訳計上、注記情報出力までを一元的に管理できる環境を構築しています。「multibook」は、“業務スピードも含めた最速のERP” をテーマに開発を進めており、特にリース資産管理領域においては業務の自動化を実現するため、継続的な機能改善に取り組んでいます。今回のアップデートもこれらの取り組みの一環として、リース資産管理業務のさらなる効率化に寄与するものです。

■機能概要

1. リース資産番号の自動採番

リース資産の新規登録時に、リース資産番号を自動採番できるオプションを追加しました。これにより、コードに特定の意味を持たせず、シンプルな無意味連番でリース資産番号を付与することが可能になりました。

2. 条件変更レコードのリース資産番号の見直し

今回、リース資産テーブルのキーに枝番を追加することで、条件変更レコードについてはオリジナルと同じリース資産番号を使用し、枝番をオリジナルから1つ繰り上げた値で自動設定・登録できるように改善しました。

当社は今後も、新リース会計基準への対応機能を継続的に開発・強化し、日本本社・国内子会社はもとより、海外子会社も含めたリース資産管理業務の自動化・効率化を推進してまいります。

■グローバルクラウドERP 「multibook」概要

2027年4月1日以後に開始する事業年度から強制適用となる新リース会計基準に対応。

導入が速い、処理速度が速い、解決が早い、速さを追求するグローバルクラウドERP。

12カ国語・多通貨・複数帳簿に対応し、全世界の拠点をシームレスに統合します。製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、35ヵ国・600社以上での導入実績があります。

主な機能：会計、ロジスティクス、固定資産管理、IFRSリース資産管理、新リース会計基準、立替経費精算、マネジメントコックピット、BPOコックピット、外部連携(連結会計、倉庫管理等)機能

サービス名：「multibook」(マルチブック)