お出かけ施設向け情報メディア「いこーよ総研」にて、プール施設への来園意向・要望に関するユーザーアンケート結果を公開しました。
小学生以下の子供を持つ親を対象にした調査データを紹介
国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都品川区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研 https://research.iko-yo.net/ 」にて、プール施設への来園意向・要望に関するユーザーアンケートを実施し、調査結果を公開しました。
夏が近づくと、夏休み、海水浴、川遊びなど、いこーよでも毎年決まって検索数が上がってくるワードがあります。夏のお出かけの定番施設である「プール」もそのひとつ。今回は、そんな「プール施設」への来園意向や改善要望について、いこーよ及びいこーよアプリを利用した418名のユーザーを対象にアンケートを実施し、調査・分析してみました。
今回のアンケートに答えて下さった418名の回答者は、すべて「小学生以下の子供を持つ親」となっています。以降の数値やデータに関しては、上記属性のユーザーによる回答である事を前提にご覧いただければと思います。
子供連れでのプール施設(有料)への来訪経験
まずは、そもそも子供を連れてプールにお出かけした事があるかどうか?について。こちらはお子様の年齢によっても回答が大きく変わってくるかと思います。今回は、小学生、未就学児に分けて集計してみました。(※未就学児、小学生、両方の子供がいる親(回答者)は集計対象からはずしています)
これが小学生の子供になるとどう変わるのでしょうか?
プール施設側のプロモーション目線で考えると、ファミリー集客においてはターゲットを小学生以上(の親)に絞る事で、だいぶ効率的に訴求出来るのではないでしょうか。
プール施設へのおでかけを決めるきっかけ
では、ユーザーはどのようなきっかけでプールへのおでかけを決めるのでしょう?過去にプールへのおでかけ経験があると答えた回答者に絞り、お出かけを決めたきっかけについて聞いてみました。
プール施設への集客を考えると、家族内の会話の中で、いかに子供に「プールに行きたい」と言わせる事が出来るかどうかが非常に大事で、CM、看板やちらし、SNSなど、接触媒体はなんであれ、とにかく「子供が興味を持つ、行ってみたい」と思ってもらえるような内容で訴求する事が重要になりそうです。
プール施設を選ぶ際に重視するポイント
続いて、おでかけするプールを選ぶ際に重視するポイントについて聞いてみました。
子供とプールにお出かけする際の家族構成
前述の通り、プール選びに「自宅からの距離」を気にする方は多く、出来るだけ家から近いプールに行きたいと思うのは当然の事。一方で、近所のプールでは水着になりたくない、もしくは日焼けが気になる、なんて思うママ(やパパ)も少なくないのでは?そこでお次は、子供とプールへおでかけする際の家族構成について聞いてみました。
プール施設への移動手段について
続いてはプール施設への移動手段について聞いてみます。前述の設問結果からも、ファミリーおでかけの特性として車移動が多そうに感じますが、実際はどうなのでしょうか。
ちなみに東京や大阪のような大都市のみに絞ると、また結果は違ってくるのでしょうか。
プール施設への子連れでのおでかけ頻度
続いては、プール施設へのお出かけ頻度について聞いてみましょう。世の中のファミリーは1年のうち、何回くらいプールにおでかけしているのでしょうか。
ただ、最近は屋内のプール施設も増えてきているので、もしかしたら夏以外での来訪が多くなっているのでしょうか。改めて、夏以外の季節に家族でプールにおでかけするかどうか?について聞いてみました。
プールへのおでかけを最終的に決めるのは誰?
プールへのお出かけを決めるきっかけについては、先ほどアンケート結果を紹介しましたが、そのきっかけを受けて最終的に「プールにおでかけする」事を決めているのは一体誰なのでしょうか?今回は、初回来訪時とリピート来訪時に分けて聞いてみました。
続いて、リピート来訪(以前に行った事があるプール施設)の場合です。回答結果は何か変わるのでしょうか。
実は、「水族館」での調査( https://research.iko-yo.net/solutions/research/3524.html#index_4 )でも、まったく同じ傾向が表れていました。プールに限らず、おでかけ施設全体的に、新規は「ママ」の意見、リピートは「子供」の意見で最終判断をしている家庭が多いのかもしれません。
プール施設での滞在時間について
炎天下の中、水着で長時間滞在し続けるというのもなかなか厳しいもの。一方で、同じ入場料を払ったのなら出来るだけ長く楽しみたい、そんな気持ちも理解できます。お次は、プール施設に家族で遊びに行った際の滞在時間について聞いてみました。
プール施設で使用するグッズ(浮き輪等)について
プール施設において、ユーザーがお金を払う状況はある程度限られます。そんな数少ないシチュエーションのひとつが、プールで使用する「グッズ(浮き輪やボートなど)」の購入やレンタル。皆さんどうされているのでしょうか。
車で移動する事の多い「ファミリー層」だからこその結果と言えるかもしれませんが、グッズ周りの物販収益によるファミリー客の単価増は見込め無さそうですね。
プール施設で許容できる入場料金について
お次は、プール施設に対してユーザーが許容できる「入場料金」について聞いてみました。施設を選ぶ際の重視ポイントでも上位に入っていましたので、施設側も特に気になるところではないでしょうか。
プール施設の中で使う1日あたりの予算
お次は、プール施設の中で使う(入場料を除いた)金額について聞いてみました。先ほどのグッズ購入やレンタルも含め、プール施設においてユーザーはどこにどれだけお金を使っているのでしょうか。
もっともお金を使う項目は圧倒的に「食べ物代」。次点は食べ物代のおよそ半分で「アトラクション利用費」でした。グッズや設備の購入・レンタルにほとんどお金を使わない事は、この結果からも分かります。
そうなると、プール施設での客単価増を効率的に狙うなら、飲食かアトラクションのいずれかになります。ただ、プール施設は、お客が施設内で財布を持ち歩かない稀有な施設ジャンルなので、そもそも客単価を上げる事自体が他ジャンルに比べて少し難しいのかもしれません。
プール施設スタッフへの不満・要望
続いて、「プール施設」へ訪れたユーザーが「施設スタッフ」に対して感じた「不満」について聞いてみました。数としてはごく少数で、スタッフへの不満を抱えているユーザーは少なかったものの、具体的な不満内容については「対応が高圧的」「監視が甘い」の2点に集中していました。以下、実際の回答を抜粋して紹介します。
【態度が高圧的】
・注意の言葉が命令形で不快だった
・学生アルバイトに高圧的な注意をされ嫌な気分になったことがある
・施設のルールを知らずに犯したミスに対して非常に冷たい嫌そうな対応をする
【監視が甘い】
・監視せず話してばかりで周りの様子を見てないスタッフがいた施設がありました
・忙しそうなのはわかるが対応が雑い(T ^ T)
・マナー違反の客をほったらかしにしている
プール施設への改善要望
続いて、「プール施設」への改善要望について自由に答えてもらいました。こちらは前の設問のような「スタッフ」に限定したものではなく、施設全体に対しての改善要望となります。
まず、圧倒的に多かった要望は「衛生面」に関する事。中でも「トイレ」と「更衣室」に関しては、群を抜いて改善要望が多かったです。
もうひとつ多かったのが「休憩場所」に関する要望。休憩できるスペースを広めにとってほしい、休憩場所を予約制・時間制にしてほしい、休憩場所を探すだけで時間がなくなる、場所確保を平等に、など、ユーザーはとにかく休憩場所の確保に困っているようです。
プール施設におでかけしない理由
最後に、プール施設に子連れでおでかけした事がないと答えたユーザーに対して、おでかけしない理由について聞いてみました。
逆に未就学児(の親)をターゲットとして取り込む戦略であれば、小さな子供が十分楽しめる環境を整えること、それをきちんと親(特にママ)に訴求し安心してもらうことが重要になりそうです。
プール施設への来園意向・改善要望に関するまとめ
数あるおでかけ施設の中から、今回は「プール施設」に限定したアンケート結果を紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
・未就学児の親の場合、今まで一度も子連れでプールに行った事が「ない」家族が73%
・小学生の親の場合、子連れでプールに行った事が「ある」と答えた家族が83%と大半
・プールへのおでかけを決めるきっかけは「子供との会話」51%「配偶者との会話」39%
・プールを選ぶ際に重視するポイントは「自宅からの距離」「入場料金」「駐車場の有無」
・プールに行く際の構成は「パパママと子供」62%。「パパと子供」「ママと子供」が20%
・プール施設への移動手段は、9割近くが「車」。東京・大阪に絞っても傾向は変わらず
・プールへのおでかけ頻度は「年に1回」27%「年に2回」29%。「年に3回以上」が44%
・夏以外のシーズンにもプール施設に出かけている家族は全体の33%と決して少なくない
・プール施設への新規来訪を決めるのは「ママ」51%。リピート来訪の場合は「子供」52%
・プール施設での滞在時間は「2~4時間」がもっとも多いが、4時間以上の家族も4割
・プールで使うグッズ(浮き輪やボート等)は、75%のユーザーが「すべて持参する」
・プールの適正な入場料金は40%が「500円~1,000円」36%が「1,001円~2,000円」と回答
・プール施設内でもっともお金を使うのは「食べ物代」。次点は「アトラクション利用費」
・プール施設のスタッフへの不満の多くは「対応が高圧的」「監視が甘い」の2点に集中
・プール施設への改善要望の多くは「衛生面」について。特に「トイレ」と「更衣室」
・プール施設に家族でおでかけしない(した事がない)理由の多くは「子供」の年齢が要因
ひとつのアンケート結果からの分析ですので、あくまで参考程度ではありますが、貴施設の今後の集客や満足度、顧客単価対策・施策に少しでも役立てて頂ければ幸いです。
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/特に地域の限定はなし
調査対象/いこーよおよびいこーよアプリを利用した小学生以下の子供を持つユーザー418名
調査日程/2021年7月1日~7月10日
■その他のいこーよ総研記事
・屋内キッズパークへの来園意向・改善要望に関するユーザーアンケート
URL:https://research.iko-yo.net/solutions/research/2382.html
・遊園地・テーマパークへの来園意向・要望に関するユーザーアンケート
URL:https://research.iko-yo.net/solutions/research/3265.html
・水族館への来園意向・要望に関するユーザーアンケート
URL:https://research.iko-yo.net/solutions/research/3524.html
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全国のお出かけ施設・レジャー施設のさらなる発展や市場の活性化を願い、お出かけに関わる様々な調査を実施し客観的な分析データを発信します。
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【市場レポート】
おでかけ市場の状況について、いこーよのアクセスデータに外部サービスの情報やユーザーアンケート結果を加え、月次で調査。おでかけ市場全体の動きを総合的な視点で分析します。
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いこーよユーザーや登録施設への独自アンケートをもとに、おでかけ施設がいま抱えている課題の解決を目的としたデータ分析記事コンテンツです。ユーザー(利用者)アンケートと施設アンケートそれぞれのアンケートから分析します。
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実際におでかけ施設がおこなった施策やその成果について、独自にインタビューをおこない、他施設向けにその成功・失敗事例を紹介するインタビューコンテンツです。
■「いこーよ」について https://iko-yo.net/
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国85,000件以上の施設情報や54,000件以上の口コミを掲載しています。(2021年6月現在)おむつ替え台や授乳室、ベビーカーや託児所の有無など子どもとのお出かけで必要な情報も一目でわかります。
アプリ版「いこーよ」では、現在地から地図で近くのお出かけ先を検索出来る他、「いこーよ」のアプリ会員限定の特別クーポンが入手できる素敵な特典も随時更新中。独自の口コミ投稿機能で子供の年齢別評価がひと目で分かり、Web版よりさらにマッチしたお出かけ情報を提供します。
プレミアム会員(月額制)もあり、お得なクーポン使い放題、プレミアム会員限定の企画も実施中!
いこーよアプリ:https://iko-yo.net/apps
【会社概要】
会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都品川区五反田7-22-17 TOCビル9階20号
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
アクトインディ株式会社
電話番号:03-5435-1055
今回のアンケートに答えて下さった418名の回答者は、すべて「小学生以下の子供を持つ親」となっています。以降の数値やデータに関しては、上記属性のユーザーによる回答である事を前提にご覧いただければと思います。
子供連れでのプール施設(有料)への来訪経験
まずは、そもそも子供を連れてプールにお出かけした事があるかどうか?について。こちらはお子様の年齢によっても回答が大きく変わってくるかと思います。今回は、小学生、未就学児に分けて集計してみました。(※未就学児、小学生、両方の子供がいる親(回答者)は集計対象からはずしています)
これが小学生の子供になるとどう変わるのでしょうか?
プール施設側のプロモーション目線で考えると、ファミリー集客においてはターゲットを小学生以上(の親)に絞る事で、だいぶ効率的に訴求出来るのではないでしょうか。
プール施設へのおでかけを決めるきっかけ
では、ユーザーはどのようなきっかけでプールへのおでかけを決めるのでしょう?過去にプールへのおでかけ経験があると答えた回答者に絞り、お出かけを決めたきっかけについて聞いてみました。
プール施設への集客を考えると、家族内の会話の中で、いかに子供に「プールに行きたい」と言わせる事が出来るかどうかが非常に大事で、CM、看板やちらし、SNSなど、接触媒体はなんであれ、とにかく「子供が興味を持つ、行ってみたい」と思ってもらえるような内容で訴求する事が重要になりそうです。
プール施設を選ぶ際に重視するポイント
続いて、おでかけするプールを選ぶ際に重視するポイントについて聞いてみました。
子供とプールにお出かけする際の家族構成
前述の通り、プール選びに「自宅からの距離」を気にする方は多く、出来るだけ家から近いプールに行きたいと思うのは当然の事。一方で、近所のプールでは水着になりたくない、もしくは日焼けが気になる、なんて思うママ(やパパ)も少なくないのでは?そこでお次は、子供とプールへおでかけする際の家族構成について聞いてみました。
プール施設への移動手段について
続いてはプール施設への移動手段について聞いてみます。前述の設問結果からも、ファミリーおでかけの特性として車移動が多そうに感じますが、実際はどうなのでしょうか。
ちなみに東京や大阪のような大都市のみに絞ると、また結果は違ってくるのでしょうか。
プール施設への子連れでのおでかけ頻度
続いては、プール施設へのお出かけ頻度について聞いてみましょう。世の中のファミリーは1年のうち、何回くらいプールにおでかけしているのでしょうか。
ただ、最近は屋内のプール施設も増えてきているので、もしかしたら夏以外での来訪が多くなっているのでしょうか。改めて、夏以外の季節に家族でプールにおでかけするかどうか?について聞いてみました。
プールへのおでかけを最終的に決めるのは誰?
プールへのお出かけを決めるきっかけについては、先ほどアンケート結果を紹介しましたが、そのきっかけを受けて最終的に「プールにおでかけする」事を決めているのは一体誰なのでしょうか?今回は、初回来訪時とリピート来訪時に分けて聞いてみました。
続いて、リピート来訪(以前に行った事があるプール施設)の場合です。回答結果は何か変わるのでしょうか。
実は、「水族館」での調査( https://research.iko-yo.net/solutions/research/3524.html#index_4 )でも、まったく同じ傾向が表れていました。プールに限らず、おでかけ施設全体的に、新規は「ママ」の意見、リピートは「子供」の意見で最終判断をしている家庭が多いのかもしれません。
プール施設での滞在時間について
炎天下の中、水着で長時間滞在し続けるというのもなかなか厳しいもの。一方で、同じ入場料を払ったのなら出来るだけ長く楽しみたい、そんな気持ちも理解できます。お次は、プール施設に家族で遊びに行った際の滞在時間について聞いてみました。
プール施設で使用するグッズ(浮き輪等)について
プール施設において、ユーザーがお金を払う状況はある程度限られます。そんな数少ないシチュエーションのひとつが、プールで使用する「グッズ(浮き輪やボートなど)」の購入やレンタル。皆さんどうされているのでしょうか。
車で移動する事の多い「ファミリー層」だからこその結果と言えるかもしれませんが、グッズ周りの物販収益によるファミリー客の単価増は見込め無さそうですね。
プール施設で許容できる入場料金について
お次は、プール施設に対してユーザーが許容できる「入場料金」について聞いてみました。施設を選ぶ際の重視ポイントでも上位に入っていましたので、施設側も特に気になるところではないでしょうか。
プール施設の中で使う1日あたりの予算
お次は、プール施設の中で使う(入場料を除いた)金額について聞いてみました。先ほどのグッズ購入やレンタルも含め、プール施設においてユーザーはどこにどれだけお金を使っているのでしょうか。
もっともお金を使う項目は圧倒的に「食べ物代」。次点は食べ物代のおよそ半分で「アトラクション利用費」でした。グッズや設備の購入・レンタルにほとんどお金を使わない事は、この結果からも分かります。
そうなると、プール施設での客単価増を効率的に狙うなら、飲食かアトラクションのいずれかになります。ただ、プール施設は、お客が施設内で財布を持ち歩かない稀有な施設ジャンルなので、そもそも客単価を上げる事自体が他ジャンルに比べて少し難しいのかもしれません。
プール施設スタッフへの不満・要望
続いて、「プール施設」へ訪れたユーザーが「施設スタッフ」に対して感じた「不満」について聞いてみました。数としてはごく少数で、スタッフへの不満を抱えているユーザーは少なかったものの、具体的な不満内容については「対応が高圧的」「監視が甘い」の2点に集中していました。以下、実際の回答を抜粋して紹介します。
【態度が高圧的】
・注意の言葉が命令形で不快だった
・学生アルバイトに高圧的な注意をされ嫌な気分になったことがある
・施設のルールを知らずに犯したミスに対して非常に冷たい嫌そうな対応をする
【監視が甘い】
・監視せず話してばかりで周りの様子を見てないスタッフがいた施設がありました
・忙しそうなのはわかるが対応が雑い(T ^ T)
・マナー違反の客をほったらかしにしている
プール施設への改善要望
続いて、「プール施設」への改善要望について自由に答えてもらいました。こちらは前の設問のような「スタッフ」に限定したものではなく、施設全体に対しての改善要望となります。
まず、圧倒的に多かった要望は「衛生面」に関する事。中でも「トイレ」と「更衣室」に関しては、群を抜いて改善要望が多かったです。
もうひとつ多かったのが「休憩場所」に関する要望。休憩できるスペースを広めにとってほしい、休憩場所を予約制・時間制にしてほしい、休憩場所を探すだけで時間がなくなる、場所確保を平等に、など、ユーザーはとにかく休憩場所の確保に困っているようです。
プール施設におでかけしない理由
最後に、プール施設に子連れでおでかけした事がないと答えたユーザーに対して、おでかけしない理由について聞いてみました。
逆に未就学児(の親)をターゲットとして取り込む戦略であれば、小さな子供が十分楽しめる環境を整えること、それをきちんと親(特にママ)に訴求し安心してもらうことが重要になりそうです。
プール施設への来園意向・改善要望に関するまとめ
数あるおでかけ施設の中から、今回は「プール施設」に限定したアンケート結果を紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
・未就学児の親の場合、今まで一度も子連れでプールに行った事が「ない」家族が73%
・小学生の親の場合、子連れでプールに行った事が「ある」と答えた家族が83%と大半
・プールへのおでかけを決めるきっかけは「子供との会話」51%「配偶者との会話」39%
・プールを選ぶ際に重視するポイントは「自宅からの距離」「入場料金」「駐車場の有無」
・プールに行く際の構成は「パパママと子供」62%。「パパと子供」「ママと子供」が20%
・プール施設への移動手段は、9割近くが「車」。東京・大阪に絞っても傾向は変わらず
・プールへのおでかけ頻度は「年に1回」27%「年に2回」29%。「年に3回以上」が44%
・夏以外のシーズンにもプール施設に出かけている家族は全体の33%と決して少なくない
・プール施設への新規来訪を決めるのは「ママ」51%。リピート来訪の場合は「子供」52%
・プール施設での滞在時間は「2~4時間」がもっとも多いが、4時間以上の家族も4割
・プールで使うグッズ(浮き輪やボート等)は、75%のユーザーが「すべて持参する」
・プールの適正な入場料金は40%が「500円~1,000円」36%が「1,001円~2,000円」と回答
・プール施設内でもっともお金を使うのは「食べ物代」。次点は「アトラクション利用費」
・プール施設のスタッフへの不満の多くは「対応が高圧的」「監視が甘い」の2点に集中
・プール施設への改善要望の多くは「衛生面」について。特に「トイレ」と「更衣室」
・プール施設に家族でおでかけしない(した事がない)理由の多くは「子供」の年齢が要因
ひとつのアンケート結果からの分析ですので、あくまで参考程度ではありますが、貴施設の今後の集客や満足度、顧客単価対策・施策に少しでも役立てて頂ければ幸いです。
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/特に地域の限定はなし
調査対象/いこーよおよびいこーよアプリを利用した小学生以下の子供を持つユーザー418名
調査日程/2021年7月1日~7月10日
■その他のいこーよ総研記事
・屋内キッズパークへの来園意向・改善要望に関するユーザーアンケート
URL:https://research.iko-yo.net/solutions/research/2382.html
・遊園地・テーマパークへの来園意向・要望に関するユーザーアンケート
URL:https://research.iko-yo.net/solutions/research/3265.html
・水族館への来園意向・要望に関するユーザーアンケート
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【市場レポート】
おでかけ市場の状況について、いこーよのアクセスデータに外部サービスの情報やユーザーアンケート結果を加え、月次で調査。おでかけ市場全体の動きを総合的な視点で分析します。
【調査データ】
いこーよユーザーや登録施設への独自アンケートをもとに、おでかけ施設がいま抱えている課題の解決を目的としたデータ分析記事コンテンツです。ユーザー(利用者)アンケートと施設アンケートそれぞれのアンケートから分析します。
【いこーよ活用】
いこーよクーポン掲出による成果事例や、季節別のいこーよタグ利用比較など、おでかけ施設がいこーよを活用する際に参考となるデータを集めた分析コンテンツです。
【事例紹介】
実際におでかけ施設がおこなった施策やその成果について、独自にインタビューをおこない、他施設向けにその成功・失敗事例を紹介するインタビューコンテンツです。
■「いこーよ」について https://iko-yo.net/
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国85,000件以上の施設情報や54,000件以上の口コミを掲載しています。(2021年6月現在)おむつ替え台や授乳室、ベビーカーや託児所の有無など子どもとのお出かけで必要な情報も一目でわかります。
アプリ版「いこーよ」では、現在地から地図で近くのお出かけ先を検索出来る他、「いこーよ」のアプリ会員限定の特別クーポンが入手できる素敵な特典も随時更新中。独自の口コミ投稿機能で子供の年齢別評価がひと目で分かり、Web版よりさらにマッチしたお出かけ情報を提供します。
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