【AI OCR活用の実態調査】約7割が、AI OCRで読み取った文字の目視確認に1日5時間以上かかっていると回答

誤認識による問題、「誤認識がどこにあるかわからず確認に手間がかかる」が70.6%で最多回答

ハンモック

株式会社ハンモック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:若山 大典、以下 ハンモック)の提供する、AI OCR+人のチェックで高精度にデータ化する「WOZE(ウォーゼ)」(https://www.hammock.jp/defact/woze/)は、AI OCRを導入している企業の運用管理者111名に、AI OCR活用の課題に関する実態調査を実施しました。
▼調査レポート全文のダウンロードはこちら
https://hmk.web-tools.biz/dcs/download/media_pe-less_ai_ocr/?20230124=pr

※本調査の利用条件
出典元として「株式会社ハンモック」を明記し、下記リンクを設置してください。

URL:https://www.hammock.jp/defact/woze/
  • サマリー

 

  • 調査概要
調査概要:AI OCR活用の課題に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年1月5日〜同年1月6日
有効回答:AI OCRを導入している企業の運用管理者111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
  • 98.2%が、AI OCR活用時、誤認識が起きた経験あり
「Q1.あなたは、AI OCR活用時に、誤認識が起きた経験はありますか。」(n=111)と質問したところ、「ある」が98.2%、「ない」が1.8%という回答となりました。

・ある:98.2%

・ない:1.8%
・わからない/答えられない:0.0%
  • 約4割が、「11~50枚に1回」の頻度でAI OCRの誤認識が起きると回答
「Q2.Q1で「ある」と回答した方に、AI OCRの誤認識が起きる頻度を教えてください。」(n=109)と質問したところ、「11~20枚に1回」が22.9%、「21~50枚に1回」が17.4%という回答となりました。・1枚に1回以上:3.9%

・2~10枚に1回:6.4%
・11~20枚に1回:22.9%
・21~50枚に1回:17.4%

・51~100枚に1回:17.4%
・101~200枚に1回:11.9%
・201~500枚に1回:5.5%
・501枚~1000枚に1回:8.3%
・1001枚に1回以下:5.5%
・滅多にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.9%
  • AI OCRの誤認識のチェック方法、「目視チェック」が98.2%
「Q3.Q1で「ある」と回答した方に、AI OCRの誤認識をどのように見つけていますか。最もあてはまるものをお選びください。」(n=109)と質問したところ、「全項目を目視チェック」が52.3%、「AI OCRで「確認が必要」と表示された項目のみ目視チェック」が45.9%という回答となりました。

・全項目を目視チェック:52.3%

・AI OCRで「確認が必要」と表示された項目のみ目視チェック:45.9%
・AI OCRではチェックせず、後続システムにデータ取込み後にシステム側でチェック:1.8%
・その他:0.0%
  • 誤認識によって生じた問題、「誤認識がどこにあるかわからず帳票の確認に手間がかかる」が70.6%で最多
「Q4.Q1で「ある」と回答した方に、AI OCR活用時の誤認識によって生じた問題について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「誤認識がどこにあるかわからず帳票の確認に手間がかかる」が70.6%、「誤認識に気付かず、クレームになった」が57.8%、「帳票の目視や修正作業により人件費削減につながらなかった」が55.8%という回答となりました。

・誤認識がどこにあるかわからず帳票の確認に手間がかかる:70.6%

・誤認識に気付かず、クレームになった:57.8%

・帳票の目視や修正作業により人件費削減につながらなかった:55.8%
・従業員の業務負荷軽減につながらなかった:55.0%
・誤認識が多く、AI OCRの中断を検討している:32.1%
・その他:2.8%
・特に問題はない:0.9%
・わからない/答えられない:0.0%
  • 誤認識によって生じた問題、「文字化けが見つけられない」や「作業が増えた」等の声
「Q5.Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、Q4の選択肢以外に、AI OCR活用時の誤認識により生じた問題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=109)と質問したところ、「文字化けが見つけられない」や「作業が増えた」など50の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・40歳:文字化けが見つけられない。
・41歳:作業が増えた。
・50歳:AI OCRが勝手に判断してしまう。
・41歳:時間短縮にはならなかった。
  • AI OCR活用時のミス防止対策、「高い解像度でスキャンしている」が76.6%
「Q6.あなたが、AI OCR活用時に起きるミスを防ぐためにしている対策について、当てはまるものを全て教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「高い解像度でスキャンしている」が76.6%、「必ず目視チェックを実施している」が55.9%、「可能な限りノイズを消去している」が55.9%という回答となりました。

・高い解像度でスキャンしている:76.6%

・必ず目視チェックを実施している:55.9%
・可能な限りノイズを消去している:55.9%

・裏紙を当ててスキャンしている:55.0%
・カラー原稿を白黒でスキャンしている:38.7%
・丁寧な手書きをするよう社内外に広報している:35.1%
・その他:6.3%
・特に対策はしていない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
  • AI OCRミス活用時の防止対策、「検索結果チェックツールを使う」や「複数人がチェック」などの声
「Q7.Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、Q6の選択肢以外に、AI OCR活用時に起きるミスを防ぐためにしている対策があれば、自由に教えて下さい。(自由回答)」(n=111)と質問したところ、「検索結果チェックツールを使う」や「複数人がチェック」など48の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・51歳:検索結果チェックツールを使う。
・41歳:複数人がチェック。
・42歳:チェックを2重でする。
・46歳:意味と漢字の突合。
  • 1日あたりで「目視チェック」にかかっている総合計時間、「5時間~10時間未満」が50.5%
「Q8.あなたの会社で、AI OCRが読み取った文字を「目視」で確認する際に、1日あたりかかっている総合計時間(人数×時間)について教えてください。」(n=107)と質問したところ、「10時間以上」が24.3%、「5時間~10時間未満」が50.4%という回答となりました。

 

・10時間以上:24.3%
・5時間~10時間未満:50.5%

・3時間~5時間未満:18.7%
・3時間未満:4.7%
・わからない/答えられない:1.9%
  • 約7割が、AI OCR導入後の費用対効果が「高い」と実感
「Q9.AI OCR導入後の費用対効果についてどのように感じていますか。」(n=111)と質問したところ、「費用対効果が高い」が22.5%、「やや費用対効果が高い」が51.4%という回答となりました。

・費用対効果が高い:22.5%

・やや費用対効果が高い:51.4%
・やや費用対効果が低い:5.4%
・費用対効果が低い:18.0%
・わからない/答えられない:2.7%
  • AI OCRに求める機能、「AI OCR結果の確認作業の省略」が75.7%で最多
「Q10.機能としてAI OCRに求めることを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「AI OCR結果の確認作業の省略」が75.7%、「スピードの速さ」が64.0%、「高精度のデータ化」が53.2%という回答となりました。

・AI OCR結果の確認作業の省略:75.7%

・スピードの速さ:64.0%
・高精度のデータ化:53.2%

・自社システムとのスムーズな連携:44.1%
・その他:8.1%
・特にない:0.0%
  • まとめ
今回はAI OCRを導入している企業の運用管理者111名に、AI OCR活用の課題に関する実態調査を行いました。
多くの企業がAI OCR活用時の誤認識を経験しており、およそ11~20枚に1回あたり誤認識が起きるとの回答が22.9%で最多でした。この回答から誤認識がいつ発生するか予測できないことが伺えます。そのため、98.2%がAI OCRで文字を読み取ったあと目視チェックを実施しており、「誤認識がどこにあるかわからず帳票の確認に手間がかかる」「誤認識に気付かず、クレームになった」「帳票の目視や修正作業により人件費削減につながらなかった」といった課題を抱えていることが判明しました。
また、AI OCRの誤認識を防ぐために行っている対策を伺ったところ、「高い解像度でスキャンしている」が76.6%で最多回答となりました。一般的なAI OCRはFAXでの送受信を想定して作られている訳ではないため、高い解像度でスキャンをしても誤認識が生じてしまうのが現状です。
さらに、AI OCRが読み取った文字を「目視」で確認する際に、1日あたりかかっている総合計時間(人数×時間)を伺ったところ、約半数が、「5時間~10時間未満」、約2割は「10時間以上」を費やしている実態が明らかになりました。
一方で約7割が、AI OCR導入後の費用対効果は「高い」と実感しており、業務効率化には、AI OCR導入は必要不可欠とも言えます。AI OCRを導入する際は「AI OCR結果の確認作業の省略」「スピードの速さ」「高精度のデータ化」について十分に検討する必要があるでしょう。
  • 確認不要のAI OCR|WOZE(ウォーゼ)

■「WOZE(ウォーゼ)」とは
WOZEは「受注業務」や「請求業務」など、さまざまな業務で発生している「書類のデータ化」と人による「確認・修正作業」をセットでご提供するサービスです。特性の異なる2つのAI OCR(特許第5464474号)と在宅ワーカー(人による目視チェック)が連携した独自の仕組みにより、従来の手作業に比べ飛躍的に業務を効率化させることができます。圧倒的な低価格とスピーディーなデータ化で、データ入力というルーティンワークから担当者を解放し、優秀な人材がより能力を発揮しやすい環境作りを支援します。

■「WOZE(ウォーゼ)」の特長
1.安心スタート
帳票種類を限定した運用から始めることができます。

2.速くて高精度なデータ
画像をアップロード後、およそ30分程でAI技術を活用した「OCRエンジン」と在宅ワーカーによる「人のチェック」で高精度(精度99.97%)なデータをご提供。お客様による目視チェックを「ゼロ」にします。​

3.盤石なセキュリティ対策
在宅ワーカーには、分離された画像データがランダムに分割提供されます。セキュアな通信環境でデータ化作業を行うため、情報漏洩リスクを抑えながら安心してご利用いただけます。

■主な対象書類
勤怠表/アンケート/申込書/納品書など

▼「WOZE(ウォーゼ)」資料ダウンロードはこちら
https://hmk.web-tools.biz/dcs/download/web_woze/?20230124=pr

■株式会社ハンモックについて
ハンモックは、法人向けソフトウェアメーカーです。組織を強くするIT環境をすべての人へご提供するべく、法人に必要な3領域『セキュリティ、営業支援、業務効率化』でお客様課題の解決を実行しています。

<製品・サービスはこちら>
▼AssetView(アセットビュー):クライアントPCの運用管理×セキュリティ対策を支援

https://www.hammock.jp/assetview/?20230124=pr
▼ホットプロファイル:クラウド型名刺管理・営業支援ツール(名刺管理×SFA×MAを統合)
https://www.hammock.jp/hpr/?20230124=pr
▼ホットアプローチ:狙った企業に営業ができるフォーム営業ツール
https://www.hammock.jp/hap/?20230124=pr
▼DEFACT:さまざまな帳票の入力業務効率化を支援
・WOZE(ウォーゼ):AI OCR+人のチェックで高精度にデータ化。すぐに始められるクラウドサービス
 申込書、勤怠表、アンケートのデータ入力、手書き文字も高精度に認識します。
https://www.hammock.jp/defact/woze/?20230124=pr
・AnyForm OCR:FAX注文書、請求書、納品書に対応した帳票データ化ソフトウェア
https://www.hammock.jp/anyform/?20230124=pr

代表者 : 代表取締役社長 若山 大典
設 立 : 1994年4月1日
資本金 : 3,648万円
売上高 : 36億円(2022年3月期)
従業員数 : 223名(役員除く/パート含む)
本社所在地 : 東京都新宿区大久保1-3-21 ルーシッドスクエア新宿イースト3F
URL : https://www.hammock.jp?20230124=pr

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業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区大久保1-3-21 ルーシッドスクエア新宿イースト3F
電話番号
03-5291-6121
代表者名
若山大典
上場
東証グロース
資本金
8386万円
設立
1994年04月