【Z世代の美容意識】女子大生の7割がSNSで劣等感、3人に1人が「痩せるなら健康リスクOK」と回答。

Z世代のルッキズムとどう向き合うか?大学生に広がる見た目重視の価値観を徹底分析。

株式会社RECCOO

株式会社RECCOO(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:出⾕ 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「美容意識」に関する調査レポートを発表します。今回の調査では若者の美容意識がどこから生じ、どこを理想としているのか調査しました。なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。

https://circle-app.jp/contact

■女子大生のうち約6割がロールモデルを持つと回答

まず、SNS上で体型やメイクなどのロールモデル(理想としてる人)がいるか聞いたところ、58%が「はい」と回答しました。

上の世代に比べ、「ロールモデル」を持たない人が多いZ世代ですが、SNS上には存在するようです。

この結果を記事執筆に協力してくれている他の学生メンバーに伝えたところ、

「自分の顔や体型に似たインフルエンサーを見つけ、参考にすることがほとんど。丁寧にメイク動画や服装を解説してくれているから自分でもすぐに真似できる。」

という意見をいただきました。Instagramなどで自分に似ているインフルエンサーを見つけるのも、自分の外見を最適化するためだと考えられます。

また、韓国風メイクや現代ギャルメイクなど、自分の系統とは離れているものにもチャレンジすることはあるそうです。

■女子大生のうち、66%がSNSの影響で理想の体型を決めている

次に、あなたが思い描く“理想体形”のイメージは、主にどの情報源の影響を受けて形成されたと感じるかという質問をしました。

大半がSNSからの影響という回答をし、次いでテレビ映画からの影響という結果になりました。

この要因としては、TikTok・YouTube・Instagramが挙げられます。TikTokはチャレンジ動画が特徴で、日常的に真似したくなる動画が流れてくることで若者に圧倒的な影響力を持ちます。

このようなSNSの影響力は理解しつつも、筆者は正直テレビとここまで差が開くとは思いませんでした。

■女子大生のうち、68%がSNSで他人を見て”焦る”と回答

次に、SNS上で外見のいい人や、スタイルのいい人の写真を見て焦る感覚はあるか聞いたところ、

68%が「ある」と回答しました。

アンケート結果をさらに分析した結果、ロールモデルが「いる」層は「いない」層と比べ2.7倍も「とても焦る」と回答した人の割合が高くなりました。

Instagramのサブ垢(特に仲の良い友人のみと繋がるアカウント)で「自戒」と称し、インスタグラマーやアイドルの写真を上げ、自分が痩せるモチベーションにしようとしている人も多いです。

また、痩せている女性を「カリカリ」と表現することも多く、美意識の高い大学生の間では最上級の誉め言葉であると学生メンバーの一人が話してくれました。

■女子大生のうち、64%が減量目的で食事を抜いた経験がある

この質問では、減量目的で食事を抜いたことがあると回答した人が64%という結果になりました。

運動するハードルが高いため、日常生活で食べる量を減らすことに手を付ける人が多いようです。そこで疑問に思った点を女性の学生メンバーに聞いたところ、

「外に出る際に、メイクを崩したくないので、男性のように学校に来たついでにジムに行くことが容易ではない。また、筋肉がついてしまうのは避けたいという意識が漠然とある。」

という回答をいただきました。

■美容のためなら健康リスクを取ると回答した女子大生は3割

最後に、美容を追求するためであれば、⾝体に一定の負担や健康リスクが生じても構わないと思うかきいたところ、31%が肯定派となりました。

また、許容できる健康リスクとして最も多かったのが「月経不順」でした。

今回の調査結果をもとに、学生メンバーで話し合ったところ、以下のような結論に至りました。

「本来、生まれつき手を加えられないものであった「身体」を技術で変えられるものになったこと、そしてそれがSNSにより日常的に視界に映ることで、人間の欲望を駆り立てるようになりました。しかし、そこには加工など様々な意図が含まれており、空虚なものです。また、誰もが誤った美への認識を持つ可能性があるため、他人と比べずに生きることが大切です」

■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。

いかがでしたでしょうか?実際に⼤学⽣のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。

現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。

今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。

【調査概要】
・調査日:2025年6月22日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:現役大学生(女性)
・有効回答数(サンプル数):300人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー

https://circle-app.jp/

・Z世代調査記事バックナンバーはこちらから

https://circle-app.jp/magazine/

お問い合わせ先(サークルアップのご活用/記事使用許可についてはこちらにご連絡ください。)

https://circle-app.jp/contact/

すべての画像


会社概要

株式会社RECCOO

29フォロワー

RSS
URL
https://reccoo.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都 渋谷区恵比寿1-23-23 恵比寿スクエア3階
電話番号
03-5725-0406
代表者名
出谷昌裕
上場
-
資本金
-
設立
2014年08月