ブイキューブ、経済学の先端学知をビジネスに実装するEDIとオンラインイベントに関する共同研究で提携
イベント参加者の行動を科学的に分析し、データ活用を推進
株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 国内CEO:高田雅也、以下 ブイキューブ)は、株式会社エコノミクスデザイン(本社:東京都新宿区、代表取締役兼共同創業者:今井 誠、以下EDI)および慶應義塾大学経済学部星野崇宏教授と共同で、オンラインイベントにおける参加者の興味・関心度や行動変容の分析を目的とした研究に取り組むため、新たに提携をスタートしました。
本提携により、オンラインイベント参加者の行動を科学的に分析し、そのデータを活用したイベントの企画やサービス開発を推進してまいります。


■エコノミクスデザインとの提携の背景
コロナ禍以降、ハイブリッド形式を含むオンラインイベントが急速に普及しました。配信ツールの増加により視聴者は手軽に多様なイベントへ参加できるようになり、その体験への期待も高まっています。一方で、イベント視聴者の期待に応えるコンテンツの設計や配信方法の工夫が求められています。
こうした状況下で、ブイキューブはオンラインイベント参加者の反応や行動データからインサイトを得る手法を開発し、サービスとして展開してきました。その代表例が「V-CUBE Communication Platform(以下、VCP)」です。VCPの導入数は増加傾向にあり、オンラインイベント主催企業からのイベントデータ活用ニーズは年々高まっています。このたびの提携では、取得データの拡充とインサイトの深化を目指し、さらに参加者の行動変容を促進するためEDIとの提携に至りました。
VCPについて:https://jp.vcube.com/service/vcp
■共同研究の概要
本提携では以下3つのテーマを軸に研究を進めます:
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「イベントDX」によるデータの構造化と参加者行動の理解
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イベントデータと外部データを活用した行動変容への介入およびマーケティング戦略の検討
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学術知見を基盤とした「イベントデータサイエンス」の実践準備(協業検討等)
2020年以降で17,000件以上にわたるオンラインイベント支援で蓄積した知見と、最新の行動経済学・データサイエンス研究を融合させることで、参加者行動の要因や付加価値創出につながる要素を特定します。最終的には研究結果を基に、PoC(概念実証)を実施する予定です。
ブイキューブはオンラインコミュニケーションの科学的アプローチを追求し、高品質で豊かな体験価値を提供するため、引き続きサービスの研究・開発に取り組んでまいります。
■星野崇宏氏プロフィール

慶應義塾大学経済学部教授。慶應義塾大学経済研究所所長を兼務。株式会社エコノミクスデザイン取締役。行動経済学会前会長、応用統計学会・行動計量学会・計算機統計学会・マーケティングサイエンス学会の理事などを歴任。ロンドンスクールオブエコノミクス客員教授、シカゴ大学・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院客員研究員などを歴任。45歳未満の研究者に政府が授与する最も権威のある賞である日本学術振興会賞を受賞(2017年)。ほかに日本統計学会研究業績賞、日本行動計量学会優秀賞、日本計算機統計学会優秀賞、慶應義塾大学義塾賞など受賞多数。また2017年から国内のAI研究の中核研究施設である理化学研究所AIPセンター経済経営情報融合分析チームリーダーを兼任。NTTドコモ、マネーフォワード、サイバーエージェント、ヤフー研究所の技術顧問、アドバンテッジパートナーズの顧問をはじめ、企業顧問や共同研究多数。2020年には経済学の学知とデータ分析によるコンサルティングを提供する(株)エコノミクスデザインを設立し取締役に就任。
■株式会社エコノミクスデザインについて(https://econ.news/ )
株式会社エコノミクスデザイン (Economics Design Inc.)は、経済学を基盤としたビジネスコンサルティングを提供する企業です。「経済学でビジネスを科学する」をミッションに掲げ、ビジネスに有益な学知とビジネスを紐づけ、その便益を最大限享受できる仕組みを提供しています。慶應義塾大学、大阪大学、一橋大学、名古屋大学、関西学院大学、上智大学などに所属する多くの研究者が在籍し、強力な知識基盤を支えています。
■株式会社エコノミクスデザイン会社概要
名称 :株式会社エコノミクスデザイン(Economics Design Inc.)
所在地 :〒160-0022 東京都新宿区新宿1-3-8YK新宿御苑ビル4階
代表者 :今井 誠
設立 :2020年6月11日
事業内容:経済学をビジネスに活用したコンサルティング、経済学オンラインスクールの運営
【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/】
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
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