長野県箕輪町とバイウィルがカーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結

森林経営やLED 設備導入等により生まれる環境価値と経済価値の循環を起こし、箕輪町の地域脱炭素と地域経済の活性化に貢献

日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル（本社：東京都中央区、代表取締役社長：下村 雄一郎、以下「バイウィル」）は、長野県上伊那郡箕輪町（町長：白鳥 政徳、以下「箕輪町」）とカーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結しました。

2者は本協定をもとに、J-クレジット(*1)をはじめとする環境価値の創出・流通や、新たな事業・サービスの創出に取り組みます。

（写真右から）箕輪町長　白鳥政徳氏、バイウィル 代表取締役社長　下村雄一郎

*1：J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボン・オフセットなどに活用することができる。 

【締結日】

2025年2月4日 （火）

締結日当日には、箕輪町役場にて締結式を執り行いました。

【協定内容】

2者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現を目的として、以下の事項について協力します。

（１）環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供

（２）環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出

（３）その他、本協定の目的に資すると双方が認める事項

【締結の背景】

箕輪町は2022年7月3日、2050年までにCO2排出量実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

具体的には、住宅や事業所への太陽光発電、太陽熱利用システムの普及及び住宅の断熱化や公共施設のLED化等による省エネの推進、またソーラーカーポート等の再エネ導入促進、森林による吸収源対策などを行い、町民・事業者・行政が一丸となって取り組んでいます。

まずは、2030年度までに実質60％（2013年対比）のCO２排出量の削減目標を目指しています。

今回、それらの取り組みをJ-クレジット創出・活用へと繋げ、脱炭素活動のさらなる拡大に活かすべく、本連携協定に至りました。

なお、本件は、株式会社八十二銀行（本社：長野県長野市、取締役頭取：松下 正樹、以下「八十二銀行」）とバイウィルが2023年8月に締結したビジネスマッチング契約に基づき、八十二銀行よりバイウィルを箕輪町へ紹介されたことが契機となっています。

参考）
箕輪町ホームページ　『2050ゼロカーボンシティ宣言書』

（https://www.town.minowa.lg.jp/kurashi-tetsuzuki/kankyohozen/energy/1/4633.html）

箕輪町ホームページ　『地球温暖化対策アクションプラン2022』

（https://www.town.minowa.lg.jp/kurashi-tetsuzuki/kankyohozen/energy/1/4632.html）

【今後の展望】

箕輪町のカーボンニュートラルの実現を目指し、2者が連携して、J-クレジットの創出および流通を進めてまいります。J-クレジットの創出方法（方法論）については、LEDから着手し、森林経営についても検討する見込みです。

バイウィルは、箕輪町におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援します。

また、箕輪町による本取り組みがモデルとなることで、長野県の他自治体および民間事業者の脱炭素への波及も期待されます。

【2者概要】 

＜箕輪町 概要＞

■代表者：町長　白鳥 政徳

■所在地：長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪10298番地

■公式HP：https://www.town.minowa.lg.jp/index.html

＜バイウィル 概要＞

■名称：株式会社バイウィル

■代表者：代表取締役社長　下村 雄一郎

■所在地：東京都中央区日本橋2-3-21　群馬ビル6階

■事業内容：

・環境価値創出支援事業（クレジット創出）

・環境価値売買事業（クレジット調達・仲介）

・脱炭素コンサルティング事業

・ブランドコンサルティング事業

■公式HP：https://www.bywill.co.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社バイウィル　広報担当　

e-mail：[e-mail]

TEL：[phone]（代表）