富士通、TNFDフレームワークに沿った情報開示を宣言
自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)Adopterに登録
当社グループは、国際目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」(注1)に沿って、ネイチャーポジティブの実現に向け策定したあるべき姿の達成を目指し、TNFDフォーラム(注2)に2023年10月より参画してきました。今後TNFDフレームワークの開示推奨項目に沿って計画を策定、2024年以降開示し、開示内容を順次更新していく予定です。
当社グループはマテリアリティ(必要不可欠な貢献分野)(注3)である「地球環境問題の解決」の重点的な取り組み課題の一つに、自然共生(生物多様性の保全)を定めています。当社グループでは、かねてより生物多様性の保全に取り組み、沼津工場が2023年10月に環境省の「自然共生サイト」に認定されました。また、生物多様性への負の影響を評価する指標として選定した「エコロジカル・フットプリント」を用いた、企業活動全般を包括的に評価可能な算定方法を確立し、重大な負の影響要因を特定するなど、あるべき姿の達成に向け、様々な生物多様性保全活動を実施しています。これらの活動について、今後、TNFDの開示推奨項目に照らし合わせ、その位置付けを検討していきます。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【注釈】
注1
昆明・モントリオール生物多様性枠組:
2022年12月に採択された生物多様性に関する世界目標。2050年ビジョン、2030年ミッション、2050年グローバルゴール、2030年グローバルターゲットなどから構成されている。
注2
TNFDフォーラム:
TNFDのミッションと原則に沿った、国際的・学際的な協議グループ。
注3
マテリアリティ:
必要不可欠な貢献分野。当社は、地球環境問題の解決、デジタル社会の発展、ウェルビーイングの向上の3分野を定めました。
【関連リンク】
・自然共生(生物多様性の保全)「あるべき姿と短中期目標」
(https://www.fujitsu.com/jp/about/environment/environmental-symbiosis/index.html)
・富士通沼津工場「令和5年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞(2023年4月17日プレスリリース)
(https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/04/17.html)
・富士通沼津工場、環境省の「自然共生サイト」に認定(2023年10月6日プレスリリース)
(https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/10/6-1.html)
・富士通グループのマテリアリティ
(https://www.fujitsu.com/jp/about/csr/materiality/)
【当社のSDGsへの貢献について】
2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。
【本件に関するお問い合わせ】
総務本部 環境統括部
お問い合わせフォーム(https://www.fujitsu.com/jp/about/csr/contact/)
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