JR西日本とマップル、高さ制限を有する鉄道道路交差部における自動車事故の抑制対策で協働
~近畿統括本部沿線の高さ制限マップの活用により、鉄道の安全性・利便性の向上を図ります~
西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部(近畿統括本部長:三津野 隆宏、以下「JR西日本」)と株式会社マップル(代表取締役:大日方 祐樹、以下「マップル」)は、JR西日本の沿線において、両社で作成した鉄道道路交差部の高さ制限情報が記載されたデジタルマップ(※1)により、高さ制限を有する鉄道道路交差部での鉄道橋への自動車衝撃事故の抑制対策を行います。
※1…マップルで提供している高さ制限情報を踏まえたルート探索ができるMAPPLE LABS「MAPPLEのルート探索」を活用
●MAPPLE LABS:https://mapple.com/labs/
●MAPPLEのルート探索:https://labs.mapple.com/mappleroute.html
※1…マップルで提供している高さ制限情報を踏まえたルート探索ができるMAPPLE LABS「MAPPLEのルート探索」を活用
●MAPPLE LABS:https://mapple.com/labs/
●MAPPLEのルート探索:https://labs.mapple.com/mappleroute.html
JR西日本近畿統括本部の管轄エリアでは、道路上空に鉄道橋が架かる交差部において、道路通行車両が鉄道橋(橋防護設備含む)へ衝撃する事故が年間100~150件ほど発生しており、このうち年間数回程度は列車運行に支障する事故に至っています。こういった事故発生時には、鉄道利用者はもとより、多くの関係者(警察、道路管理者、周囲の通行車・歩行者など)に影響を及ぼすことになります。このため、高さ制限を有する鉄道道路交差部には、橋防護設備、監視カメラ、衝撃検知センサー、高さ制限表示看板などにより事故抑制対策を実施していますが、鉄道利用者や道路通行者のより一層の安全性・利便性の向上のため、更なる事故抑制対策が必要と考えます。
そこで、JR西日本とマップルは、JR西日本近畿統括本部が保有する高さ制限に関する情報(高さ制限地点の位置情報と高さ制限値)と、マップルの電子地図技術を掛け合わせることで、高さ制限に関する情報が記載されたデジタルマップを創り上げました。このデジタルマップを、マップルの「MAPPLE LABS(新領域や注力分野のサービスをデモサイトで体験できる場)」に掲載し、過去事故件数が最も多い車種であるトラックなどの自動車運転手が走行ルートを確認する際の補助ツールとして活用を促すことで、間接的に事故件数が抑制されることを見込んでおります。
JR西日本とマップルは、本取組みの推進により事故抑制を図ることで、鉄道・道路の安全性と利便性の向上に貢献してまいります。
≪デジタルマップの概要≫
○マップの範囲 :JR西日本近畿統括本部エリア(京阪神主要区間)の鉄道・道路交差部
○高さ制限箇所数:約700地点(698地点)
≪デジタルマップの沿線図≫
今回ご案内の取り組みは、SDGsの17の17のゴールのうち、特に9番、11番、17番に貢献するものと考えています。
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