ミロク情報サービスとマルチブックがパートナー契約を締結

グローバル企業の会計・税務・経営管理の一元化を共同で推進

株式会社マルチブック

2025年12月16日 09時00分

株式会社マルチブック（本社：東京都品川区、代表取締役社長渡部学、以下「当社」）は、株式会社ミロク情報サービス（本社：東京都新宿区、代表取締役社長是枝周樹、以下「MJS」）と相互紹介パートナー契約を締結しましたことをお知らせいたします。本協業により、グローバル企業の国内本社の基幹会計と海外拠点の会計・業務基盤を統合的に支援してまいります。

■背景
MJSは「日本経済の発展に貢献すること」を掲げ、設立以来45年以上にわたり、財務・会計を軸にERPシステムおよびクラウドサービスを提供しています。中堅・大企業向けERPパッケージ「Galileopt DX」をはじめとする幅広い製品群に加え、8,400の会計事務所との協業体制と30以上の拠点ネットワークを強みに、全国で18,000社の導入実績を有しています。15年連続で財務会計ERP市場No.1の実績を持ち、日本の企業経営を支えるリーディングカンパニーとして歩みを進めています。

当社は、35カ国での導入実績を持つグローバルクラウドERP「multibook」を提供し、日本企業の海外展開とガバナンス強化を支援してまいりました。近年、新リース会計基準をはじめ、財務情報の透明性向上と、IFRS（国際財務報告基準）などの国際的な会計基準との整合性を図る動きが加速しており、特にエンタープライズ企業を中心に会計・税務・経営管理のグローバル全体での一元化ニーズが高まっています。こうした背景を踏まえ、両社は協業体制を構築し、企業のグローバル会計管理の一元化を力強く後押ししてまいります。

MJSのソリューションを導入している企業は、国内本社での活用に加え、海外拠点の会計・業務を「multibook」で標準化することで、グループ全体を一元的に運用する体制を構築できます。グローバルに分散する会計データ・業務を標準化し、IFRS等の国際基準や新リース会計基準への対応、連結決算早期化、内部統制の強化を同時に実現できる運用体制の構築を目指します。グローバル全体を横断する共通ルールとデータ基盤を整備することで、事業環境の変化が大きい局面においても統制を効かせながら、成長機会を確実に捉える体制を整えることが可能です。

■今後の展望
MJSは、国内の会計・税務領域に強みを持つ顧客ネットワークを活用し、グローバル拠点管理が課題となる企業に対して「multibook」を提案してまいります。当社は、海外展開を支援してきた顧客基盤を活かし、国内業務の高度化を求める企業にMJSのソリューションをご紹介してまいります。また、共同セミナーや各種コンテンツの発信など、マーケティング活動にも注力してまいります。

両社は本協業を通じ、グローバル企業における会計・税務・経営管理の一元化を段階的かつ確実に進め、企業の国際競争力向上を長期的に支援してまいります。

■グローバルクラウドERP 「multibook」概要

2027年4月1日以後に開始する事業年度から強制適用となる新リース会計基準に対応。

導入が速い、処理速度が速い、解決が早い、速さを追求するグローバルクラウドERP。

12カ国語・多通貨・複数帳簿に対応し、全世界の拠点をシームレスに統合します。製造・商社・飲食・建設など多業種にわたり、上場企業から非上場企業まで、35ヵ国・600社以上での導入実績があります。

主な機能：会計、ロジスティクス、固定資産管理、IFRSリース資産管理、新リース会計基準、立替経費精算、マネジメントコックピット、BPOコックピット、外部連携(連結会計、倉庫管理等)機能

サービス名：「multibook」(マルチブック)

URL：https://www.multibook.jp/

※12の対応言語：

日本語、英語、タイ語、ベトナム語、韓国語、ミャンマー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語(繁体字・簡体字)、インドネシア語

■株式会社ミロク情報サービス　会社概要

会社名：株式会社ミロク情報サービス