「カオナビ」上で異動情報を一元管理できる新機能「フォーメーションビルダー」を提供開始

株式会社カオナビ

2025年2月27日 10時30分

　株式会社カオナビ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO：佐藤寛之、以下：当社）が提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、各部署から提出される異動案を一元管理する機能「フォーメーションビルダー」を、2025年2月27日（木）より提供開始します。

　本機能により、異動検討を行う際に発生する煩雑な取りまとめ作業が効率化され、各社の人事

戦略に基づく適切な人材配置をスムーズに行うことが可能となります。

■　複雑化する異動業務をサポートし、本質的な人材配置の検討を

　社会的に人材の流動性が高まっている中、社内においても人的資本経営に基づく人材育成や戦略的な組織変更、異動に対する本人の意思表示など、人材配置の検討がこれまで以上に複雑化しています。半期に一度大規模な異動がある企業や、毎月のように異動が発生する企業など、その規模やタイミングは各社様々ですが、いずれも人事の現場では、複雑で大量の異動業務に悩みを抱えている状況です。中でも、各部署から提出された異動案を取りまとめ整備する作業に、人事部の負担が大きくかかっているといわれています。異なるフォーマットの情報集約、誤入力や記入漏れの指摘・修正、異動希望の確認など、こうした作業に時間がとられ、本来必要な異動検討の時間が逼迫している状況です。

　この課題を解決するため、「フォーメーションビルダー」の開発に至りました。これまで手作業で行っていた集約や確認がシステム化され、統一されたデータベースの中でスムーズな異動検討を行うことが可能となります。

■　「フォーメーションビルダー」機能概要

　煩雑な人事異動業務を効率化し、各社の人事戦略に基づく人材配置を後押しする機能です。人事担当者は、各部署から提出された異動案を取りまとめ用シートに取り込むことで、人事異動の全体像を一覧で確認できます。また、社員情報の項目を必要に応じてカスタマイズできるほか、確認が必要な箇所にはアラートが表示されるなど、異動の検討に必要な情報を効率的に整備することが可能です。

＜フォーメーションビルダー詳細サイト　：https://www.kaonavi.jp/func/formationbuilder/ ＞

【機能のポイント】

・異動検討から取りまとめまで「カオナビ」上で完結できる

　人材データベースをもとに作成された「カオナビ」の異動シミュレーションを、本機能へシームレスに連携することが可能です。人事担当者は各部署が保存した異動案をボタン一つで取り込め、誤入力や情報の抜け漏れの確認が不要です。異なるフォーマットで取りまとめる際に発生する余計な統合作業が省略できます。

・異動対象者の抜け漏れを簡単に確認できる

　異動基準として検討されることが多い「滞留年数」「等級」「異動希望の有無」などの項目で、対象社員を絞り込むことが可能です。異動案で変更された項目はハイライトされるため、異動が必要な社員が抜け漏れなく異動案に含まれているか、簡単に確認することができます。

・最新の異動情報を人事マスタシステムに手間なく反映できる

　取りまとめた異動情報は、簡単に「カオナビ」へ反映できるだけでなく、CSVデータを利用し他のシステムを更新することも可能です。作業の手間を削減しながら、社員の情報を最新の状態に保つことができます。

■　タレントマネジメントシステム「カオナビ」について

　「カオナビ」は社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理して可視化することで、最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にします。そして、社員一人ひとりの価値を最大限に引き出し、人的資本経営の実現を支援します。

＜カオナビ　：https://www.kaonavi.jp/＞