【新刊情報】冬の訪れを優しく教えてくれる絵本『ゆきのようせい』発売！　　　　　　　　　　　　　

北海道出身の絵本作家 松田奈那子が、冬を告げる神秘的な「雪虫」を柔らかに描く！

児童書出版社、株式会社岩崎書店（代表取締役社長：小松崎敬子、本社：東京都文京区）は、『ゆきのようせい』（作：松田奈那子／監修：石黒誠）を、2021年10月28日に発売いたします。

雪虫を知っていますか？雪虫は北海道・東北地方で主に見られる虫で、アブラムシの仲間です。白くて、ゆっくりふわりと雪が舞うように飛ぶため、「雪虫」と呼ばれるようになったそう。本作では、この雪虫を鮮やかな季節の移り変わりと共に優しく描きます。健気で小さな雪虫の物語を通して、秋から冬へ移ろう森や町の空気感を味わえます。この絵本で神秘的な冬の訪れを追体験してみてはいかがでしょうか。これからの時期にぴったりの心温まる１冊です。
 

• 書籍内容

秋のおわり、雪虫は森から街まで、あらゆるいきものたちに冬の訪れを知らせにゆきます。

ある一匹の雪虫も、りすやくまのおやこたちのところへ伝えに行きますが…
もうすでに知っていたようです。

街につくと子どもたちに出会います。そのとき、ある奇跡が起こります。

 

• 書籍情報

・書名：ゆきのようせい
・作：松田奈那子
　監修：石黒誠
・ISBN：978-4-265-08179-0
・定価：1,540円（本体1,400円＋税）
・発売日：2021年10月28日
※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります。
・販売場所：全国書店、ネット書店、他

Amazon：https://www.amazon.co.jp/dp/4265081797/
楽天ブックス：https://books.rakuten.co.jp/rb/16866861/
紀伊國屋書店：https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784265081790

●書誌詳細ページ： https://www.iwasakishoten.co.jp/news/n43489.html
 

• 著者情報

 

◆作・絵：松田奈那子
1985年、北海道岩見沢市生まれ、江別市育ち。画家、絵本作家。2012年第1回白泉社MOE絵本グランプリ受賞をきっかけに『ちょうちょ』(文・江國香織/白泉社)でデビュー。その他絵本作品に、『やさい ぺたぺた かくれんぼ』などの造形遊びの絵本シリーズ(アリス館)、『みつけてくれる?』『どたんばたん おるすばん』(あかね書房)、『こびん』「うたのすきなねこ ララとルル」シリーズ(風濤社)、『ふーってして』『ぱったんして』（KADOKAWA）、『ねこはすっぽり』（文・石津ちひろ/こぐま社）など多数。2020年公開のアニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』では劇中画を手掛けた。


◆監修：石黒誠
1973年、北海道南富良野町生まれ。東京農業大学卒業。富良野市博物館に学芸員として勤務の後、2004年に写真家として独立。富良野市を拠点に動植物の生態や森林の取材を続ける。絵本作品に、『たくさんのふしぎ　雪虫』『たくさんのふしぎ　トドマツ』（福音館書店）がある。公益社団法人日本写真家協会会員。