高い経済成長を背景に堅調なインドの『企業業績』
三井住友DSアセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:猿田隆)は、経済イベントや市場動向に関するマーケットレポートを日々発行しております。このたび、マーケットレポート「高い経済成長を背景に堅調なインドの『企業業績』」を2023年1月18日に発行いたしましたので、お知らせいたします。
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2022年は、インフレ高進に伴う中央銀行の金融引き締めと先行きの景気悪化を懸念して、世界の株式市場が大きく調整しました。こうしたなか、ひとり気を吐いたのがインド株です。主要な株価指数のSENSEX指数の年間リターンは4%のプラスでした。生産年齢人口の増加やデジタル化の進展などを背景に、今後も高い経済成長を維持できるとの見方から、堅調な『企業業績』を見込んでインド株に資金が流入しました。
【ポイント1】欧米の『企業業績』が悪化するなか、インドは好調持続
■インド株堅調の背景には、経済の高い成長に伴う業績期待があるとみられます。インドの『企業業績』の見通しは、世界経済が大きく減速することが見込まれているなかでも、着実に拡大することが予想されています。
■ブルームバーグによれば、SENSEX指数の今後12カ月の予想1株当たり利益(EPS)は増加を続けている一方、米S&P500種指数の予想EPSは、22年7月以降減少傾向が続いています。この企業業績の見通しの違いが、22年の株価パフォーマンスに現れたとみられます。
【ポイント2】バリュエーションは割高ではない
■一方、SENSEX指数のバリュエーションをみると、『企業業績』の見通しが堅調なことから、一時の割高感は後退しています。SENSEX指数の予想株価収益率(PER)は足元で19倍台に低下しており、コロナショック前の水準に概ね戻っています。SENSEX指数は最高値圏にあるものの、必ずしも買われすぎとは言えません。
【今後の展開】23年も『企業業績』は堅調続く
■23年のインドの『企業業績』見通しは堅調です。より銘柄数の多い株価指数「MSCI INDIA」の予想EPSでみても、前年比+19%と高い伸びが見込まれています(ファクトセット、1月16日)。これは米S&P500種指数の予想EPSの同+4%を大きく上回っています。
■インドの高い経済成長に伴う堅調な『企業業績』は、今後もインド株市場に投資マネーを呼び込みそうです。
重要な注意事項
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
【三井住友DSアセットマネジメント株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:
一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
2022年は、インフレ高進に伴う中央銀行の金融引き締めと先行きの景気悪化を懸念して、世界の株式市場が大きく調整しました。こうしたなか、ひとり気を吐いたのがインド株です。主要な株価指数のSENSEX指数の年間リターンは4%のプラスでした。生産年齢人口の増加やデジタル化の進展などを背景に、今後も高い経済成長を維持できるとの見方から、堅調な『企業業績』を見込んでインド株に資金が流入しました。
【ポイント1】欧米の『企業業績』が悪化するなか、インドは好調持続
■インド株堅調の背景には、経済の高い成長に伴う業績期待があるとみられます。インドの『企業業績』の見通しは、世界経済が大きく減速することが見込まれているなかでも、着実に拡大することが予想されています。
■ブルームバーグによれば、SENSEX指数の今後12カ月の予想1株当たり利益(EPS)は増加を続けている一方、米S&P500種指数の予想EPSは、22年7月以降減少傾向が続いています。この企業業績の見通しの違いが、22年の株価パフォーマンスに現れたとみられます。
【ポイント2】バリュエーションは割高ではない
■一方、SENSEX指数のバリュエーションをみると、『企業業績』の見通しが堅調なことから、一時の割高感は後退しています。SENSEX指数の予想株価収益率(PER)は足元で19倍台に低下しており、コロナショック前の水準に概ね戻っています。SENSEX指数は最高値圏にあるものの、必ずしも買われすぎとは言えません。
【今後の展開】23年も『企業業績』は堅調続く
■23年のインドの『企業業績』見通しは堅調です。より銘柄数の多い株価指数「MSCI INDIA」の予想EPSでみても、前年比+19%と高い伸びが見込まれています(ファクトセット、1月16日)。これは米S&P500種指数の予想EPSの同+4%を大きく上回っています。
■インドの高い経済成長に伴う堅調な『企業業績』は、今後もインド株市場に投資マネーを呼び込みそうです。
重要な注意事項
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
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■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
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