【兵庫県川西市2024】川西市が吉田孝行さんに市民栄誉賞を贈呈

「ヴィッセル神戸」をJ1リーグ初優勝に導く

川西市

2024年1月17日 10時17分

１月１５日、川西市役所（中央町１２－１）で、川西市出身の元プロサッカー選手で現ヴィッセル神戸監督の吉田孝行（よしだ　たかゆき）さんに川西市民栄誉賞を贈呈した。越田市長より吉田さんに表彰状が手渡され、祝辞などが述べられた。

川西市民栄誉賞は、芸術家やスポーツ選手、芸能人、研究者などで輝かしい成果や成績を収め、市民に希望や活力を与えた方に贈られる。越田謙治郎市長がその功績を称えて表彰状を笑顔で手渡した。

吉田さんは、川西市立東谷中学校や滝川第二高等学校卒業後、横浜フリューゲルス（現横浜Ｆ・マリノス）に入団。現役時代のポジションはフォワード。

平成２５年に現役のサッカー選手を引退し、ヴィッセル神戸のコーチなどを歴任。その後、ヴィッセル神戸の監督を務める。２０２３明治安田生命Ｊ１リーグにおいて、ヴィッセル神戸を初優勝に導いた。また、シーズン終了後には自身初となるＪ１優勝監督賞を受賞するなど、川西市の名を全国的に高めた。

受賞した吉田さんは、「川西では中学時代を過ごしました。当時チームは強くはなく、その時プロになるとは思っていませんでした。顧問がとても熱心で、セレクションの際、滝川第二高等学校まで送り迎えをしてくれました。その顧問がいなければ今の自分はいないので、感謝しています。自分の原点である川西で、素晴らしい賞をいただけて光栄です。関わる人全員に感謝したいです。」などと話した。