テイクアンドギヴ・ニーズが「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」東京都知事賞を受賞

～重度障がい者の高い定着率と、式場清掃を通したホスピタリティへの貢献を評価～

婚礼大手の株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ（本社：東京都品川区 代表取締役社長：岩瀬 賢治）は、障がい者雇用において特色ある優れた取り組みを行う企業として、「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」の東京都知事賞を受賞したことをお知らせいたします。

当社では、2007 年から障がい者雇用に取り組んでいます。現在重度の知的障がいのある26名、軽度の知的障がいのある2名の合計28名の社員が東京都内の当社結婚式場の清掃業務を担当しており、雇用率は法定雇用率（2.5%）を上回る2.94%です。就業困難性が高い重度障がい者を中心に雇用し、他社平均の61.5%*を大幅に超える約80％という高い定着率を維持している点や、式場の清掃を通して当社の主力事業であるウェディングにおけるホスピタリティ向上に貢献している点が評価されました。

＊障害者職業総合センター調べ

当社の障がい者雇用チームには、高いスキルを持ち、外出時に適切なサポートをする行動援護従業者や移動支援従事者といった資格を多数所有するソーシャルパートナーが在籍し、障がいを持つ社員の業務や生活上の支援を実施。障がい特性に応じて清掃場所や指示内容を視覚的に明確にするツールを取り入れるなど、様々な工夫をしながら清掃業務の遂行をサポートするほか、社員毎に用意し、毎日記載する連絡帳を活用してご家族や支援機関との密な情報共有をしています。また、全社朝礼や社員総会等の社内行事にも他の社員と同様に参加し、ご家族も一緒に勤続表彰を行うなど、会社の一員として、共に働く仲間と共に様々な経験ができる環境も整備しました。

このような取り組みが高い定着率や10年という平均勤続年数に繋がり、現在では、外部講演や国際協力機構(JICA)等の団体及び企業からの視察受け入れも多数実施しています。

当社は、今後も社員一人ひとりが働きがいを感じながら能力を最大限に発揮できる環境づくりとともに、ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン(DE＆I)の推進を目指してまいります。

 

 

■障害者雇用エクセレントカンパニー賞について

東京都は、障がい者が職場でいきいきと活躍することができる環境を整備するため、障害者雇用の特色ある優れた取り組みを行う企業を募集し、優良な企業を表彰します。障がい者法定雇用率を達成している都内企業のうち、障がい者の能力開発や処遇改善を積極的に行うなど、優良な取り組みを行う企業を選定し、東京都障害者雇用優良取組企業として「障害者雇用エクセレントカンパニー賞」（東京都知事賞、産業労働局長賞）を授与します。さらに、受賞企業の取り組みをホームページや事例集などで広く紹介し、障がい者雇用に関する周知啓発を行っています。

https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/shogai/shien/award/

 

■テイクアンドギヴ・ニーズのダイバーシティへの取り組み～障がい者雇用～

以下の動画で当社の障がい者雇用について紹介しています。

https://vimeo.com/1026799226/7bc7d40205

＜参考＞

■DE＆Iに関するその他の主な取り組み

・同性カップルとその子どもを家族として福利厚生の対象とする「パートナーシップ宣誓制度」

・NPO法人 虹色ダイバーシティ理事 村木真紀氏の社外取締役就任

・社内向けLGBTQ研修の実施や、DE＆I関連のオンラインセミナー及び動画アーカイブ配信

・社内DE＆Iコミュニティを通した情報・意見交換

・部門責任者の女性比率33%