ガモール堂を拠点に巣鴨で「Cleanup & Coffee Club」を3月より開始

～大正大学学生が中心となり“ｺﾞﾐ拾いとｺｰﾋｰ”で人とのつながりを創出～

学校法人大正大学

2023年4月20日 10時00分

大正大学（学長：髙橋秀裕、所在地：東京都豊島区）の学生が店舗の企画・運営をおこなうガモール堂 ※1を拠点として、巣鴨で「Cleanup & Coffee Club ※2」を月に一回開催しています。
「Cleanup & Coffee Club」は、ゴミ拾い及び清掃後のコーヒータイムを通して、地域で人脈をつくることを目的とした活動です。巣鴨での活動は2023年3月から開始され、この拠点づくりにあたっては、本学の地域創生学部地域創生学科3年の田中萌々花さんが中心となりました。
現在8つある拠点のうち、巣鴨では、引き続き田中さんが中心となって活動日の決定や情報の発信を担っていく他、当日朝の準備から片付けまでをおこない、巣鴨地域での人脈創出に貢献しています。

清掃開始前に挨拶と声がけをする田中さん

初対面の人ともすぐにうちとけるゴミ拾い活動

清掃後のコーヒータイム

田中さんは、本学の授業で巣鴨の住民と接する機会があり、まちづくりに関わりたいという思いを持つ人々にたくさん出会いました。そのような人々が動き出すきっかけになる人脈づくりをしたいと考えた田中さんは、高校時代に池袋で開催されていたマルシェイベントへの参加をきっかけに知り合った「Cleanup & Coffee Club」の運営メンバーと話し合い、巣鴨のガモール堂を拠点とした本活動の開始を計画。自ら企画書を作成し、ガモール堂に提案をおこないました。その結果、見事企画が通り、2023年3月より巣鴨での活動開始に至りました。

【ポイント】

巣鴨のガモール堂を拠点とした「Cleanup & Coffee Club」は、本学学生が中心となり、SNSなどでの呼びかけで集まった地域住民と共に活動をおこなっています
ゴミ拾いと清掃後のコーヒータイムを通して、若者と地域社会の接点や、直接顔を合わせることで地域住民に対しての理解を深めるといった、巣鴨での新しいつながりを創出します
大学での学びと自らの人脈を組み合わせた、学生による自主的な地域貢献活動です

（※1）ガモール堂…2021年10月にオープン。大正大学地域創生学部の学生だけで一から企画･運営している。本学部の地域実習で関係構築した淡路産の食材を使用したフレッシュスムージーや近くの青果市場や青果店での規格外野菜・果物でつくるスムージーなど、本学の地域創生学部にしか作り出せないSDGｓ社会貢献型店舗。NHK WORLD-JAPAN Newsをはじめ、多数ＴＶでも紹介されている。
営業日時：土曜日、日曜日　10時00分から18時00分まで
店舗場所：ガモール堂（〒170-0001　東京都豊島区西巣鴨2-7-9）
SNS情報：Instagram「gamalldo（ガモール堂）」／URL：https://www.instagram.com/gamalldo/

（※2）Cleanup & Coffee Club…地域のゴミ拾い活動だが、活動目的は街をきれいにすることではなく、地域で友達を作る事、そして地域で活動をはじめる人を応援すること。友達を作る手段として、毎月一回のゴミ拾いとその後のコーヒータイムをおこなっている。活動拠点は東池袋にあるコミュニティスペース『ひがいけポンド』など。（主催者：一般社団法人Cleanup&Coffee Club 高田将吾、夏井陸、伊東裕）
https://www.instagram.com/cleanup_coffee_club/

【巣鴨ガモール堂「Cleanup & Coffee Club」　次回開催予定日】
日時：2023年5月14日（日）　9：30～11：00
※6月以降も月1回で活動予定。「Cleanup & Coffee Club」HPで順次公開。
集合場所：ガモール堂
その他：事前申し込みは不要

◆地域創生学部　地域創生学科
2016年に開設した経済学を基盤とする、「知識」と「実践」が融合した学部です。本学部の特色である「地域実習」では、全国各地において数週間にわたり実習を行い、地域の課題と資源を発見し、持続可能な地域づくりに向けた解決方法を検討して実践することを経験します。1年次と2年次では、都市部と地方地域の実習を経験し、都市と地方を比較して検証する力を身に付けます。そして3年次には、個々の研究テーマを絞り、さらに地方にコミットすることで、理論的学びを実践的知識に転化し、4年次の卒業研究に結実させていきます。これらの学びを経ることで、日本の未来を築く「地域人」を養成します。

◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年（1926）の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP：https://www.tais.ac.jp/