わが社の壁を越える架け橋──AIoT株式会社NGUYEN MANH HUNG氏が駐日大使とともに描く「地方創生×日越DX」の未来

SAJ

今年で創設40周年を迎え、会員企業は800社以上いる一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)の会員であるAIoT株式会社(本社:東京都、代表取締役CEO:NGUYEN MANH HUNG〈タケオ〉)は、「ITの力で壁のない世界をつくる」をビジョンに掲げ、AI・IoTを中心としたシステム開発と地域DX支援を展開しています。日越合わせて70名の体制を擁し、ベトナムに子会社とラボを持つ同社のCEOであるタケオ氏は、ハノイ工科大学(日本の東大・京大レベルに相当)出身のエンジニア経営者として、日本とベトナムを技術と人脈で結ぶ架け橋であり続けています。こうした背景を踏まえ、本リリースでは2025年11月に実現した駐日ベトナム大使との秋田県訪問をはじめとする最新の地方創生活動と、タケオ氏のキャリアおよび経営哲学をご紹介します。

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駐日大使とともに秋田へ──「デジタルデスク」構想で地方創生DXに挑む

背景として、秋田県は日本国内でも人口減少・高齢化が最も進行している地域の一つであり、DX推進は地域経済の持続的成長にとって喫緊のテーマとなっています。こうした社会課題に対し、AIoT株式会社は2025年11月18〜19日、ファン・クアン・ヒエウ駐日ベトナム大使の秋田県訪問に同行。秋田県副知事・谷剛史氏との会談に出席し、ベトナムの最新経済動向および日越協力の可能性について幅広い議論を行いました。

本訪問でAIoTは、一般社団法人在日ベトナムDX協会(VADX Japan)および在日ベトナム起業家コミュニティ(E-Future)と連携し、秋田県と地元企業に対して以下の4つの具体的提案を行いました。

「デジタルデスク」構想の提案:地域企業のDX推進を一元的に支援する仕組みの構築

「Akita DeX」への参画および機能拡張の検討:秋田県のDXプラットフォームへの技術的貢献

ベトナムITリソースを活用した課題解決型マッチング支援:IT人材不足への即効性ある対応策

秋田スタートアップのベトナム市場進出支援:双方向の事業連携による経済圏の拡大

一方で、この活動はタケオ氏が個人として積み重ねてきたコミュニティ活動の延長線上にあります。一般社団法人在日ベトナム起業家支援協会(E-Future)会長・一般社団法人在日ベトナムDX協会(VADX Japan)副会長として培った人脈とネットワークが、今回の大使同行という形で結実したものです。「地方自治体レベルでの日越DX連携モデル」の構築を目指す同社の取り組みは、日本が直面する地方創生とIT人材不足という二つの社会課題に同時に応えるものとして注目されます。

「ITと日本語の両方ができる」──名門大学院人材が支えるAI開発の差別化

オフショア開発を謳う企業は数多い中、AIoT株式会社の最大の強みは単なるコストメリットではありません。日本側メンバーのほぼ全員が千葉大学・早稲田大学などの名門大学院でAI研究を修めた人材で構成されている点が、競合他社との決定的な差異です。

「今の時代、AIができますという会社はたくさんあります。でも、弊社の日本側のメンバーは、私と同じように、日本の大学院でITを研究してきた人材なんです」とタケオ氏は語ります。

さらに行政・外交機関への技術貢献という実績も同社の信頼性を裏付けます。ベトナム大使館の公式ホームページへのAIチャットボット無償提供がその好例で、在日ベトナム人がビザ更新や行政手続きについてAIで相談できる仕組みを構築。有人対応と同等の知識・品質でナチュラルに対話できるこの取り組みは、ベトナム大使館だけでなくベトナム政府からも高く評価されています。

同社の事業は単なるオフショア開発にとどまりません。DXシステム開発・BPO支援・経営戦略コンサルティング・M&A支援・ベトナム進出支援という5つの事業軸を持ち、「技術の提供」から「経営の伴走」まで一気通貫で対応するフルスタック型の体制が、大手企業との差別化要因となっています。

コミュニティへの貢献が生む人材の好循環──「タケオブランド」という引力

こうした優秀な人材はどのように集まるのか。タケオ氏自身がハノイ工科大学(日本の東大・京大レベルに相当)の出身であることに加え、在日ベトナムコミュニティでの長年の活動が「パーソナルブランディング」として機能しています。

「在日ベトナムのコミュニティの中で、『タケオさん』というブランドができていて、みんな知ってくれているんです。だから自然と、優秀な後輩たちから『一緒にやりたい』と声がかかる」

この好循環は偶然ではありません。タケオ氏は一般社団法人在日ベトナム起業家支援協会(E-Future)で若い経営者たちを支援し続け、その活動は駐日ベトナム大使館より表彰状を授与されるほどの社会的評価を受けています。技術力と人間関係を両輪に回すことで、採用コストをかけずに優秀な人材が集まる組織文化を作り上げてきました。

ドラえもんが灯した情熱──紙でアルゴリズムを学んだ少年が、AIで社会を変える

タケオ氏がITへの情熱を抱いたきっかけは、意外にも日本の漫画でした。

「特にドラえもんが大好きで。ドラえもんの道具って、今のAI時代でもまだ作れないものがいっぱいあるんですよ。あの日本人の想像力のすごさに、興味を持ちました」

当時のベトナムでは家庭が裕福ではなく、おもちゃは「全部自分で作る」ものだったと言います。その経験が「ものをゼロから創る喜び」の原体験となり、パソコンもまだ普及していない時代に、紙にアルゴリズムを書きながらプログラミングを独学するという珍しい少年時代を過ごしました。

「ゲームよりもアルゴリズムが大好きで、中学から高校、大学までずっと勉強していました。もしかしたら、あの時から将来の仕事が決まっていたのかもしれません」

豊橋技術科学大学でITを学び卒業後はアクセンチュアに入社。開発の最前線で長年活躍した後、ベトナムのオフショア開発会社で営業を経験。2018年、4人の仲間とともにAIoT株式会社を設立し、今年で創業8年目を迎えます。

「営業は簡単じゃない」──エンジニア経営者が痛感した信頼の本質

創業当初、タケオ氏を待っていたのは厳しい現実でした。

「仲間と会社を作った時、『営業は簡単でしょう。技術があるし、仕事もスムーズにいくだろう』と皆そう思っていました」

しかし現実は全く違いました。メール1,000通送っても返信は約10件、打ち合わせにつながるのは2件程度、そこから契約ゼロという日々が続いたのです。

「日本でのビジネスは、信頼関係がとても大事。全く知らない相手に仕事を振るなんて無理だと気づいた」

この教訓から、タケオ氏は営業の方法を根本から見直しました。以前から信頼関係を築いていた友人から最初の案件を受注し、「成果を出すこと」と「積極的なヒアリングと提案」を徹底することで信頼を積み重ねていきました。この地道な積み重ねが、創業8年で日越70名規模への成長を実現した礎となっています。

SAJというステージで「受ける側」から「与える側」へ

タケオ氏がSAJに加入したのは約1年前。40周年記念イベント、ゴルフ交流会、ブロックチェーン勉強会など、幅広い活動に積極的に参加しています。

特に印象に残った体験として挙げるのが、ヤマト運輸の羽田空港施設見学です。「普通は外からしか見られない大手企業の内部で、ITや自動化・無人化がすごく使われていて。SAJがなければ体験できなかった」と語ります。

そして今、タケオ氏は次のステップへと目を向けています。施設見学後の交流会で「次はJALの見学がしたい」という声が上がった際、自社顧問に元JAL役員がいることを思い出しました。

「自分の人脈を活かして、コミュニティに貢献する。それが次の目標です」

SAJ40周年という節目の年に、タケオ氏が示す「受ける側から与える側へ」というSAJへの貢献姿勢は、IT業界のグローバル化と多様性の重要性を体現するものです。「技術の力で壁のない世界をつくる」というビジョンは、一経営者の夢を超えて、業界全体の未来を照らす光となり得ます。

【プロフィール】

NGUYEN MANH HUNG / タケオ(グエン・マン・フン / たけお) ベトナム出身。豊橋技術科学大学でITを学び、卒業後アクセンチュアに入社。開発の最前線で長年活躍した後、ベトナムのオフショア開発会社で営業を経験。2018年、4人の仲間とともに会社を設立、CEOに就任。現在、日越あわせて約70名の体制で、AI・IoT技術を中心としたシステム開発を展開。ベトナム大使館へのAIチャットボット無償提供など、社会貢献活動でも知られる。「壁のない世界」の実現を目指し、技術と人間関係の両輪で、日本とベトナムの架け橋となることを使命としている。

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【一般社団法人ソフトウェア協会】

一般社団法人ソフトウェア協会(略称:SAJ)は、ソフトウェアに関わるあらゆる企業、団体、個人を繋ぎ、デジタル社会の実現を推進する業界団体で、800社以上にご加入いただき、創立40周年を迎えることができました。これからもソフトウェアの未来を創造し、国内外のデジタル化推進に貢献してまいります。

入会お問い合わせ・詳細は以下ページよりご連絡ください。

一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)事務局お問い合わせページ:https://www.saj.or.jp/contact/

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【関連リンク】​

​​インタビュー記事全文https://www.saj.or.jp/40th_branding/heroes_aiot

​​本企画のインタビュー記事一覧:​​ https://www.saj.or.jp/40th_branding

​​SAJ 40周年記念サイト:​ https://40th.saj.or.jp/

一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)https://www.saj.or.jp/​​

AIoT株式会社様 公式サイトhttps://aiot-global.com/

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会社概要

URL
https://www.saj.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル
電話番号
03-3560-8440
代表者名
田中 邦裕
上場
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資本金
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設立
1986年02月