イギリス・ブリストル市の文化機関「ウォーターシェッド」とクリエイティブ交流を目的に連携協定を締結
一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)は、このたび、イギリス・ブリストル市の文化機関「WATERSHED」(ウォーターシェッド/CEO:Clare Reddington)と、2023年12月19日に相互連携に関する覚書(MOU)を締結しました。
イノベーションで見事な地域再生を果たしたブリストル市は、「ロンドンに次ぐ第二のデジタルビジネスのハブ」といわれるまでに発展しています。ウォーターシェッドはブリストル市とイギリス映画協会等の共同出資によりイギリス初のメディアセンターとして設立され、港湾地区再生の役割を担うとともに、クリエイティブの切り口でブリストルにおけるイノベーションを牽引する文化機関です。190以上のアーティスト、クリエイター、研究者、技術者が集まるラボ機能を通じて、クリエイティブと最先端の研究、最新テクノロジーをつなぐコラボレーションに注力しています。
今年6月、ナレッジキャピタルの国際交流チームがウォーターシェッドを訪問したことを契機に情報交換を重ね、今回の連携協定締結にいたりました。さまざまな人たちの知を結び合わせて新しい価値を生み出す“知的創造・交流の場”であるナレッジキャピタルのコンセプトとの親和性が非常に高いため、今後、クリエイティブやイノベーションに関する情報交換やミッショントリップ、それぞれの参画者のマッチング、クロス・マーケティングなどの相互協力を推進する予定です。
ナレッジキャピタルは、産業創出、人材育成などにおける国際交流活動として、これまでに18機関と連携し、各国の企業や公的機関とのビジネスマッチングの実施や国際展示会等への相互出展をしてきました。また、ナレッジキャピタルをハブに各海外連携機関をつなぎ、これまでにない教育プログラムを開発するパートナーシップを締結するなど、人材育成に関する活動も行っています。
今回のMOU締結により海外との連携機関は19機関となりました。今後もナレッジキャピタルは、各機関と国際交流を通じた新しい価値の創造を目指してまいります。
■ウォーターシェッドとは
イギリスで最もクリエイティブな都市と言われるブリストル市の港湾地区の再生事業の一環
として1982年に市とイギリス映画協会等の共同出資により設立された文化機関。映画館、クリエイティブスタジオ、イベントスペース、カフェ等を運営する。映画文化・アート・テクノロジーの実践、人材育成の先進的なセンターとして国際的に知られている。2012年には、“Play(遊び)”を通して都市を思いがけない驚きの交流が溢れる場所に変え、人と人、人と都市のつながりが強い未来の都市ビジョンを提案するグローバルなイノベーションプラットフォーム「Playable City®」を立ち上げた。
■ナレッジキャピタル海外連携先一覧 *印は公的機関
* アルスエレクトロニカ | オーストリア(リンツ)
* Hong Kong Cyberport Management Company Limited | 香港
* 香港サイエンステクノロジーパーク社 | 香港
* デジタルアートセンター | フランス(アンギャンレバン)
* クリエイティブ・エコノミー・エージェンシー | タイ(バンコク)
* 台湾デザイン研究院 | 台湾(台北)
* TUBA | フランス(リヨン)
Smart City Consortium | 香港
* CEA Leti | フランス(グルノーブル)
* アトリエ・アート・サイエンス | フランス(グルノーブル)
* アダム・ミツキエヴィッチ・インスティチュート | ポーランド(ワルシャワ)
Wacano | フランス(ヴァルドワーズ)
* ウィーン・ビジネス・エージェンシー | オーストリア(ウィーン)
* 国立アジア文化殿堂財団 | 韓国(光州)
黄龍万科センター・ナレッジシティー | 中国(杭州)
* タイ国家イノベーション庁 | タイ(バンコク)
* キルギス共和国ハイテクパーク | キルギス共和国
* アドバンテージオーストリア | オーストリア
* ウォーターシェッド | イギリス
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像