「ながおか 米百俵フェス」初日レポ! Part.2

打首獄門同好会、甲斐バンド、GYUBIN、DA PUMP、FUNKY MONKEY BΛBY'S、MAZZEL、ME:I、みいつけた!オフロでショー、ひなたが出演

株式会社キューブ

■5月24日  <DAY1> 

<MAZZEL>

ダンス&ボーカルグループ「MAZZEL」のライブは、大歓声の中、「Parade」でドラマティックに幕を開けた。ステージの下手と上手に分かれ、クロスするように姿を見せると、美しいファルセット、ド迫力のダンスなど1曲の中に、聴きどころ、見どころが満載の楽曲で釘付けに。「米フェス楽しんでいますか」と声かけたRANは雨雲を指差すと「さぁ、こんな天気ですけど、めちゃくちゃ楽しいフェスをやっているって聞いて、来ちゃいました。次の曲は全員で盛り上がれる曲。みんな手のひら見せてくれますか」と誘うと、メロディアスなデビュー曲「Vivid」で、会場をダンスフロアに一変させた。

高い身体表現で、見る人を一瞬で魅了してしまう8人。MCでは「FUNKY MONKEY BΛBY'Sさんと、DA PUMPさんに挟まれて緊張していた」と本音を明かした。しかし緊張を上回る〝気合い〟がファンはもちろん、ファミリーなど初めてMAZZELに触れた人たちの心をわしづかみに。じっとしていられない熱を会場中に広げ、空気をひとつにしていた。「CAME TO DANCE」では手にしたタオルを回し始めると、観客も応戦。会場の各所で、MAZZELの名が刻まれた水色のタオルを回し、鮮やかな花を咲かせていた。8人は序盤からアクセル全開。トリッキーな歌声で耳を刺激した「Waterfall」では、水しぶきなどを繊細に表現し、ダンスとシンクロした世界観で圧倒した。ソロのダンスでは、アクロバティックな動きで、各人が個性を打ち出しMUSE(ファンネーム)との距離を近くしていた。

パーティーロックチューンの「King Kila Game」では、「♪一番正しい奴は 一番楽しい奴だろ」の歌詞を体現するかのように、全力で会場を盛り上げていく。ステージの上手、下手と移動しながら、ひと夏の思い出を歌った「Seaside Story」では、心地良いトラックに乗せ「揺れろ揺れろ」とあおる一幕もあった。

RENのガラスをぶち破るような激しい動きで始まった「J.O.K.E.R.」は息もつかせぬダンスで興奮状態に。「J」「O」「K」「E」「R」と会場からも、大きな声が上がっていた。それぞれがそのスキルを見せつけるように、倒立などのダンスをバトルのように繰り広げていく。圧巻のパフォーマンスで唯一無二の存在感を示していた。

<DA PUMP>

ジングルの後、「Let’s go!」と勇ましくステージに滑り出てきた6人。最後に姿を見せたISSAは「雨ぶっ飛ばして行こうぜ!」と声を掛け「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」をドロップ。心地良いサウンドに、揺れが大きくなっていった。ダンスと歌でキメた後のMCでは、ISSAが「米が非常に大変な時期ではあります」と口を開くと、YORIが「5キロ2千円台でいってほしい」と応え、この日のライブのテーマは「米問題」と軽快なトークで観客を沸かせていた。アクロバティックなダンスとラップが光る「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」、「if…」ではISSAのグルービーな歌声が長岡の広い大地に響き渡った。縦に一列に並んで始めた「Feelin' Good -It's PARADISE-」では冒頭の「♪Feelin' Good」の歌声を、観客が頭上クラップで歓迎。6人が生み出す世界に酔いしれていた。ISSAが「〝米〟の時間をやりましょう」と提案し、KIMIが「U.S.A.」のダンスをレクチャー。KIMIは「今日は長岡、スペシャルバージョンで行きましょう!」と含みを持たせると、アメリカの星条旗と同じ、青、白、赤色にステージの照明が変化。披露された大ヒット曲「U.S.A.」では、日本テレビの番組企画で、全国131校の頂点に輝いた「上越高校ダンス部」がサプライズで初出演。「新潟県の魅力を全国にPRすること」を目標に活動する約30人の生徒が、プロのアーティストと「U」「S」「A」と声を上げながら、繰り広げるダンスに、地元・新潟が沸き返っていた。競演後「どうだった?」とマイクを向けられると男子生徒は「めっちゃ楽しかったです」と額の汗をぬぐっていた。

<打首獄門同好会>

リハーサル終了間際、ボーカル・ギターの大澤敦史が「バンド名がバンド名だけに、お子様がいるファミリー向けに媚びを売っておけ」と、突然うまい棒を無料で配布することを宣言。「袋から1本取ったら後ろに回して」と大盤振る舞い。子供たちがうれしそうに、袋に手を突っ込んでいた。真っ赤な照明が点滅する中で、会長の大澤が「日本の米は世界一! 米フェスにおやつの時間がやってきましたよ」と気炎を上げると、驚く会場をよそに「デリシャスティック」を投下。ファンは受け取ったうまい棒を振り回しながら、「♪うまい棒!!」と無限ループで声をあげていた。米フェスのフィナーレには、長岡花火が打ち上げられるが、この日の天気は花火の日にはあまりうれしくはない雨。会長は「花火は出来れば満天の星空で見たかった。なのに、なんで今日は天気が悪いのか」とうらめしそうに語るとデスボイスで「なぜ今日天気が悪い」を披露。子供を持ち上げながら、「♪晴れろ!!!」と叫ぶ父親の姿もあった。会長が「ここで1曲、来週発売の新曲をやってもいいでしょうか」と話し始まったのは、メタル音楽に合わせて「バックドロップ」、「ブレーンバスター」などプロレス技をシャウトする「WAZA」。同曲は新日本プロレスのジュニアヘビー級による年に1度の大きな大会のテーマ曲に起用されたという。この日が初長岡というメンバー。会長は「皆さん先ほどは『U.S.A.!』と叫んでおられましたが、我々は今日『日本の米は世界一』という歌を歌いに来ました。それ以外は全て余興です」ときっぱり。「お米に向かっていく」と目標を定めると、ハラミや手羽先など米に合うメニューが歌詞に並ぶ「ニクタベイコウ!」。肉に対抗し、海の幸などを歌詞にした「島国DNA」を熱唱。観客の頭上にはマグロの形をした風船が、どこからともなく現れ、新鮮さを表現するかのようにピチピチと跳ね回っていた。会長の指示でマグロが回収された後は、本命の「日本の米は世界一」。会長は「秋にはこの日本有数の米どころが豊作でありますように。祈願をして歌う!!」と力を込めてシャウト。米農家をしているという観客もいる中で、異様な盛り上がりを見せていた。

<甲斐バンド>

この日最後のジングルが流れると、レジェンドたちの登場を前に会場の空気が高揚した。そのシルエットが見える前から「甲斐さん!」と待ちわびるファンが名前をコール。バンドメンバーがポジションに着くと、ライトが輝きだした舞台に下手からゆっくりと甲斐よしひろが登場した。スタンドマイクに手を掛けると哀愁漂う「翼あるもの」で会場を温め始めた。

ダイナマイトが爆発したかのようなドラム音で始まった「ダイナマイトが150屯」では、イントロで甲斐が斜めにしたマイクスタンドを右足で高く蹴り上げるパフォーマンス。熱いビートで揺さぶり、オーディエンスを真っ赤に燃え上がらせた。

「「最後まで目一杯やるからね。最後まで楽しんでいってほしい。やるよ!」と告げると、「ビューティフル・エネルギー」に続いて、「安奈 -2012-」を歌い始めた。かっこよくキメながらも、歌詞が飛んだのか甲斐が後ろを向くと音がストップ。

「もう1回、ちゃんとやるよ。本当に感じ悪いね。こういう時」と苦い顔を見せたが、再びマイクに向かうと、数分前の出来事がなかったかのように、いぶし銀の歌声で聴衆を魅了。曲の終盤には集まった会場と「安奈」と繰り返した。

MCでは「2年前にこのフェスは出たんで、このバイブスは確実につかんでいるからもう大丈夫だよ。オレも楽しむからみんなも楽しんでほしい。6月の終わりから50周年のツアーが始まるんだけど、新潟も7月12日にりゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)でやるんで」と再会を約束した。大人の色気があふれる「カーテン」では、女性を部屋に誘う情景が浮かぶ吐息交じりの甘い歌声で、会場の心を震わせていた。「最後のナンバーをやるよ。みんなで歌ってほしい。『HERO』をやるよ!」と伝えると松藤英男のドラムがさく裂。50年間磨き上げたロック魂で、「♪HERO!!!」と連呼し、会場を激しく揺さぶっていた。最後はメンバーと横一列になり手を取り合うと、両手を高く上げて感謝のあいさつし、会場を後にした。

本降りの中で打ち上げられた長岡花火。復興と鎮魂の思いを込めた約20分間のショーでは、スターマインなどが立て続けに打ち上げられ夜空を彩った。独創的な花火には大きな歓声が起こっていた。

各エリア紹介

<フードエリア>

〝米〟フェスの名の通り、グルメも満喫できるのが魅力のひとつ。フードエリアには、スイーツなどの軽食から、空腹をしっかり満たしてくれる食事など、30店舗以上がずらりと並んだ。長岡で収穫されたコシヒカリを使ったおにぎりを販売する「DJ米三郎の店」では、梅やすじこなど20種類以上のおにぎりを販売。柿の種ラー油、越後牛などの変化球もあり、おいしそうに頬張る姿が見られた。ネギがたっぷり乗った栃尾揚げ、生姜醤油味の唐揚げなど長岡の「おいしい!!!」が詰まったブースはどこも盛況だった。焼き牡蠣などの海鮮を販売するブースと合わせて人気だったのは、国内外に店舗を展開するうどん店「つるとんたん」。長岡名物の栃尾揚げをトッピングした「ピリ辛チゲのおうどん」は、北陸学園で学ぶ生徒たちが試行錯誤して生み出した力作で、米フェスだけで提供された1日100食限定の逸品。テントの中で販売も手伝った女子生徒は「ぜひ味わってほしい」とPRしていた。新潟県外から家族で来場した30代の男性は「初めての長岡。地元のオススメグルメをフェスで食べられるのはうれしい。塩むすびがおいしくて3回買いに来ました」と満足そうだった。

<グッズ>

推しのアーティスト名が並ぶTシャツなど、オリジナルグッズを購入するのもフェスの楽しみ。開催時期と場所が変わった2025年は、フェスが開催された公園内にある大けやきの木をモチーフに、家族が集う様子を描いたシンボリックなデザインが新たに加わった。

ステージではオフィシャルサポーターを務める女優の浜崎香帆が、新デザインがプラスされたことを説明。同デザインは、長岡土産として人気の洋菓子店「ガトウ専科」が、長岡の夏の風物詩大花火の正三尺玉をかたどった「夏花火パイ」(7枚入り)の外箱や、ライブには欠かせないTシャツ、フェイスタオルなどにも用いられ、浜崎は「ぜひ手に取って!」とPRしていた。

<キッズパーク>

米フェスは「小学生以下の入場は無料」。キッズパークにはバルーンアートのプレゼントや、ネイル体験、縁日など、見て、触って楽しめるさまざまな企画を準備。家族連れで、賑わっていた。長岡市内から幼稚園の男児と家族3人で来場した30代の女性は「前回も来場しましたが、今回は遊具がたくさんある公園の中が会場になったので、子供も一緒に連れてきました。夫がライブを観ている時にはキッズパークで遊んだり、ライブを観る芝生エリアも広いので、シートを敷いてピクニック気分で楽しめました」と満喫したよう。キッズパーク内では、地元・造形大学の生徒がデザインした「子供用の耳栓プレゼント」もあり、充実していたと振り返っていた。

<キャンプエリア>

キャンプチケットは、キャンプの利用料金と、1・2日間の通しチケットがセットになったお買い得なもの。東京都から来場した20代の男性は「キャンプエリアからもライブを見ることが出来るので、自分だけの空間でリラックスしてフェスを楽しむことができた」と通常のキャンプとも、音楽フェスとも違う、米フェスならではの時間を楽しんだよう。「自然を満喫できた」と話してくれた。

取材・文/翡翠

撮影/田中聖太郎写真事務所 

花火撮影/井上スタジオ

【関連リンク】

■ながおか米百俵フェス公式サイト

https://www.comefes.net/

■ながおか米百俵フェス公式X(旧Twitter)

https://twitter.com/n_comefes

■ながおか米百俵フェス公式インスタグラム

https://www.instagram.com/nagaoka_comefes/

■ながおか米百俵フェス公式LINE

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1997年07月