「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」 劇場・カンファレンス施設ぴあ株式会社・株式会社コングレによる運営が決定
東京駅前初の段床型劇場等を整備、国際都市東京の魅力向上に貢献
本事業では、大規模ターミナル駅である東京駅への近接性や、バスターミナル等を通じて国内主要都市から直接アクセスできる立地特性を生かし、約800名を収容可能な東京駅前初の段床型の劇場※を整備するほか、大型の展示会・講演会等を実施可能な平土間ホールや各種会議・交流イベントが実施できる会議室を備える予定です。
※ 演劇・ミュージカル ・音楽ライブ等を主たる演目と想定し、後方が高くなるよう段差を設けた客席配置とした劇場。
ぴあは、チケット事業等で培ってきた多様なネットワークを活用し、演劇・ミュージカル・音楽ライブ等の催事を誘致すると同時に、幅広くパートナーを募り、自ら演目コンテンツの企画・製作を行います。これまで東京駅周辺エリア(以下「本エリア」)では不足していたエンタテインメントを通じた文化発信拠点を整備することで、将来的には本エリアをショービジネスの観光拠点として、海外にも広く知られるエリアに発展させることを目指します。
コングレは、G7サミットをはじめとする国際会議の運営において豊富な実績があり、本エリアでも多くのカンファレンス施設の運営に従事しています。本施設においても、国際的なセミナー・展示会・講演会等の催事を誘致することで、本エリアのビジネス交流機能のさらなる拡充に取り組みます。また、本事業のオフィスフロア入居企業に対して、商品のプロモーションや企業内外の交流の場としての利用を促進し、オフィスサポート機能の一役を担います。
東京建物は、2社と連携しながら、本事業周辺の地域や町会の皆様が長年継承してきた伝統的な祝祭や地域交流の活動の場を提供することで、まちや人の結びつきを高めることを支援するとともに、周辺エリアと連携したイベント活動の企画運営を検討してまいります。
今般の合意により、ビジネスからエンタテインメントまで様々な用途に対応した催しを本施設で展開することで国内外から多様な人々を集客し、本事業や東京駅周辺エリア全体ににぎわいを創出し、国際都市東京の魅力向上に貢献することを目指してまいります。
■本事業の特徴
本事業の計画地は、大規模ターミナル駅である東京駅前に位置し、地下鉄日本橋駅や京橋駅などに近接する、交通利便性の高い地域です。
また、江戸時代から商業・文化の中心地としてもにぎわっており、日本橋や銀座にも隣接するなど、商業機能、伝統・文化の集積地でもあります。大規模バスターミナルの整備や回遊性の高い歩行者ネットワークの整備といった交通結節機能のさらなる強化に加え、国際交流機能やビジネスの国際的中枢機能の強化を図り、地域の業務継続(BCP)機能と防災対応力の向上を実現することで、都市再生への貢献を果たします。
国際都市東京の陸の玄関口として、八重洲エリアのみならず東京全体のさらなるにぎわい創出と国際競争力の向上に資することを企図し、権利者の皆様とともに事業を進めてまいります。
■本施設の概要
開設位置:東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業 3~6階
面 積:約10,000㎡
施設規模:劇場 約800名収容
平土間 大ホール約750㎡、小ホール約160㎡、会議室10室(いずれも予定)
■本事業の計画概要 ※記載の内容は、今後の協議等により変更となる可能性があります。
事業主体:東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合
所 在:東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部
敷地面積:約10,600㎡
延べ面積:約225,000㎡
主要用途:事務所、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
階数/最高高さ:地上51階・地下4階/約250m
着 工:2021年10月
竣工予定:2025年度
【位置図】
【SDGsへの貢献】
※本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における下記目標に貢献しています。
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
以 上
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