生成AIの登場でビジネスの常識が次々と塗り替えられる今、新しい商売はどこから生まれるのか? 1万2000年のビジネス誕生の物語を「進化」で読み解く新刊『ビジネスモデル進化論』発刊。

コンビニ、保険、フランチャイズ、動画配信……当たり前のビジネスはいつ、なぜ生まれたのか。 100を超えるビジネスモデルの誕生秘話を、ビジネスモデル研究家がイラスト図解とともに解説します。

株式会社秀和システム新社

株式会社秀和システム新社(東京都千代田区・代表取締役 津島憲豪)は、2026年10月14日、新刊『ビジネスモデル進化論』を発刊します。

『ビジネスモデル進化論』

生成AIの急速な普及により、「自社のビジネスはこの先も通用するのか」「次に来るビジネスモデルは何か」と頭を悩ませるビジネスパーソンが増えています。昨日までの成功パターンが、ある日突然通用しなくなる。その変化のスピードに、不安を覚える人も少なくありません。

しかし、ビジネスモデルの栄枯盛衰は、今に始まったことではありません。新しいビジネスが生まれ続けるのは「世の中が変わり続けているから」。生き物が環境の変化に適応して姿を変えてきたように、ビジネスもまた、技術や暮らし、社会の変化に適応しながら「進化」を繰り返してきました。

本書は、ビジネスモデル研究家である著者が、約1万2000年前の農業革命から現代の人工知能まで、約100のビジネスモデルの「誕生の物語」を時代順にたどる一冊です。

普段は当たり前のように使っているビジネスも、生まれた瞬間には世界を動かす発明でした。それぞれがどんな課題を解くために、どんな制約の中で生まれたのかを、豊富なイラストと図解で読み解きます。さらに各章末には、生き物の進化の視点からビジネスを振り返るコラムを収録しています。

■「本体をタダで配って替え刃で稼ぐ」ジレット伝説は間違いだった

『ビジネスモデル進化論』より

「本体を無料で配り、替え刃で儲ける」。カミソリメーカーのジレットが創業時にこのモデルを発明したという逸話は、ビジネス界で広く語られています。しかし史実は異なります。1903年に発売された最初の安全カミソリは、労働者の月給が30ドル前後の時代に5ドルもする高級品でした。特許に守られ、安売りする必要がなかったのです。転機は1921年。基本特許が切れ、模倣品が溢れる危機に直面したジレットは、旧型モデルをわずか1ドルで大量投入し、利益の源泉を「本体」から「替え刃」へと切り替えました。現代に続く替え刃モデルは、特許切れという絶体絶命のピンチから生まれたのです。

この続きは→本書P.194「替え刃モデル」へ

■「ミミズ電車」と笑われた鉄道会社が、乗客を“ゼロから”創り出した方法

1907年、小林一三らが設立した箕面有馬電気軌道(後の阪神急行電鉄)の路線は、田畑や山林が広がる寒村を走るものでした。曲がりくねった線路は「ミミズ電車」と揶揄され、誰もが失敗を確信します。しかし小林は「乗客がいないなら、自分たちで創り出せばよい」と考えました。沿線に日本初ともいわれる本格的な郊外住宅地を分譲し、頭金2割・残りを10年の分割払いとする住宅ローンを導入。月々の支払いを家賃並みにして中間層を取り込み、10年先までの通勤定期収入を確保したのです。さらに、客が集まらず失敗した室内プールを劇場に改装して生まれたのが、あの宝塚歌劇団でした。

この続きは→本書P.172「阪神急行電鉄」へ

『ビジネスモデル進化論』より

■「使った分だけ払う」ビジネスの原点は、60年以上前の飛行機のエンジンだった

『ビジネスモデル進化論』より

製品を売るのではなく、製品がもたらす「機能」や「成果」を提供して対価を得るPaaS(プロダクト・アズ・ア・サービス)。サブスクや従量課金が当たり前になった今、改めて注目されるこの仕組みの起源は1962年に遡ります。イギリスのロールス・ロイスは、航空エンジンを売るのではなく「エンジンが飛行した時間」に応じて料金を受け取る契約を始めました。売り切りモデルでは、エンジンが壊れるほど修理部品が売れてメーカーが儲かります。しかしこの契約では、故障すれば収益が止まるうえ修理費もメーカー持ち。「壊れないエンジン」を作ることが、そのまま自社の利益になる仕組みが生まれたのです。

この続きは→本書P.272「PaaS」へ

そのほか、

・世界最大の保険市場は、ロンドンのコーヒーハウスから生まれた

・江戸の三井越後屋は、ファストファッションと同じ「高回転経営」をしていた

・世界初の紙幣は、中国の商人が発行した「預り証」だった

など、当たり前のビジネスに隠された驚きの誕生秘話を、約100のビジネスモデルで一挙紹介!

■目次

序章 紀元前 ―ビジネスという概念の誕生―

第1章 11世紀~18世紀 ―ビジネスの黎明期―

第2章 19世紀 ―大量生産と大量消費―

第3章 20世紀前期 ―規模と継続性、そして戦争―

第4章 20世紀中期 ―効率と高速化―

第5章 20世紀後期 ―インターネットの始まりと終わり―

第6章 21世紀 ―IT革命とAIの誕生―

【著者プロフィール】

古市大三(ふるいち・だいぞう)

ビジネスモデル研究家。岡山県倉敷市生まれ。高校卒業後に渡米し、米ミシガン州立大学を卒業後、スタートアップ創業・WEBコンサルを経て、慶應義塾大学大学院でMBAを取得。経営コンサルタントとして中小企業から上場企業まで幅広く支援。業種のまったく異なる事業の中に、「価値の生み出し方」や「競争力の源泉」といった共通点を見つけ出し、面白さを探し求め続けている。慶應義塾大学ビジネス・スクール認定ケースメソッド・インストラクター。

■書籍概要

書名:ビジネスモデル進化論

著者:古市大三

定価:3,300円(税込)

発売日:2026年10月14日

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4798076368
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18724932/
※全国書店、ネット書店にてお買い求めいただけます

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会社概要

株式会社秀和システム新社

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URL
https://www.shuwasystem.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段北3-2-5 九段北325ビル6F
電話番号
03-3261-2216
代表者名
津島 憲豪
上場
未上場
資本金
1650万円
設立
2007年05月