公益社団法人東京青年会議所、「2045 生成AI×中小企業成長促進宣言」を発表
2045年問題に立ち向かう 公益社団法人東京青年会議所が導く、生成AIで切り拓く中小企業の未来
公益社団法人東京青年会議所（以下、東京青年会議所）は、未来の中小企業の成長戦略を示す「2045 生成AI×中小企業成長促進宣言」を発表しました。本宣言は、急速に進化するテクノロジーと社会構造の変化を見据え、生成AIを活用することで中小企業の競争力を強化し、持続可能な成長を実現することを目的としています。
【本宣言の背景】
現在、テクノロジーは社会や経済のあらゆる側面を変革しつつあります。AI（人工知能）が自己改善を繰り返し、労働力不足や人口減少といった社会課題が一層深刻化する「2045年問題（※）」が立ちはだかります。こうした状況に対応するため、中小企業基本法の理念に基づき、中小企業が自主的な努力を結集し、生成AIの力を活用して新たな成長を目指す「2045生成AI×中小企業成長促進宣言」を表明しました。
【本宣言の柱】
①生成AIを活用した競争力の強化
AI技術の導入による業務効率化、顧客体験の向上、新たな価値創出
②労働力不足の解決と人材育成
AI活用による業務補完と、従業員のAIリテラシー向上
③地域経済の活性化と共生
AIを活用した地域資源の最適化と経済活性化
④倫理的AI活用の推進
公平性・透明性・責任を重視した信頼されるAI活用
⑤次世代への責任
2045年を一つの目標年とし、生成AIを通じて社会全体の成長と繁栄に貢献する
【今後の展開】
東京青年会議所は、本宣言のもと、日本全国の中小企業と連携し、生成AIの導入支援や勉強会の開催を進めます。中小企業が未来の成長を遂げるために、業界を超えたネットワークの強化を図り、生成AI活用の最前線を牽引してまいります
事業名称：経済政策推進運動
主催/主管：公益社団法人東京青年会議所経済政策委員会
協力団体：一般社団法人SDGs Innovation HUB
協賛企業：Black CardⅠ株式会社
（※）2045年問題とは
AIの進化が進み、2045年頃に人間の知能を超える「技術的特異点（シンギュラリティ）」が到来すると予測されています。これにより発生する社会的・経済的課題を指します。
この概念は、未来学者レイ・カーツワイル氏が提唱し、「ムーアの法則」や「収穫加速の法則」を根拠にしているものです。2045年問題は、AIの進化によって社会構造や経済、倫理観が大きく変化する可能性がある重要なテーマといえます。
2045年問題が現実となった場合、雇用の変化や、労働の価値観や経済システムが大きく変わることによる社会制度の変革、AIの権利や責任、意思決定の透明性など、新たな倫理的・法的問題が浮上する可能性があります。
【公益社団法人東京青年会議所とは】
私たち公益社団法人東京青年会議所(略称「東京JC」、以下本文中では、「東京青年会議所」と呼称)は、1949年(昭和24年)、戦争の傷跡が街にも人々の心にも深く残る中、「新日本の再建は青年の仕事である」という志を同じにする青年達によって築き上げられました。 以来、東京青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を理想に掲げ、様々な活動・運動を行ってきました。また、東京青年会議所は、人種、国籍、性別、職業および宗教の別なく自由な個々の意志により入会したメンバーで構成されています。
日本の青年会議所は活動の基本を「社会への奉仕」「個人の修練」「世界との友情」におき､会員相互の啓発と交流をはかり、公共心を養いながら、地域との協働により社会の発展に貢献するために活動し、社会的課題に積極的に取り組んでいます。 青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、４０歳をむかえ卒業した卒業生も含め、地域のリーダーとして活躍するばかりではなく、政財界へも多くの人材を輩出しています。
東京青年会議所は東京23区を活動地域とした地区青年会議所（LOM : Local Organization Member）の１つです。 また、公益社団法人日本青年会議所という国家青年会議所（NOM:National Organization Member）にも所属しています。
問い合わせ先：
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-1オームビル新館8階
公益社団法人東京青年会議所 経済政策委員会
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担当：佐伯勇太 Mail: keizaiseisaku25@gmail.com
