【約3人に1人が“入社後ギャップ”を実感】やさしいSNS「GRAVITY」が調査!新社会人の“五月病”の正体とは?
〜「GW明けは行きたくない」は本当?意外と分かれる出社の本音〜
HiClub株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:古谷 由宇)が提供する、SNS「GRAVITY(グラビティ)」(iOS/Android版)は、19歳〜29歳の男女を対象に「五月病に関する実態調査」を実施しました。
GW明けは「出社したくない」というイメージが強いものの、実際の新社会人の出社意欲は一様ではなく、前向き・後ろ向き・中立が分かれる結果となりました。本調査では、その背景にある「入社後のギャップ」や「配属」の影響、さらに「合わなければ次へ」とするキャリア観の広がりに着目し、新社会人のリアルな本音を紐解きます。

本調査は、SNS「GRAVITY」のユーザーを対象に実施し、有効回答数は637名となりました。回答者は19歳〜29歳の若年層を対象に限定されており、新社会人を含む幅広い層から回答を得ています。
調査人数:19歳〜29歳の637名
性別:女性391名、男性207名、その他39名
▪️調査サマリー
・約3人に1人が「入社後ギャップ」を実感
・「思っていたのと違う」が出社意欲を左右
・約35%が早期離職を身近に認識
・66%が仕事でメンタルに影響
・「合わなければ次へ」というキャリア観が浸透
1. GW明け出社は「行きたくない」だけじゃない?データで見る世間とのギャップ
「GW明け、出社したいと思いますか?」という質問では、前向きな回答は約35.7%、消極的な回答は約35.3%と大きな差は見られず、「どちらともいえない」と回答した人も29.0%にのぼりました。出社に対する意識は一方向に偏るのではなく、ポジティブ・ネガティブ・中間の三つに分かれる結果となっています。
一般的に「GW明け=出社したくない」というネガティブな印象が広く浸透していますが、本調査からは、必ずしもそのように単純化できるものではなく、さまざまな立場に分かれている実態がうかがえます。

自由回答を集計すると、出社に前向きな理由としては、業務の落ち着きや生活リズムの回復に関する声が見られる一方で、休み明けの切り替えの難しさや環境の変化に対する不安など、心理的な負担に関する意見も確認されました。
具体的には、「GW中の繁忙が終わるので業務が落ち着く」「GWは育児が忙しいため、明けたら生活リズムが戻る」といった前向きな声がある一方で、「休み明けの切り替えが難しい」「トレーニングが終わり後輩ができるので不安」などの意見も寄せられています。
これらの結果から、出社に対する意識は単純な賛否ではなく、業務状況や生活環境、職種などさまざまな要因によって左右されていることが示唆されます。
2. 入社後のミスマッチと“配属ガチャ”のリアル
「入社前のイメージと比べて、現在の会社の印象はどうですか?」という質問では、「少しギャップがあり不満」20.9%、「かなり違い後悔している」11.5%と、合計32.4%がネガティブなギャップを感じている結果となりました。
一方で、ポジティブな評価も32.3%と同程度に存在し、「ほぼイメージ通り」とする回答も35.3%を占めており、入社後の印象は一様ではなく分かれる傾向が見られました。
注目すべきは、この印象の違いが出社意欲にも影響している点です。
「想像よりかなり良く、満足している」層では約67%が「出社したい」と回答している一方、「想像とかなり違い、後悔している」層では約8%にとどまっており、出社意欲に大きな差が見られました。
入社後の印象と出社意欲には明確な差が見られ、期待とのズレが出社に対する意識に影響している可能性がうかがえます。

こうした結果から、いわゆる五月病の正体は単なる“疲れ”ではなく、“入社後ギャップ”である可能性も見えてきました。
そのズレを左右する要因の一つが“配属”です。
満足層では約76%が第一希望またはそれに近い配属であった一方、後悔層では約20%にとどまっており、配属の一致度に大きな差が見られました。
また、後悔層では「希望から遠い配属」とする回答も約42%にのぼり、配属との関連がうかがえます。
これらの結果から、“配属ガチャ”と呼ばれる要素は一定の影響を持つ可能性があり、入社初期の満足度や定着意向に関わる一因であると考えられます。
3. 「合わなければ辞める」は当たり前?新社会人に広がる“見極めキャリア”
「入社1ヶ月以内に辞めた同期はいますか?」という質問では、「自分の部署にいた」「同じ会社内でいた」「噂では聞いた」を合わせると約35%が入社直後の退職を認知している結果となりました。さらに、「初日で辞めた人を知っていますか?」という質問では約4割が見聞きした経験があると回答しており、実体験に限らずSNSなどを通じた情報接触も含めて認知が広がっている可能性が示唆されます。
入社直後の離職については、身近な範囲でも一定数見聞きされており、一概に特別なケースとは言い切れない状況が見られました。

こうした背景のもと、「今の会社でどのくらい働き続けたいですか?」という質問では、「できれば早めに転職したい」(26.7%)、「1〜3年は働きたい」(22.1%)、「3〜10年は働きたい」(24.6%)といった、比較的短〜中期での就業を想定する回答が合計で73.4%にのぼりました。
一方で、「定年まで働きたい」(18.1%)、「10年以上働きたい」(8.5%)といった長期的な継続を前提とする回答は合計で26.6%にとどまっています。

これらのコメントからは、「早く辞めたい」という単なる離職志向ではなく、「スキル獲得」や「キャリア形成」を前提とした前向きな転職意識が見られます。周囲の事例を踏まえながら、入社後に自分との適合性を見極めた上でキャリアを選択しようとする動きとも捉えられます。いわば、「まずは働きながら判断し、合わなければ次に進む」という、“条件付きの継続”とも言える考え方です。
さらに、入社後の印象別に見ると差はより明確になります。「想像とかなり違い、後悔している」層では、「できれば早めに転職したい」が78.1%にのぼる一方、「定年まで働きたい」は5.5%にとどまりました。一方で、「想像よりかなり良く、満足している」層では「できれば早めに転職したい」は4.8%にとどまり、「定年まで働きたい」が40.4%と最多となっています。
このように、入社後の印象によってキャリア志向は大きく二極化しており、満足度が継続意向に強く影響していることがうかがえます。
こうした結果から、いわゆる五月病の背景には、単なる“疲れ”だけでなく、“入社後のギャップ”が影響している可能性が示唆されます。従来であれば入社直後の退職は例外的とされてきましたが、現在では「合わなければ早めに判断する」という選択も一定程度受け入れられていると考えられます。
企業側にとっては、入社初期のミスマッチをいかに減らせるかが、これまで以上に重要な課題と言えるでしょう。
4. 約66%がメンタルに影響──“なんとなくしんどい”が五月病につながる可能性
仕事が原因でメンタルに影響があったかについては、「少しあった」が29.5%と最も多く、「やや大きかった」17.3%、「かなり大きかった」19.5%を合わせると、約66%が何らかの影響を感じている結果となりました。
一方で、「全くなかった」は16.6%にとどまっており、影響を感じていない層は限定的であることがわかります。

また、最も多いのが「少しあった」である点から、深刻な不調に限らず、軽度なストレスや違和感が広く存在していることも特徴的です。こうした“なんとなくしんどい”状態が積み重なることで、いわゆる五月病のような心身の不調につながっている可能性も考えられます。さらに、「かなり大きかった」と回答した層も約2割にのぼり、一部では強い負荷がかかっている実態もうかがえます。
この結果から、仕事によるメンタルへの影響は一部の人に限ったものではなく、程度の差はあれど多くの新社会人が何らかの負荷を感じながら働いている状況にあると考えられます。
GRAVITY上でも、匿名で本音を共有することで「誰かに話すだけで楽になる」といった声が見られており、こうした気軽に気持ちを吐き出せる場の存在が、心の負担軽減の一助となっている可能性もあります。
こうした背景を踏まえ、次に専門家の視点から本傾向をどのように捉えられるのかを見ていきます。
▪️NPO法人 東京メンタルヘルススクエア コメント
5月病は正式な病名ではありませんが、新入生や新社会人が、これまでとは大きく異なる環境や新たな人間関係の中で多くの心身のエネルギーを使い、その結果として1か月ほど経った頃に現れる心身の不調を指します。
「入社後ギャップ」については、キャリア研究において「リアリティショック」という概念でも説明されており、入職前に抱いていた期待と、実際に働き始めて感じる現実とのズレによって生じるネガティブな心理状態のことを言います。各種調査では、新入社員の約7割前後がリアリティショックを経験するとされており、決して特別なものではありません。
また、ストレスはゼロにできるものではなく、適度に向き合いながら、安心できる場で相談したり、気持ちを整理したりすることで乗り越えていくことが大切です。今回の調査結果にもあるように、5月病の背景には、環境変化、人間関係、仕事内容、季節要因など複数の要素が重なっています。特に学生から社会人への変化は人生の中でも大きな転換点であり、「楽しかった」「充実していた」と感じるようなポジティブな変化であっても、注ぎ込んだエネルギーの分だけ心身には負荷がかかります。
そのため、この時期は一度立ち止まり、意識的に心身を休めることが重要です。安心できる場での雑談や何気ない会話は、心の休息にもつながります。GRAVITYのような、自分が安心できると感じられる空間で本音を共有することも、心の負担を軽減する一つの方法と言えるでしょう。
■「東京メンタルヘルス・スクエア」について
NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエアでは、話を聴いてくれる人が傍にいる社会を目指して、低価格のカウンセリング(オンライン・対面・電話)や、無料の電話相談、SNS相談、心の学びの場としてセミナーやイベントを実施しています。
法人名:特定非営利活動法人東京メンタルヘルス・スクエア
理事長:武藤 収
所属カウンセラー:約120名
公式サイト:https://npo-tms.or.jp/
5.まとめ
今回の調査から、「GW明けはつらい」「すぐ辞めるのは良くない」といった従来のイメージとは異なる、新社会人のリアルが見えてきました。出社意欲は一様ではなく、入社後の満足度や環境とのフィット感によって大きく左右されています。
特に、「思っていたのと違う」というギャップは、出社意欲や継続意向に直結しており、その背景には配属などの初期設計が影響していると考えられます。また、「合わなければ次へ」というキャリア観も広がりつつあります。
こうした変化の中で企業に求められるのは、“長く続けさせること”ではなく、“納得して働ける環境をつくること”と言えるでしょう。
■ 調査概要
調査名:GRAVITY ユーザーアンケート
調査期間:2026年4月10日〜15日
調査対象:アプリ「GRAVITY」登録ユーザー 19歳〜29歳 637名
調査方法:インターネット調査
■SNSアプリ「GRAVITY(グラビティ)」とは
DL数1,000万突破!(※)何気ない日常を気楽にシェアでき、”トレンド寸前の次世代SNS”として話題のSNS「GRAVITY(グラビティ)」。声とチャットで交流できる「音声ルーム」、興味のあるコミュニティで繋がる「趣味の惑星」や相性の良いユーザーと繋がるための「性格診断テスト」などコンテンツが盛りだくさん!共通の趣味や自分と似た価値観をもつ友達がみつかる匿名性の高いSNSです。※2026年3月時点、当社調べ(Android版とiOS版合算)
公式X(旧Twitter)https://x.com/GravityAD2
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