佐渡の豊かな歴史的な資産や文化風土を生かしたアニメイベント「佐渡　声優朗読会」―アニメがいざなうDreamy SADO　初開催

開催日：2023年12月2日（土）

公益社団法人新潟県観光協会

2023年10月31日 08時30分

一般社団法人日本学基金（東京都渋谷区）は、若いアニメファンの佐渡への来訪促進を目的とした観光振興イベントを開催します。

イベントについて

【特徴１：人気アニメ声優による郷土色豊かな朗読劇】

題材は古典や現代文学だけでなく、佐渡や新潟にまつわる歴史や民話。新潟県出身の声優による、アニソンイベントとは一味違った高い文化性と豊かな郷土色が前面に出た朗読劇の幕開けです。

左から Lynn、阪口大助、森嶋秀太

【特徴２：佐渡がアニメ映画のロケ地に！？アニメーターとの風土理解と交流】

日本の中でも特異な風土を誇る佐渡。中世以来の、金山、寺院、能舞台、北前船港など歴史遺産がその時代の雰囲気を損なうことなく残され、さらに日本海や金北山などの自然が織りなす絶景の地でもあります。一方、『天空の城ラピュタ』と北沢選鉱場、『千と千尋の神隠し』に登場する小木のたらい舟、宿根木の町並みはアニメ空間を彷彿させると話題です。これらの事情を背景に、佐渡をロケ地としたアニメ映画制作、ひいては世界のアニメファンの来訪を展望し、アニメ制作関係者を招聘し、佐渡の風土の理解と交流を図ります。

イベント概要

・公演名

「佐渡　声優朗読会」―アニメがいざなうDreamy　SADO

（web：http://www.sekaiisangekijyou.com/dreamysado/）

・会場

アミューズメント佐渡（佐渡中央文化会館）大ホール

・日時

2023年12月2日（土）13時15分～14時45分

内容

（１）朗読劇「新・佐渡狐」（狂言・佐渡民話より）
　　　　　「注文の多い料理店」（宮沢賢治作）※脚本・演出：加納健詞
（２）講　演「アニメの原風景と佐渡」（仮題）

出演（１）声優

阪口大助

阪口大助

新潟県柏崎市出身。10月11日生まれ。青二プロダクション所属。

主な出演作には、『機動戦士Vガンダム』（ウッソ・エヴィン）、『銀魂』（志村新八）、『血界戦線』（レオナルド・ウォッチ）、『あたしンち』（立花ユズヒコ）などがある。

Lynn Lynn

Lynn

新潟県妙高市出身。6月1日生まれ。アーツビジョン所属。

主な出演作には、『君の膵臓をたべたい』（山内桜良）、『機動戦士ガンダム　水星の魔女』（ミオリネ・レンブラン）、『推しの子』（斉藤ミヤコ）、『ウマ娘』　プリティーダービー（マルゼンスキー）などがある。

森嶋秀太

森嶋秀太

新潟市（旧豊栄市）出身。8月13日生まれ。響（ひびき）所属。

主な出演作は、『ビックリメン』（牛若）、『Helck』（ゼルジオン）、アニメ・ゲーム『アルゴナビス from BanG Dream!』（桔梗凛生役）、『カードファイト!! ヴァンガード overDress』（伊勢木マサノリ）などがある。

出演（２）映画監督・アニメーター

高坂希太郎

1979年にOH！プロダクション入社。アニメーターとしてのキャリアをスタートさせる。

フリーに転身後、多数のスタジオジブリ作品で作画監督や原画メインスタッフとして活躍。　 2003年、『茄子アンダルシアの夏』で監督デビュー。同年カンヌ国際映画祭に出展され高く評価される。ジブリ作品以外では、『夏YAWARA！』、『MASTERキートン』等のマッドハウス作品にキーアニメーターとして参加。『MONSTER』では原作者本人からキャラクターデザイナーに指名。2014年、作画監督を担当した『風立ちぬ』で第41回アニー賞キャラクターアニメーション部門にノミネートされ、「東京アニメアワードフェスティバル2014」ではアニメーター賞を受賞。

2018年、『劇場版若おかみは小学生！』を監督し、公開直後から、ＳＮＳを中心に絶賛の声が相次、完成度の高い物語に涙する大人も続出。老若男女が楽しめる上質な映画として話題になり日本アカデミー賞をはじめ多数の賞を受賞。