「INSTEROID」でさらなる高みへ：ゲームにインスパイアされたHyundai Motorのコンセプトカーがソウルでデビュー

・Hyundai Motorが人気の「INSTER EV」を、常識に挑み、ワクワク感を生み出す
　「ドリームカー」のコンセプトとして再構築

・ゲームにインスパイアされた大胆さとスポーティな美学を融合した「INSTEROID」は、
   エネルギッシュな個性と没入型体験が特徴

・スポーティなショーカー「INSTEROID」によって、現在主要市場で発売されている量産モデル
　「INSTER」への関心をさらに高めることを目指す

・ソウルのPeaches D8NEで開かれた「ナイトガレージパーティ」で独占デビューを飾った後、
　4月3日から13日までソウルモビリティショーで展示予定

ソウル、2025年4月1日発表 –カーデザインの限界に挑み続けるHyundai Motor Companyは本日、韓国のソウルにおいて、未来を予見するようなデザインのコンセプトカー「INSTEROID（インステロイド）」を発表しました。INSTEROIDは、ゲームから得たインスピレーションと広範なカスタマイズで新世代のドライバーを魅了するHyundai Motorの大胆なアプローチを体現しています。

「INSTEROID」公開動画：https://youtu.be/8htB--kH7UI?si=uO5BLi0jQ-Kj4wmL

昨年発売され、瞬く間に世界的に人気を博したHyundaiの新型スモールEV「INSTER（インスター）」をベースにするINSTEROIDは、そのスポーティなデザインとユーザーエクスペリエンスというコンセプトを新たな高みへと引き上げます。2025年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのトップ3に選ばれたINSTERに対する高い評価が、今回の大胆なWhat If（もしも）プロジェクトの強固な基盤となっています。

Hyundai Motorの欧州デザインチームが秘密裏に作り出したINSTEROIDは真のコンセプトカーであり、「INSTER」の本質である遊び心と「STEROID（ステロイド）」のもつダイナミックなエネルギーを巧みに融合させた「INSTEROID」という名前は、そのエネルギーあふれるイメージと力強いルックスを反映したものになっています。

オフロードにインスパイアされたデザインで2024年のINSTERデビューと同時に披露された「INSTER CROSS（インスタークロス）」と同様、INSTEROIDは売れ行き好調なINSTERにとっての新たな一歩となりました。そのミッションは明確で、「常識に挑み、感情をかき立て、スポーティEVの可能性を再定義する」ことです。

「INSTEROIDは、純粋に『楽しむ』ための車です。細部に至るまで、人の感情や想像力を刺激する新しい方法を探求して生まれました。見た目だけでなく、発するサウンドや体験してどう感じるかといったことにも注目してください。大胆なビジュアルランゲージから没入型のサウンド体験まで、誰もがもっと大きな夢を見て、もっと長い間笑顔でいられるように、というコンセプトになっています」とHyundai Design Centerの責任者であるSimon Loasby（サイモン・ローズビー）専務は述べています。

単なる車を超えたINSTEROIDは、自動車のイノベーションとイマジネーションがもつ無限のビジョンを表しており、乗る人は形、光、音を通じて新たなレベルのインタラクションに夢中になります。

 「INSTEROIDは、ドリームカーというアイデアを今風にアレンジしたもので、人々にインスピレーションを与えてワクワク感を生み出すようにデザインされています。ビデオゲームからヒントを得ながら、Hyundaiブランドの魅力的でエモーショナルなビジョンを作り出す中で、無制限の創造性をフルに楽しむことができました」とHyundai Design Europeでチーフデザイナーを務めるEduardo Ramírez（エドゥアルド・ラミレス）は述べています。

ゲームの世界観にインスパイアされたデザインコンセプトとスポーティなスタイルと環境に配慮した材料

INSTEROIDは、さらに広くなったワイドなボディ、サーキット走行に最適化されたホイール、そして高度な空気力学に基づく大胆なウィングスポイラーやディフューザー、ホイールアーチエアベントなど、ゲームにインスパイアされたスポーティな機能により、量産モデルのINSTERを次のレベルへと引き上げています。

車内コックピットはバケットシート、ロールケージ、専用のインストルメントクラスターという必要最小限のものだけを備えたレイアウトで、没入感あるドライブ体験を生み出します。すべての要素が完全に調整可能となっており、「作って、遊んで、壊して、を繰り返す」というモットーに忠実に、「ガレージで組み立てられたマシン」というユーザー中心の精神を反映しています。感情を刺激される体験とユニークなサウンドシグネチャーにより、乗る人の心にずっと残り続けます。

 INSTEROIDは、INSTERのカリスマ的なデザインをベースに、ドリフトモードでドライビング体験を変革することを目指しており、軽快な運転の楽しさとレースのスリルの両方を味わうことができます。統合型ビートハウスサウンドシステムやメッセージグリッドといった遊び心あふれたディテールによるパーソナライズされたインタラクションがドライバーをさらに夢中にさせ、デザイン全体に配置された「ブースト」アイコンは、複数のユニークなペルソナを表しており、車との感情的なつながりを深めます。

パフォーマンスを最適化して全体の重量を減らすため、軽量の格子構造がシームレスに組み込まれています。ソフトホワイトな色合いの印象的なエクステリアには、オレンジのハイライトが大胆に配置され、INSTEROIDと一目でわかるビジュアルになっています。ルックスを完成させるのは反射性の「INSTEROID」のロゴで、カルチャーと若々しい表現が融合されています。

 INSTEROIDはまた、環境に配慮した材料への革新的なアプローチの先駆者として、Hyundai Motorの持続可能性に対するコミットメントを表現した車になっており、インテリアにはリサイクル糸を使って実際のサイズに合わせて作られた3Dニット生地を採用しています。 

INSTEROIDがソウルモビリティショーの前に話題に

Hyundai Motorは、ソウルのソンス地区にあるカルチャー＆ショップスペース、Peaches D8NE（Dowon）で行われたメディア・コンテンツクリエイター向けローンチイベントを開催し、そのクライマックスとして4月1日に行われたプライベートな「ナイトガレージパーティー」においてINSTEROIDを発表しました。展示スペースにはINSTERのほかに、アウトドアに特化したワイルドなINSTER CROSSも展示され、製品やデザインの専門家がディスカッションを行いました。

会場内には、来場者がINSTEROIDを使ったさまざまなゲームを体験することができる専用スペースが設けられました。プレイヤーがINSTER車内で「ステロイド」アイテムを集めて「INSTER」を「INSTEROID」に進化させるというタイムアタック形式のゲームなどもあり、このURLは4月に一般公開され、アプリのダウンロードなく楽しめる予定です。さらにHyundai Motorは、Kartrider Rush+で使える強力なツールとして後日リリースされる「INSTEROID Kart（インステロイドカート）」についても発表を行いました。

このコラボレーションは、ゲーム業界におけるHyundai Motorのパートナーシップの強化を反映しています。RobloxやZEPETOなどのプラットフォームで成功したベンチャーに続く今回のイニシアチブでは、深いエンゲージメントを通じてより若いオーディエンスとつながることを目指しています。

このコンセプトカーは4月3日から4月13日までソウルモビリティショーで展示される予定となっており、一般の人々が革新的なコンセプトを直接体験できるチャンスになります。INSTEROIDはINSTERシリーズのハローモデルとして、韓国やヨーロッパなどの主要市場における主な自動車関連のイベントにおいて忘れられない印象を残し、そのブランドイメージを一新するとともに、INSTERに対する消費者の関心をさらに高めることになるでしょう。

昨年の発売以来、世界中で人気を博しているHyundaiのINSTERは今後も世界中の顧客の共感を集めていきます。当初は韓国と欧州でのみの販売でしたが、2025年にはアジア太平洋や中東、中南米地域の一部市場にも展開していきます。

Hyundai（ヒョンデ）について

1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility（AAM）などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。

Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。

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