中学女子寮　ピア・サポートプログラムを実施　寮生活を「生活の場」だけで終わらせない取り組み

平成31年2月27日（水）麗澤瑞浪中学・高等学校　中学女子寮

麗澤瑞浪中学・高等学校（岐阜県瑞浪市/校長：蟹井克也）は「自立・感謝・思いやり」を寮生活の目標に掲げ、中学1年生から高校3年生までが寮生活をしながら学校生活をおくることができます。
時に寮生活では人間関係の悩み、不安を抱えることがあり、コミュニケーション、課題解決、といったスキルを求められることが多くあります。本校中高女子寮では、寮生活をより円滑に、楽しく送れるように、に今年度からピア・サポートプログラムを実施しています。
　「ピア・サポート」とは、「仲間を支援する（支える）活動」を意味します。コミュニケーションの大切さを体験し、実際に悩んでいる仲間がいたときに、支え合うことのできる関係づくりが大切だと考えます。本プログラムでは、寮生活を通して思いやりのある環境をつくり出し、また様々なスキルトレーニングを通して、「わたし」「あなた」「みんな」に関わる力を育てることを目指しています。ピア・サポートプログラムを受講した生徒からは、「悩んでいることは、お互いに変わらないことがわかった」、「相手の立場になって、一度考えてみることが重要。自分からコミュニケーションをとって行動で示していきたい」という感想がありました。
　寮生活では、家族以外の同年代の仲間と生活しているので、「自分の気持ちが伝わらない」という経験をすることがあります。その伝わらないという経験をそのままにせず、どのようにしたら伝わるかを学ぶことで、寮生活を「生活」だけに留まらせずに活かすことができます。将来、生徒たちが様々な価値観、習慣の異なる人々と、一緒に社会をつくっていくことになったとき、寮生活とピア・サポートプログラムを通して学んだことが活かされることを期待しています。

◆2018年に実施したピア・サポートプログラムの内容
自己理解、他者理解に関するアクティビティ（「私のハート」「ほめほめゲーム」）
傾聴ワーク、アサーティブ・コミュニケーション
課題解決（ブレイン・ストーミング）、対立解決（ピア・メディエーション）など

◆ピア･サポートプログラム　
日時：平成31年2月27日（水）20：15～21：15
場所：中学女子寮
対象：中学1年～2年生
内容：ワークショップ形式でアイスブレイク、
他者の気持ちを考えたコミュニケーションの取り方　など

【麗澤瑞浪中学・高等学校ついて】
麗澤瑞浪は、自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境と快適な施設のなか、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。

【取材に関するお問合せ先】　
麗澤瑞浪中学・高等学校　URL: https://www.mz.reitaku.jp/
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広報担当：加藤（かとう）Email：[e-mail]