【三浦工業株式会社】樹脂ケーシング製水封式真空ポンプ「MEA-37E」の販売を開始
産業用ボイラメーカーの三浦工業株式会社(東京本社:東京都港区 代表取締役:米田剛以下、三浦工業という)は、この度、樹脂ケーシングを採用した水封式真空ポンプ「MEA-37E」(以下、本製品という)を新たに製品ラインアップに追加し、 2025 年10 月1 日より販売開始いたします。
三浦工業の小容量真空ポンプはオイルフリーの水封式真空ポンプで、樹脂製ケーシング採用による高い耐久性と保守の容易さから、お客様に大変高い評価をいただいております。今回、大型樹脂ケーシング実現の技術開発に成功し、これまでの特長を上位機種にも展開することが可能となりました。この技術革新を通じて、多様化するお客様のニーズにさらに応えることができると確信しております。今後も、より良い製品を提供するために、研究開発を進めてまいります。

主な特長
1.耐食性と高サニタリー(*1)性
樹脂ケーシングとステンレス製の二段インペラ(*2)のため、腐食環境下での腐食耐久性に優れています。また、排気中に錆を含まないので、衛生的で環境に優しい製品です。
2.コンパクトかつ軽量
ケーシングの樹脂化およびモータ直結構造により、コンパクトかつ軽量なポンプになりました。そのため、装置のレイアウトにおける自由度が広がります。さらに、本製品ではニ極モータの採用により質量を従来比で20%減少させました。これにより、輸送・運搬時の負荷を軽減します。
3.メンテナンスフリーで使用時の負荷軽減
錆によるケーシングの腐食リスクを完全に排除しました。これにより、定期的なメンテナンスが不要になり、お客様の負担を軽減します。
4.高温吸気可能
従来機(MEA-37)は吸気温度60℃までの仕様でしたが、耐熱設計および耐熱樹脂の使用により97℃まで対応可能になりました。
5.低コスト
樹脂ケーシングを採用したことにより、一般的なオールステンレスポンプよりも低コストで耐食性を実現しています。
*1 サニタリー・・・衛生的で清潔な事
*2 インペラ・・・ポンプやタービンなどの機械装置において、流体を効率的に移動させるための重要な部品
主な用途
・真空包装の脱気
・水中の溶存酸素・窒素の脱気
・吸着搬送
仕様

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