マイニング・インダバにおいてJOGMECの取り組みを発表
アフリカとの更なる関係強化へ
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、2017年2月6日から9日にかけて南アフリカ共和国のケープタウンで開催されたアフリカ最大の鉱業大会「Mining Indaba 2017」において、JOGMECのアフリカにおける取り組みを発表しました。
JOGMECの濱野幸一副理事長は、100を超える国々から約6,000人が参加した「Mining Indaba 2017」において、アフリカにおけるJOGMECの取り組みを発表しました。講演においてJOGMECは、TICADⅥで採択された「ナイロビ宣言」における人材育成の一環として、リモートセンシングや環境保全の技術移転を行うとともに、JV探鉱や日本企業が関与する資源開発への金融支援を通して、アフリカ諸国の持続可能な成長に貢献していることを強調しました。
また、展示会場においては、昨年に引き続き経済産業省および国際協力銀行(JBIC)と共同で日本ブースを出展し、日本のアフリカにおける資源分野の活動に高い関心が集まりました。
JOGMECは今後とも、ボツワナ・地質リモートセンシングセンターを拠点とするアフリカでの活動を継続し、我が国の資源確保に貢献します。
■ ボツワナ・地質リモートセンシングセンター事業の概要
2008年7月にJOGMECとボツワナ共和国地質調査所との共同事業として、地質リモートセンシングセンターを同国ロバツエ市に開設。2013年に首都ハボロネ市に事務所を移転し、現在5名の職員が常駐。
これまで南部アフリカ開発共同体(SADC)に加盟する13カ国と覚書(MOU)を締結し、のべ約890名の地質専門家に対して衛星画像解析技術の指導や共同解析および現地調査を行い、技術移転を行うとともに、有望地域を抽出しJVプロジェクトの形成を目指す。
■Mining Indaba 2017について
インダバ(INDABA)とは主に南アフリカ共和国東部で話されるズールー語で「重要な問題を議論する会議」を意味する。毎年2月に同国ケープタウンで開催されるアフリカ最大の鉱業大会で、今回で23回目を数える。アフリカ諸国をはじめとする政府関係者、メジャーおよびジュニア企業、国際機関他、世界中から多くの鉱業関係者が参加する。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000234.html?mid=pr_170214
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