【2/28(火)トルコ・シリア大地震緊急援助オンライン報告会】シリア事業担当(中東駐在)日本人スタッフ緊急登壇。今、シリア北西部の子どもたちは、支援の現場は、今後求められる支援とは
現地時間2月6日未明に発生したトルコ南部を震源とする大地震で、甚大な被害が出ているシリア北西部。
この3月でまる12年を迎えようとするシリア危機の影響で、地震発生前から多くの難民・避難民が人道支援を必要としていました。紛争により壊れかけた建物を地震が直撃。限られた設備や物資で対応を続ける医療施設に押し寄せる負傷者。さらに、昨年からコレラの大流行が続く中、水道インフラの破壊により安全な水が得られず、ますます高まる感染症のリスク。ぜい弱な状態にあった子どもたちや人々に、地震が追い打ちをかけています。しかし、紛争の影響を受けた地域へ、迅速に人道支援を届けるには様々な困難があります。
ワールド・ビジョンは、シリア危機以降、シリア北西部で避難生活を送る子どもたちやその家族に寄り添い、支援を届けてきました。今回の大地震に際しても、発生直後から初動調査や、命を守るために必要な暖房器具や燃料、食料、緊急支援物資の配布などの緊急援助活動を進めています。
本イベントでは、2015年から隣国のヨルダンに駐在し、7年以上シリア難民・避難民支援事業を担当し、現在、緊急援助活動に現地スタッフと一丸になって従事している渡邉スタッフが登壇します。被災したシリア北西部の状況、ワールド・ビジョンの活動、今後の課題についてご報告します。
■イベント概要
「シリア事業担当中東駐在渡邉スタッフ緊急登壇!トルコ・シリア大地震オンライン報告会」
日時:2023年2月28日(火) 19:00~20:00
場所:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
定員:500名
お申込みはこちら: https://page.worldvision.jp/cre/?enq=iY4bSj5KhMQ%3d
■登壇者
・渡邉 裕子(わたなべ ひろこ)
支援事業部プログラム・コーディネーター(ヨルダン駐在)
大学卒業後、一般企業に勤務。その後大学院に進学し、修了後はNGOからアフガニスタンの国連児童基金(ユニセフ)への出向、在アフガニスタン日本大使館、国際協力機構(JICA)パキスタン事務所等で勤務。2014年11月にワールド・ビジョン・ジャパン入団。
2015年3月からヨルダン駐在。ヨルダンにおいてシリアを逃れた子どもたちと、受け入れコミュニティの子どもたちの教育支援を担当したのち、現在はシリア北西部における水衛生事業を担当。
・司会:德永美能里 マーケティング第1部コミュニケーション課 課長
<ワールド・ビジョン・ジャパンとは>
キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等により困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。※詳細はこちら: www.worldvision.jp
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