【PV EXPO 2026 出展レポート】トリナ・ソーラー、最新の太陽光発電モジュール・系統用蓄電システムを公開
~研究開発を進めるペロブスカイト-シリコンタンデム太陽電池に関する技術も紹介~
太陽光発電および蓄電ソリューション分野で世界をリードするトリナ・ソーラー(Trina Solar Co., Ltd.、SH:688599、以下「トリナ・ソーラー」または「当社」)は、3月17~19日に東京ビッグサイトで開催された「PV EXPO 2026」に出展し、ユーティリティ規模、産業・商業用途(C&I)、および住宅向けの太陽光発電モジュールと蓄電ソリューションを展示しました。また、ペロブスカイト-シリコンタンデム太陽電池技術の開発進展についても紹介しました。

日本市場は、トリナ・ソーラーにとって重要な戦略市場です。こうした位置づけを背景に、本展示会では、最新の太陽光発電モジュールおよび蓄電ソリューションを日本で発表しました。具体的には、「Vertex N G3」「Vertex S+ G3」のアジア初公開に加え、系統用蓄電システム「Elementa 3 Flex」を世界で初めて紹介しました。 展示したソリューションは、日本の輸送条件や設置要件、環境条件を踏まえて開発されています。
Topic 1:新製品を初公開
本展示では、以下の製品・技術を紹介しました。
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太陽光発電モジュール(Vertex N G3 ユーティリティ規模太陽光発電向け、Vertex S+ G3 産業・商業施設向け屋根設置用)
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系統用蓄電システム(Elementa 3 Flex、Elementa 3)
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ペロブスカイト-シリコンタンデム技術(800W超の出力達成)

本展示では、太陽光発電と蓄電の組み合わせを前提とした製品群を紹介しました。ユーティリティ規模、産業・商業用途(C&I)、および太陽光発電と蓄電の用途において、システムの適合性向上と導入の効率化に寄与します。
※各製品の詳細は、以下のリリースでご確認ください。
「Vertex N G3」発表リリース(2026年3月26日配信)
「Elementa 3 Flex」発表リリース(2026年3月16日配信)

Topic2:ペロブスカイト-シリコンタンデム太陽電池技術を紹介
ペロブスカイト-シリコンタンデム太陽電池は、日本では、政府の「次世代型太陽電池戦略」のもと、次世代の太陽光発電技術として位置づけられており、実用化に向けた取り組みが進められています。本展示では、トリナ・ソーラーは本技術の最新の進展を紹介しました。セル搭載モジュールにおいて世界で初めて800Wの出力を突破するなど、研究開発およびパイロット段階での開発成果を示しました。

~次世代タンデム技術の最前線: トリナ・ソーラーの挑戦~
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ペロブスカイトは、従来のシリコンよりも高効率に太陽光を電力に変換できる次世代材料です。タンデム構造※により、同じ受光条件でも、より高い発電量を実現することができ、早朝・夕方・曇天などの低照度環境でも安定した発電性能を発揮します。
※タンデム構造とは:特性の異なる複数の太陽電池を積層することで、より広い波長域の太陽光を効率的に電力へと変換する仕組み。
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本展示では、次世代の高効率太陽光発電の実現に向けた技術開発の進展を紹介しました。展示されたモジュールは、産業用標準量産サイズをベースにトリナ・ソーラーの最新タンデムセルを搭載したものです。
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当社のペロブスカイト-シリコンタンデム太陽電池は、セル搭載モジュールとして世界で初めて800Wの出力を突破しました。さらなる改良によりモジュール出力は約886W、セル効率は30%を超える水準に到達しています。
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本技術は、トリナ・ソーラーによる10年以上にわたるタンデム太陽電池技術の研究開発と、約481件の特許出願を含む知的財産基盤により支えられています。
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本技術は現在パイロット生産段階にあり、10MWのパイロットラインでスケール化の検証を進めており、量産化は2027~2028年頃を目標としています。
動画1:最新の太陽光発電モジュールと系統用蓄電システムについて、各事業部門の責任者より解説しています。
【PV】Shao Zhendong(トリナ・ソーラー APMEA地域 モジュール部門統括責任者)
PV EXPOで日本初公開したペロブスカイト-シリコンタンデム太陽電池技術を紹介しています。
【BESS】Leo Zhao(Dr.)(トリナ・ストレージ APAC地域 エネルギー貯蔵部門統括責任者)
PV EXPOで世界初公開した系統用蓄電池「Elementa 3 Flex」について紹介しています。
動画2:3日間を通じての展示ハイライトをまとめています。
PV EXPO 2026では、EPC事業者、販売パートナー、発電事業者など、多くの関係者がトリナ・ソーラーのブースを訪れ、意見交換が行われました。本展示は、トリナ・ソーラー・ジャパンのチームを中心に、APACおよび本社のメンバーが連携して運営されました。これは、日本のお客様に対して、ローカルでのきめ細かな対応とグローバルな技術知見の双方を組み合わせて支援する、当社の体制を体現するものです。
トリナ・ソーラーは今後も、お客様やパートナーと連携し、日本における太陽光発電、蓄電および次世代太陽電池技術の展開を推進してまいります。
▽ トリナ・ソーラー(SH 証券コード:688599)について
1997年に設立されたトリナ・ソーラー株式会社は、スマート太陽光および蓄電ソリューション分野における世界的なリーディングカンパニーです。現在、世界180カ国以上で事業を展開しており、太陽光発電モジュール、蓄電ソリューション、追跡システム、スマートエネルギーソリューションを提供するとともに、ユーティリティ規模、商業・産業(C&I)、住宅向けなど、幅広い用途に対応しています。技術革新とグローバルな製造体制を強みに、再生可能エネルギーの普及拡大とネットゼロ社会の実現に貢献しています。
日本においては、2010年にトリナ・ソーラー・ジャパンを設立し、昨年15周年を迎えました。国内需要に合わせて最先端のフルライン製品を展開。パートナーの皆様と多数の実績を達成してきました。
▽ トリナ・ストレージについて
トリナ・ストレージは、2015年に設立されたトリナ・ソーラー株式会社の事業部門であり、エネルギー貯蔵製品およびソリューション分野におけるグローバルリーダーとして、エネルギーのあり方を変革することに取り組んでいます。
当社は、顧客ニーズやさまざまな利用シーンに対応した包括的なスマート太陽光エネルギーソリューションの実現を目指し、ネットゼロ社会に向けた新しい電力システムの変革を推進しています。
垂直統合型のバッテリー技術プロバイダーとして、電池セルの研究開発(R&D)から製造、システム統合までを一貫して行う包括的な技術力を強みとしています。
当社の製品ポートフォリオは、蓄電池、蓄電キャビネット、エネルギー貯蔵用コンバーター、住宅用蓄電ソリューション、統合型インテリジェントエネルギー管理システムなど多岐にわたります。主に太陽光発電と蓄電を組み合わせた系統用プロジェクトおよび蓄電単独のアプリケーションを中心に事業を展開しており、銀行融資適格性(バンカビリティ)、コスト効率、安全性、信頼性に優れたエンドツーエンドのソリューションを提供しています。
<最近のトピックス>
・2025年5月発表:知的財産情報サービス機関IPRdaily発表の「世界ペロブスカイト太陽電池セル発明特許ランキング(TOP30)」において出願件数481件で世界第1位を獲得
・2025年10月発表:S&P Global Commodity Insights発表の太陽光発電モジュール、インバーター、エネルギー貯蔵システム、風力タービンを対象とする初回の「Tier 1クリーンテック企業」において、太陽光発電モジュールおよびエネルギー貯蔵システムの両部門でTier 1リストに選定。
・2026年1月発表:S&P Global Energy発表の「2025年 エネルギー貯蔵システム・インテグレーター・レポート(2025 Battery Energy Storage System Integrator Report)」において、世界のBESSインテグレーターの世界第8位にランクイン。
Trinasolar トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー2606
【本件に関するお問合せ】
●製品について
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 マーケティング部 YIP Sara-Jean
mail:sarajean.yip@trinasolar.com
●取材等について
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 広報PR事務局 株式会社アネティ 仲村・釜井
mail:nakamura@anety.biz、kamai@anety.biz
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