岐阜県池田町、大垣共立銀行、バイウィルが「カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」を締結
J-クレジットの創出・流通に取り組むことで、環境価値と経済価値の循環を起こし、池田町の地域脱炭素と地域経済の活性化に貢献
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、岐阜県揖斐郡池田町(町長:竹中 誉、以下「池田町」)、株式会社大垣共立銀行(本店:岐阜県大垣市、取締役頭取:林 敬治、以下「大垣共立銀行」)と、「カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定」を締結しました。
3者は本協定をもとに、J-クレジット(*1)をはじめとする環境価値の創出・流通や、新たなビジネスモデルの創出に取り組みます。
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*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットに活用することができる。
【締結日】
2025年2月27日 (木)
締結日当日には、池田町役場にて締結式を執り行いました。
【協定内容】
3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。
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環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供
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環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出
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その他、本協定の目的に資すると当事者が認める事項
【締結の背景】
岐阜県池田町は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」の実現に向け、地球温暖化対策を推進しています。2020年3月には「地球温暖化対策実行計画」を策定し、日常業務や施設運用における省エネ、再生可能エネルギー導入などを推進しています。
2024年2月には、基準年度を2018年度とし、2030年度に温室効果ガス排出量を50%削減する計画に改定し、政府目標を上回る意欲的な目標を設定しました。
町民一人ひとりの環境意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを地域全体で進めています。
また、大垣共立銀行とバイウィルは2023年9月27日に顧客紹介契約を締結し、地域の脱炭素をともに目指してきました。今回も大垣共立銀行から池田町へバイウィルが紹介されたことで、池田町においては新たな取り組みとなるJ-クレジット創出・活用を進めるため、本連携協定に至りました。
参考)池田町:「池田町地球温暖化対策実行計画を改定しました」
(https://www.town.gifu-ikeda.lg.jp/0000002364.html)
【今後の展望】
池田町の脱炭素化を目指し、3者が連携して、J-クレジットの創出および流通を進めてまいります。J-クレジットの創出方法(方法論)については、LED設備の導入から検討しており、その後、その他の方法論についても広げていく想定です。
バイウィルは、池田町におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援します。また、販売に関しては、大垣共立銀行とも協力し、「地産地消」によって池田町をはじめとする地域の脱炭素化を促進します。
【3者概要】
<池田町 概要>
■代表者:町長 竹中 誉
■所在地:岐阜県揖斐郡池田町六之井1468番地の1
■公式HP:https://www.town.gifu-ikeda.lg.jp/
<大垣共立銀行 概要>
■名称:株式会社大垣共立銀行
■代表者:取締役頭取 林 敬治
■本店:岐阜県大垣市郭町3丁目98
■事業内容:銀行業
■公式HP:https://www.okb.co.jp/
<バイウィル 概要>
■名称:株式会社バイウィル
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■所在地:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■公式HP:https://www.bywill.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社バイウィル 広報担当
e-mail:info@bywill.co.jp
TEL:03‐6262-3584(代表)
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