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トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社
会社概要

トライアンフから「シルバーストンGPでのパレードラップにてトライアンフ120周年を祝福」のお知らせ

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は8月7日(日)、Monster Energy British GPでのMoto2レースの前に、トライアンフモーターサイクルズが120周年を記念したパレードラップを行い、シルバーストンの観衆に見守られる中、最も重要で歴史的な複数のトライアンフによるパレード走行を行いましたことをお伝えいたします。

パレードでは、トライアンフのコレクターであるDick Shepherdが乗った、Steve McQueenが主演のクラシック映画の「大脱走(The Great Escape)」で使用した本物のTR6や、トライアンフのChief Product OfficerであるSteve Sargentが乗った初代Moto2 Triumph Muleバイク、そして最新のSpeed Triple 1200 RSを含む現行モデルが披露され、エンデューロ世界選手権で5度の優勝を果たしたIvan Cervantesも、Daytona 675にまたがりパレードラップに参加しました。


さらにGPのパドック内では、最近になって発見されたオリジナルの1901年製のトライアンフ最初のプロトタイプや、映画007の最新作[「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で使用されたScrambler 1200、1920年代のModel H “Trusty” Triumph、など伝説的なモーターサイクルの数々が展示されました。
 

トライアンフパレードと展示車両
1901プロトタイプ

1901年
長い間、存在が噂され、1901年に掲載された広告やレビューの中で話題になっていた、この最初のトライアンフプロトタイプは、当時のトライアンフモーターサイクルへの一般の人々の関心と需要を高めるため、ベルギーのメーカーであるミネルバから提供された172cc 0.8 PSエンジンをトライアンフの自転車へ搭載し開発されました。ミネルバのエンジン記録にある1901年のトライアンフ初号機のエンジン番号と一致することから、このモーターサイクルの歴史的意義がより確実になりました。

MODEL H (TRUSTY)
1915年
‘Trusty’はトライアンフが最初に収めた大きな成功でした。1914年に第一次世界大戦が始まったとき、英国政府は最前線部隊との効率的なコミュニケーションを図るため、馬に乗ったメッセンジャーに代わり、オートバイに乗った伝令兵を配置しました。多くのモデルがテストされた結果、Triumph Model Hが選ばれました。Model Hは、想像を絶する程に困難な状況でも比類のない能力を発揮したため、‘Trusty(信頼できる)’という愛称で親しまれました。

6T THUNDERBIRD
1949年
トライアンフの戦後初のツインである6T Thunderbirdは、その信頼性とパワフルさで名を馳せました。それは、発売時、3台のマシンがメリデンからフランスまで走破した際、傾斜の付いたモンレリサーキットで500マイル以上90mphを維持し、数回のフライングラップで100mph以上を維持したことで、実証されました。Edward Turnerが、雷や稲妻を放つと言われているネイティブアメリカンの神話上のワシに似た生き物にちなんでこのバイクに名前を付けました。Thunderbirdは、物議を醸した1953年のMarlon Brando主演映画「乱暴者(The Wild One)」で一躍有名になりました。

KEN HEANS – ISDT – TR6 DUPLEX
1961年
650cc TR6 Duplexは、1962年にKen Heansが金メダルを獲得した、Garmischで開催されたInternational Six Days Trialでも使用されました。このバイクは、実は映画「大脱走」で使われるべきバイクでした。
というのも、独自の外部サスペンションスプリングを備えているため、のちに「大脱走」で披露されたジャンプアクションに最適なものだったからです。

ORIGINAL GREAT ESCAPE – TR6 TROPHY
1961年
1963年のクラシック映画「大脱走」(アメリカ製)でSteve McQueenが跨ったこのTriumph TR6 は、映画史上最も象徴的なオートバイの1つです。
国際的なレーサーであり、熱心なオートバイファンでもあるMcQueenは、有名な有刺鉄線のフェンスを飛び越えるシーンを実際に自身で演じたわけではありません。彼の友人であり伝説的なレーサーであるBud Ekinsが代わりにスタントを行いましたが、長さ65フィート、高さ12フィートのジャンプに支払われた報酬はわずか1,000ドルでした。
TR6は、McQueenがチェイスシーンで演じたように、ワールドクラスのオフロードパフォーマンスと真の100mphを実現し、1960年代の世界でこれに匹敵するバイクは存在しませんでした。
 
X-75 HURRICANE
1973年
世界初のファクトリーカスタムとして高い評価を得たX-75 HURRICANEは、1972年にアールズコートで初めて展示されました。BSAとして誕生したこのマシンは、イリノイ州のCraig Vetterによってアメリカ市場向けに特別にデザインされました。舗装路でのクルージングを目的としたこの新型モデルは、ハンドリングおよびブレーキ性能に優れていましたが、その後すぐに経済的な問題によりトライアンフはこのモデルの製造を取りやめたため、実際の製造台数はごくわずかでした。

TR65T TIGER TRAIL 
1982年
1982年から1983年の間に製造された6つの650ccモデルのうちの1つです。650cc TR65T Tiger Trailは、1982年の初めに登場し、新しく導入されたTriumph TR65 Thunderbirdエンジンをベースに、トレイル用に改良され、電子点火システムを備えていました。

SPEED TRIPLE
1994年
アグレッシブで機敏なこのバイクは、それ自身でセグメントに火をつけ、カテゴリーを定義し、“ファクトリーストリートファイター”という用語を生み出しました。94年製のSpeed Tripleは高速での安定性を損なうことなく、俊敏なコーナリングを実現する洗練されたサスペンションが高く評価されました。
市場に出回っている他製品とは異なり、Speed Tripleはネイキッドロードスターのパッケージにスポーツバイクの性能と能力を備え、特徴的で個性的なトリプルエンジンを搭載した、まさに唯一無二の存在でした。

DAYTONA 675
2004年
Daytona 675は、発表当初からライバルに差をつける圧倒的な洗練度を誇っていました。高いポジションに設定されたシートと過激な前傾姿勢のライディングポジションにより、ライダーを即座にレーシングセットアップに引き込みました。軽量でパワフルなDaytonaは、その3気筒エンジンで驚異的な性能を発揮しました。
この新しいエンジンは、そのカテゴリーの標準であった4気筒ユニットと比較して、中回転域でのより高いトルクと独特のスリルにより、これまでにない乗り心地をライダーに感じさせ、6,000rpmから14,000rpmにかけて猛烈なエンジン音が鳴り響きました。

Moto2 PROTOTYPE 
2017年
2019年シーズンに向けてトライアンフMoto2™ 765ccトリプルエンジンのベースとして開発された、唯一無二のプロトタイプモーターサイクルです。専用のレースシャーシとECUを備えた、高度な技術力でレース用に調整されたプロトタイプ765ccエンジンは、変更されたシリンダーヘッド、チタンバルブとより剛性の高いバルブスプリング、低出力のレース用オルタネーター、より高い1速ギア比、よりスリムなプロファイルのエンジンカバー、およびレース用に開発されたスリッパークラッチを備えています。このプロトタイプは、元125cc世界チャンピオンであり、Moto2™ 準優勝者であるJulian SimonがCiudad del Motor de Aragónでのテストに使用しました。
 

Scrambler 1200 XE Bond Bike(ノー・タイム・トゥ・ダイ)
2019年 – MotoGP VIPヴィレッジにて展示
第25作目のジェームズ・ボンド映画の制作に使用されたトライアンフ スクランブラー1200 XEのオリジナルモデル。
Scrambler 1200のエンジンは、90 PS/7,250rpmを発揮し、オフロードでもオンロードでも、低回転域から中回転域でも高トルクを提供するように調整されており、4,500rpmの低回転域で110 Nmの最大トルクを発揮します。
まさに悪者から逃げるにはもってこいのモデルとなっています。

Rocket 3R 221 Edition
2021年
221 EditionのRocketは、サファイアブラックのサイドパネル、リアボディワーク、ラジエーターカウルと、美しいコントラストを織りなす印象的なレッドホッパーの燃料タンクおよびフロントマッドガードを備えた特別な新しいペイントスキームを特徴としています。
ペイントスキームはRocketの並外れたパフォーマンス数値(2,458ccエンジン、221Nmの最大トルク、167 PSの最高出力、85.9mmのストローク、110.2mmのボア径など)を表現している絶妙なタンクのグラフィックによって、より一層際立つものになっています。

Speed Triple 1200 RS
2021年
すべてを刷新したSpeed Triple 1200 RSは、究極のパフォーマンスネイキッドスポーツのライドを実現するためにゼロから設計され、これまでのSpeed Tripleのパワー、パフォーマンス、ハンドリング、テクノロジーにおいて絶対的な革命をもたらしました。
Speed Triple 1200 RSには、Moto2™レースエンジンプログラムで得た知見に基づき開発された最新1,158ccトリプルエンジンが搭載されます。180 PS/10,750rpmの最高出力、125Nm/9,000rpmの最大トルクを発揮します。

Speed Triple 1200 RR
2022年
新型スピードトリプル1200RRは、英国自動車界が誇る、独特のエレガンスと爽快な実性能の融合という伝統を反映したデザインとなっています。
ユニークなキャラクターとロードに焦点を当てたスポーツパフォーマンスにより、Speed Tripleの特徴を愛するライダーのために新しい次元を創り出した新型RRは、美しさと機能性の両方におけるランクアップを表しており、より独特で、より特徴的、そして真に正統な物を提供します。
本質的には、カフェレーサーを現代風にアレンジしたものであり、ロード向けの究極のスポーツバイクです。

Triumph Triple Trophy Street Triple 765 RS
2022年 – MotoGP VIPヴィレッジにて展示
トライアンフトリプルトロフィー #PoweredByTriumph は、2022年シーズン終了時に最高得点を獲得した人に、Moto2™エンジンの元となった765ccトリプルエンジンを搭載したカスタムカラーのTriumph Street Triple RSを贈呈します。
Moto2™世界選手権と並行して開催されるトライアンフトリプルトロフィーは、3つのカテゴリーでライダーにポイントが与えられます。「スタートからフィニッシュまでの最も順位をあげた場合」7ポイント、「ポールポジション」で6ポイント、「レース最速ラップ」で5ポイントです。


------- END ------

トライアンフについて
・1902年に設立されたトライアンフ モーターサイクルズは、オートバイ製造を開始して2022年で120年周年を迎えました。トライアンフモーターサイクルズは30年以上にわたり、レスターシャー州ヒンクレーに拠点を置き、本物のデザインと個性、カリスマ性、パフォーマンスが完璧に調和した象徴的なバイクを生産し続けています。

・トライアンフは英国最大のオートバイメーカーで、2021年度の生産台数は75,000台*以上、世界に約700のディーラーを展開しています(*自社調べ)。

・この集中力と技術革新、そしてエンジニアリングにかける情熱をもって、魅力的な新型Speed Triple 1200 RRやTiger Sport 660、素晴らしいTiger 900、世界をリードするRocket 3 Rと GT、ハイパフォーマンスが特徴のStreet Triple RS、象徴的なScrambler 1200、大陸横断用のTiger 1200、2021年にアップデートされた伝説的なTriumph Bonnevilleファミリー(Bonneville Bobber、Thruxton RS、Street Twin、Street Scrambler、象徴的なBonneville T120とT100)から、エキサイティングで乗りやすいトライアンフ モーターサイクルズのA2シリーズ*まで、あらゆるライダーのニーズを満たす幅広い種類のバイクを生み出しています(*国内では未展開)。

・トライアンフは現在、世界中で約2,000人の従業員を抱え、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、インド、中国、タイで系列企業を経営するとともに、独立販売代理店のネットワークを有しています。また、レスターシャー州ヒンクレーおよびタイに製造工場、ブラジルとインドにCKD工場を持っています。
・Triumph Bonnevilleは、トライアンフが米国ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツで1956年に速度記録を達成したことを祝って名付けられたことで有名ですが、元々はイギリスのスーパーバイクでした。あっという間に数々のレースで優勝するオートバイになり、その伝説的なハンドリング、スタイル、個性により、過去の有名なモーターサイクリストたちに選ばれてきました。2021年向けにアップデートされ、パフォーマンス、機能、スタイルがさらに向上したTriumph Bonnevilleですが、新たなBonnevilleファミリーを今日正真正銘のモダンクラシックバイクたるものにしているのが、ライダー志向の技術と組み合わさったまさにそのハンドリング、個性、象徴的な外観なのです。

・トライアンフは、モーターサイクルスポーツのほとんどすべてのクラスと分野に参戦し、数々の勝利を獲得するという輝かしいレースの歴史を有しています。1908年の第2回マン島TTレースで優勝を飾り、1960年代にはヨーロッパやアメリカで開催されたロードレースやトラックレースで勝利を独占し、最近のレースとしては、トライアンフの675cc 3気筒エンジンによる2014年のデイトナ200で勝利、2014年マン島スーパースポーツTTで勝利、2014年と2015年のイギリススーパースポーツで複数のタイトル獲得とワールドスーパースポーツレーシングで勝利し、そして2019年には、ピーター・ヒックマンが乗車したマン島スーパースポーツTTでの優勝など、現代のレースでの活躍にまで至っています。

・2019年シーズンの開幕以降、FIM Moto2™世界選手権への独占的エンジンサプライヤーとして、トライアンフのレーシング伝説は今なお続いています。トライアンフ モーターサイクルズは出場全チームにレース専用チューンを施した765cc 3気筒エンジンを供給しており、このエンジンはクラスをリードするStreet Triple RSエンジンをベースにしています。初年度にはこのクラスを再定義しながら、Moto2™  マシン初の300kmhオーバーの最高速度達成を含め、次々と記録を塗り替え、2020年シーズンは記録更新がさらに高速化され、15回のレースから、前代未聞の11個のラップレコードと7人の異なる優勝者が生まれました。

・トライアンフのレース活動はさらに強化され、2021年にはブリティッシュスーパーバイクのパドックに戻り、ファクトリーサポートのレースチーム、ダイナボルト・トライアンフとしてブリティッシュスーパースポーツ選手権に参戦しました。

・2021年、トライアンフはモトクロスとエンデューロの両方のシリーズで最高峰の選手権レースに取り組むことを約束し、モトクロスとエンデューロの世界への参入と新しいファクトリーレースの取り組みを発表しました。


お客様お問合せ先
トライアンフコール
:TEL 03-6809-5233
トライアンフ WEBSITEhttp://www.triumphmotorcycles.jp/

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商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区海岸3-18-1 ピアシティ芝浦ビル3階
電話番号
03-6453-9810
代表者名
大貫陽介
上場
未上場
資本金
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設立
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