AOSデータ社、AIデータ復旧サービスを開始

〜喪失してしまったAI学習データを復旧〜

AOSデータ株式会社

クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋)は、喪失してしまったAI学習データを復旧するサービスを開始いたします。
▼AIデータ復旧サービス
https://www.data119.jp/recovery/aidata/

 

 
 ■AIデータ復旧とは 

AIデータ復旧サービスとは、損傷や消失したAIの学習データを回復・修復するサービスです。AI学習データは、機械学習モデルの訓練に用いられる重要なデータであり、それらのデータが損傷や消失すると、AIの性能に大きな影響を与えることがあります。そこで、AIデータの復旧サービスは、失われたデータや破損したデータを復元し、AIモデルの学習を支援するサービスです。
 
 AIデータの復旧サービスでは、以下のような手順でデータ復旧が行われます。
  1)障害機器の診断:復旧対象機器・データ保存先ストレージを診断し、障害状況の特定をします。
  2)データ復旧:喪失したデータ、ご希望のデータを復旧します。
  3)データの検証:復旧されたデータを検証し、正常に復元されたことを確認します。
 
 AIデータ復旧サービスは、AIモデルの学習に必要なデータを失ってしまった場合に、大きな支援となります。また、20年以上に渡り、復旧を続けてきたことで培われた高度な復旧技術を活用することで、失われたデータや破損したデータでも高い精度で復元することができます。


■AIデータ復旧サービスが求められる背景
 AI学習データの復旧サービスが求められる背景には、以下のような要因があります。
 
 ・AI技術の急速な発展と普及:

 近年、AI技術が急速に発展し、様々な産業や分野で広く活用されています。これに伴い、AIの学習データが事業やサービスの重要な資産となり、その保護や復旧が重要視されるようになりました。
 ・データ損失のリスク:

ハードウェアの故障、ソフトウェアの不具合、ウイルスやマルウェア、人為的なミスなど、さまざまな要因によりデータが損失や破損するリスクが存在します。AI学習データが損失した場合、AIモデルの性能や開発プロセスに大きな影響が出ることがあります。
 ・データの価値: 

AI学習データは、高品質のAIモデルを開発するために不可欠な要素です。そのため、学習データが独自性や希少性を持っている場合、そのデータの価値が高く、復旧サービスの需要が高まります。
 ・コンプライアンスおよび法規制:

データ保護やプライバシーに関する法規制が厳しくなっているため、企業や組織はデータ管理に対してより慎重にならざるを得ません。AI学習データの中に法規則でデータ保護が必要なデータが含まれている場合は、このデータも保護の対象となります。万が一喪失してしまった場合には、AIデータ復旧サービスが重要な役割を果たすようになります。
 
 これらの要因が相まって、AIデータ復旧サービスは、企業や組織にとって重要なサービスとなっています。データ復旧サービスを利用することで、AI学習データの損失や破損による影響を最小限に抑えることができます。
 
 ■AIデータ復旧サービスが必要とされる分野
 AIデータ復旧サービスが必要とされる分野は多岐にわたりますが、特に以下のような分野でその需要が高まっています。
 
 ・医療:AIは画像認識や診断支援システムなど、医療分野で幅広く活用されています。学習データが損失すると、AIモデルの性能に影響が出るため、データの復旧が重要視されます。

・自動運転: 自動運転技術の開発には、大量の学習データが必要です。データが損失した場合、開発プロセスに支障が出ることがあります。

・金融: 金融機関では、AIを用いたクレジットスコアリングや不正取引検出などのために大量のデータが必要です。データ損失は、これらのサービスの精度や信頼性に影響を与える可能性があります。
 ・製造業:AIは製造業で品質管理や生産効率向上のために使用されています。学習データの損失は、生産プロセスや製品品質に悪影響を及ぼす可能性があります。
 ・広告・マーケティング: AIは広告ターゲティングや消費者行動分析など、マーケティング分野で活用されています。データ損失が発生すると、マーケティング戦略の効果が低下することがあります。
 ・エネルギー:AIはエネルギー分野でスマートグリッド管理や需要予測に活用されています。データの損失は、これらのシステムの性能に影響を与えることがあります。
 
 これらの分野では、AI学習データが事業やサービスの中核を担っており、データの損失や破損が大きな問題となる可能性があります。そのため、AIデータ復旧サービスが重要な役割を果たします。
 
 ■AIデータ復旧事例
 AIデータの復旧事例としては、以下のような事例があります。


 ・ハードウェア障害によるAI学習データ損失:
 ストレージデバイスの故障により、AI学習データが破損してしまいました。この状態からも高度な物理障害の復旧技術を活用することでAIデータの復旧に成功しました。
 ・ソフトウェアのバグによるデータ損失:
 AIソフトウェアのバグが原因で、AI学習データが破損し、AI学習データが消失してしまいました。このケースでは、データ復旧ソフトウェアを使ってデータを回復し、AIモデルの開発を継続できるようにサポートすることができました。
 ・ウイルス感染によるAIデータ損失:ランサムウェアに感染して、AI学習データが暗号化されるという事件が発生しました。このケースでは、まずは、ネットワークに繋がっているパソコン、サーバーをネットワークから遮断して、ハードディスクの取り出し作業を行いました。取り出されたハードディスクに対して、セキュリティ対策を講じてから、データの復旧作業を行いました。特に、RAIDディスクに格納されているデータをバラバラになったハードディスクから復旧するのは、高度な復旧技術が必要でしたが、一部、暗号化されて復旧できないデータがありましたが、数千台のハードディスクのほとんどのデータ復旧に成功しました。
 ・人為的ミスによるAIデータ損失:
 AIソフトウェアをアップデートする際に、オペレータの操作ミスにより、誤ってAI学習データが削除されてしまった事案がありました。このような状態からも高度な復旧ソフトウェアを駆使することにより、AI学習データの復旧に成功しました。
 
 以上のように、AIデータ復旧サービスは、企業や研究機関がAI学習データを復旧し、AI開発プロセスやサービスの運用を継続できるようにサポートいたします。
 
 ■AIデータリスクマネジメント事業について
 弊社ではこれまで、人のためのデータのリスクを管理してきました。これからはAIのためのデータには必ず学習用データが必要で、このAIのためのデータのリスク管理、保存管理、データを総合的に集めて管理することがキーになります。AIのためのAIデータのリスク管理にも注力し、AIデータを活用した、AIデータドリブン事業の支援をして参ります。

 


■サービス概要
 サービス名:AIデータ復旧サービス
 URL: https://www.data119.jp/recovery/aidata/
 
 【AOSデータ株式会社について】
 名 称:AOSデータ株式会社 代表者:春山 洋
 設 立:2015年4月 
 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
 資本金:1億円(資本準備金15億2500万円) 
 URL: https://www.aosdata.co.jp/
 AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業6,500社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のお客様の無くしてしまったデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,300万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、14年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データのフォレンジック調査や証拠開示のEデイスカバリサービスで数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループ企業のリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセット マネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにサポートします。また、 若手隊員の登用・育成を促進し、防衛省の優秀な人材確保・育成に寄与することを目的として作られた若年定年制度を支援し、先端技術のエンジンニアキャリアが活かされる官民連携で日本社会に貢献します。


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会社概要

AOSデータ株式会社

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URL
https://www.aosdata.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6809-2578
代表者名
佐々木 隆仁
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年04月