「地球環境の健全性」と「人間の健康」への貢献を目指したプラネタリーヘルスプロジェクトを開始
美容健康会社である株式会社イービーエム、微生物分析会社である株式会社Re Floraの2社の協力を得て、「地球環境の健全性」と「人間の健康」への貢献を目指したプラネタリーヘルスプロジェクトを開始
株式会社ミツウロコグループホールディングスは、美容健康会社である株式会社イービーエム(本社:東京都渋谷区、代表取締役 松島榮子)、微生物分析会社である株式会社Re Flora(本社:福岡県久留米市、代表取締役:中村弥和)の2社の協力を得て、「地球環境の健全性」と「人間の健康」への貢献を目指したプラネタリーヘルスプロジェクトを開始しました。
1.事業の背景・概要
「プラネタリーヘルス」とは、地球環境と人間の健康の相関関係を踏まえて、環境問題や健康推進の課題に取り組むことを意味しています。土壌蘇生効果や人体への健康効果が期待される「フルボ酸」は「プラネタリーヘルス」推進に貢献することが見込まれたため、このたび当プロジェクトの一環として活用効能の実証実験に取組むこととなりました。
ミツウロコグループは、事業活動に必要な資源等、様々な恩恵を受けている地球環境をよりよき状態に保全することが責務であるという考えから、CO2排出量の削減や再生可能エネルギーの普及、燃料消費量の抑制等サステナブルな社会の実現に向けた取組みを推進しており、プラネタリーヘルスへの取組みもその一つに位置付けています。
2.フルボ酸の有用性と活用可能性
フルボ酸は、古代の海洋植物が微生物により分解され堆積した地層より得られる腐植物質の一種で、天然の有機酸です。人体・農業について以下の有用性が指摘されています。
3.これまでの取り組み
現在、農業専門高校である群馬県立藤岡北高等学校との産学連携による、作物の生育促進や栄養価の向上効果、土壌の蘇生効果と人体への健康効果期待される「フルボ酸」の活用効能の実証実験とその社会実装に取り組んでいます。
◎2024年9月より、土壌にフルボ酸を散布した高校敷地内の農地にて、キュウリの栽培を開始しました。土壌の微生物の変化、作物の収量、品質、病害虫耐性等を継続的に調査し、作物生産や土壌蘇生に対するフルボ酸の活用効能を検証しています。本検証実験は2025年10月の完了を見込んでいます。
【試験区(敷地面積151.2㎡)】
【対照区(敷地面積151.2㎡)】
◎同校の教諭、生徒の方計4名へ、腸内フローラ解析を実施しました。解析結果の数値から、腸内フローラ改善効果の検証を行います。定期的な解析とカウンセリングにより、農業に携わる方々へのフルボ酸の健康効果を検証します。
4.今後の展開
農産業やそれに従事する方々の支援となる、「地球環境の健全性」「人間の健康」に配慮した作物育成ソリューションを産学連携で実現させ、社会に届けてまいりたいと考えております。また、様々な研究機関、教育機関、自治体との連携を深め、社会課題への対応と新たな価値創造を実現する、産学連携のフォーマットを構築し、全国各地で地方創生の支援となることを目指します。
社会に新しい価値を提供する「豊かなくらしのにないて」であるミツウロコホールディングスは、プラネタリーヘルスへの取り組みを拡大させ、人が健康で心豊かにくらし続けることのできる、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
≪株式会社Re Flora 概要≫
代表者: 代表取締役 中村弥和
所在地:〒839-0864 福岡県久留米市百年公園1-1福岡バイオインキュベーションセンター(F-BIC)304号室
事業内容: 微生物叢の分析、検査キット・清涼飲料水等の通信販売
≪株式会社イービーエム 概要≫
代表者: 代表取締役 松島榮子
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-3 表参道ビル6F
事業内容:化粧品製造・開発・販売、通信販売(ホームケア宅配)スキンケアスタジオの経営、EBM学院の運営
≪群馬県立藤岡北高等学校 概要≫
代表者: 校長 高橋太郎
所在地:〒375-0017 群馬県藤岡市篠塚90
学科展開:生物生産科、環境土木科、ヒューマン・サービス科
本件に対するお問合せ先
株式会社ミツウロコグループホールディングス
サステナビリティ委員会
電話:03-3275-6300
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