「織田信長公が眠る京都・寺町の阿弥陀寺 大正期に勅使を迎えた格式高い唐破風檜皮葺の玄関を修理したい」クラウドファンディング開始

文化を未来につなぐTHE KYOTO Crowdfunding

株式会社京都新聞社

 THE KYOTO Crowdfunding(運営:京都新聞社)は、織田信長の墓所として知られる阿弥陀寺(京都市上京区)によるクラウドファンディングのプロジェクトを進めています。

 阿弥陀寺は織田信長公本廟所として、毎年6月2日の『信長忌』には多くの方がお参りされます。2031(令和13)年の信長公450回忌に向け、20年かけて境内各所の整備をしていましたが、昨年6月の豪雨で勅使玄関・渡り廊下に雨漏りが起き、応急処置はしたものの、大改修が必要となりました。勅使玄関と渡り廊下は、信長公に正一位が授けられるにあたって1910(明治43)年に作られた特別な建築物です。この歴史ある建物を後世に伝えていく為、改修費の一部をクラウドファンディング(CF)で募っています。

織田信長公が眠る京都・寺町の阿弥陀寺 大正期に勅使を迎えた格式高い唐破風檜皮葺の玄関を修理したい

THE KYOTO Crowdfundingサイト

URL:https://the-kyoto.en-jine.com/projects/amidaji

【クラウドファンディング概要】

■阿弥陀寺

 阿弥陀寺の開山は、織田信長公と親交があり、奈良東大寺の勧進職も務められた清玉(せいぎょく)上人です。1582(天正10)年6月2日の本能寺の変では、戦乱の中を本能寺に駆けつけ、信長公の遺骸を持ち帰り、本能寺・二条城でなくなった家臣らを引き取り、供養しました。その後、豊臣秀吉から3度にわたり阿弥陀寺で葬儀がしたいという申し出がありましたが、清玉上人は、相当の法事はすでに済みましたと固辞。それから400年以上にわたって、織田家・ご家来衆の子孫をはじめ、檀信徒の方々の帰依をうけて今日まで続いてきました。

■勅使玄関

 明治時代、織田信長公に正一位が追贈されることとなりました。研究者による調査の結果、全国に数多ある織田信長公のお墓のうち、阿弥陀寺が本廟所と認められ、追贈の儀式が執り行われることになりました。近年見つかった棟札から1910(明治43)年に檜皮葺唐破風の格式高い勅使玄関と渡り廊下が建築されたことが判明しました。1917(大正6)年に行われた儀式の際には、勅使玄関から勅使をお迎えし、渡り廊下を通り、本堂・織田信長公墓前にて厳かに贈位が行われました。

■建造物としての価値

 勅使玄関は、現在の庫裏の一部に当たります。江戸時代に使われた庫裏にも「式台」という唐破風の屋根の玄関があり、1829(文政12)年、内大臣であり阿弥陀寺の檀家だった広幡経豊(ひろはたつねとよ)卿の発願によるものです。

 広幡家は、後陽成(ごようぜい)天皇の甥である忠幸王が臣籍降下されたことに発する家で、以来五摂家に次ぐ清華家(せいがけ)として、朝廷を支えてこられました。広幡家は阿弥陀寺の筆頭檀家であり、歴代の当主・一族の方々を供養し、阿弥陀寺の護持・発展に協力していただきました。

 今に残る勅使玄関は広幡経豊卿による式台をベースにして作られたものではないかと考えられます。獅子口の部分には菊紋が配され、中備(なかぞなえ)に施された雲や龍の彫刻も見事です。

阿弥陀寺の庫裏は、この玄関が檜皮葺、そしてその横の軒が杮葺、そのほかが瓦葺と、3つの葺材が使われているという点でも貴重であるといえます。

■渡り廊下

 渡り廊下は、勅使玄関と同時期に完成しました。新しい庫裏が現在地にできたことで、庫裏と本堂をつなぐために建てられました。渡り廊下からは境内や比叡山を見渡すことができます。

■ご支援の使い道~修理費用について~

 改修にあたっては、勅使玄関は檜皮という特殊な葺材、渡り廊下は20mにもおよぶ長さという条件もあり、6500万円という莫大な費用が必要です。これだけの金額を寺や檀家だけで調達することは難しく、このプロジェクトを通じて、少しでも皆様にご協力をいただければと考えています。

■大学生による文書調査

 2024年11月に、阿弥陀寺で室町末期から昭和末期に至る約400点の文書が発見されました。京都府立大学文学部歴史学科文化情報学研究室協力で文書調査を開始し、信長公・信忠公の親戚である織田諸家や、その家臣から大名となった森家・青木家との関係が明治期まで続いていたことが明らかになりました。

 阿弥陀寺では、毎年新暦の6月2日に「信長忌」を執り行い、本能寺や二条城で亡くなった方々を弔っています。当日は、後陽成天皇より賜った勅額、信長公が使ったと伝わる弓掛・手鑓・鞍覆などの寺宝を展示していますが、2025年からは、阿弥陀寺文書調査の成果を踏まえた新しい展示も行っています。記念すべき第1回は、江戸時代の寄進状や往復書状の控帳を通じて、阿弥陀寺と大名家との関わりを紹介しました。

 2026年の第2回目では、主に文化・天保年間に作成された絵図や、近代の境内整備に関する文書を通して、阿弥陀寺の境内がどのように変化してきたのかをご紹介しました。

2027年3月には、文書調査の成果をまとめた報告書を刊行します。企画・執筆は学生が中心となって進めています。報告書では、戦国時代における政治動向と阿弥陀寺との関係から、江戸時代の織田家・森家・青木家との関係、明治期の廃仏毀釈後における寺院の生存戦略に至るまで、多様な時代・テーマを扱います。

 調査報告書はこのプロジェクトのリターン品としてご用意しました。2027年3月22日(月曜日・祝日)の13時からは、阿弥陀寺で報告書完成記念イベントを実施します。

■期間と目標

実施期間:2026年10月7日(水)00:00~2027年1月5日(火)23:59

目標金額:15,000,000円

■注目のリターン

【限定100碗】織田信長公450回忌記念 織田木瓜天目茶碗

 昭和57年の織田信長公400回忌の記念につくられた天目茶碗です。京焼・万代草山作。黒地の天目茶碗に金の織田木瓜が施されたデザインです。住職による箱書があります。また令和13年の450回忌に合わせて作成する天目茶碗も限定100碗で用意しました。400回忌と家紋のデザインが異なる予定で、令和9年の信長忌で披露する予定です。※いずれも天目台は付きません。

 信長公らの法要に参加できる 信長忌特別拝観招待券

 毎年6月2日に阿弥陀寺で行われる信長忌の法要に参加できる特別拝観券。織田信長公や共に亡くなられた方々を供養します。参加の際には回向の為の水塔婆をご用意させていただきます。普段非公開の本堂でお参りできます。

 京都府立大学歴史学科生執筆 阿弥陀寺文書調査の集大成『信長の眠る寺 阿弥陀寺を学ぶ』1冊謹呈

 2024年11月に発見された阿弥陀寺の文書類を京都府立大学文学部歴史学科文化情報学研究室の学生有志らが調査し、その成果を報告書としてまとめて刊行します。B5判、約300P(カラー口絵あり)

THE KYOTO Crowdfunding について                                              

THE KYOTO Crowdfundingは、株式会社京都新聞社が運営しています。

運営団体:株式会社京都新聞社

責任者:代表取締役社長 大西祐資

所在地:京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町634  ONEST京都烏丸スクエア京都新聞社

電話:075-241-5831

メール:thekyoto@mb.kyoto-np.co.jp

すべての画像


ビジネスカテゴリ
アート・カルチャーその他
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社京都新聞社

10フォロワー

RSS
URL
https://www.kyoto-np.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
京都市中京区烏丸通二条上ル蒔絵屋町260  京都新聞トラストビル
電話番号
075-241-5430
代表者名
大西祐資
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年04月