“人、地域、文化の中で生きるコミュニティブランド”を目指して。ムーンスターはMOONSTAR JIYUGAOKAの活動の幅を広げます。

2024年8月10日（土）MOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.オープン

株式会社ムーンスター

2024年8月9日 12時00分

株式会社ムーンスター（本社：福岡県久留米市／東京オフィス：東京都中央区八丁堀／代表取締役社長：井田　祥一）は、東京都目黒区自由が丘旗艦店MOONSTAR JIYUGAOKAから徒歩2分の場所に、拡張店舗MOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.をオープンいたします。自由が丘の2つの拠点では、引き続き子どもから大人向けまで、厳選したアイテムを取り揃え展示・販売しながら、ムーンスターが考えるものづくりの在り方を発信・共有していきます。

■　 “人、地域、文化のつながりの中で生きるコミュニティブランド”を目指す起点を、拡張します。

2022年にオープンしたMOONSTAR JIYUGAOKAでは、様々なコミュニティとつながりながら、商いを通じたお客様とのコミュニケーションや、靴の展示・販売以外の様々な活動を通して、暮らしを豊かにするものとはどういうものなのかを考えてきました。この度、その拠点を拡張し、活動の幅を広げていきます。

■性別も年齢も超えた、すべての人に、“使われてこそ価値のあるものづくり”を感じていただける場所。

ムーンスターは、創業者の“御誂向御好次第(おあつらえむきおこのみしだい)”という言葉を大切にし、子どもから大人向けまで、どんな人の暮らし・用途でも心地よく使っていただけるよう、“使われてこそ価値のあるものづくり”を続けてきました。自由が丘の2つの拠点では、私たちがつくるすべての靴を取り扱うことはできませんが、すべての年齢や用途に応える厳選したアイテムの取り揃えをさらに充実させ、みなさまをお待ちしています。

■ 自由が丘という、人の暮らしのそばにある街での活動を広げていきます。

自由が丘は渋谷からほど近い都心の立地でありながら、中心部から少し歩けば住宅街が広がる、暮らしのそばにある街です。2022年に自由が丘に出店を決めた理由は、そんな街の特徴からでした。約2年間の活動を通して、この街が私たちの目指すブランドの価値観と重なることを実感しました。MOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.のオープンを機に、これまで以上に活動の幅を広げていきたいと考えています。

■ コンセプトは「使い方の余白」

ムーンスターのものづくりは、新品の靴をつくって終わりではなく、靴が履かれ、その人の暮らしに馴染んでいくことを志向しています。靴をいつ、どう使うのか。靴とどこへ行くのか。私たちだけが決めるのではなく、「使い方の余白」を意識しています。MOONSTAR JIYUGAOKA同様、MOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.でも、ムーンスターのお店としての「使い方の余白」を、什器の仕様、店内のレイアウト、コミュニケーションという視点で考え、形にしました。オープン時の店舗は環境や用途に合わせて変化していく起点と捉え、ムーンスターと価値観を共にされるみなさん、自由が丘にお越しくださるみなさんと一緒に育てていきたいと考えています。

什器の仕様

自分たちで自由に使い方を調整し、更新していけるように、様々な部分をムーンスターの靴づくりの技術を活かしながら久留米工場で製作しています。MOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.では、スチールフレームやゴムの巾木とシェード、靴紐で連結したキャンバス地の什器やのれんなどを久留米工場で製作。展示内容に合わせた天板や脚の組み替えや素材の取り替えを可能にしています。

店内のレイアウト

レイアウトに自由度を持たせることで、靴の展示・販売以外の用途も受け止められるようにしています。MOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.では、中央に配置した床置きの展示什器は、自由に動かすことができます。対して壁際には、奥行きが深く凹凸の多い店内の形状を生かしたベンチコーナーや展示コーナーが、ポケットのように小さなまとまりで、明るさや大きさを変えながら展開します。自由度の高いしつらえと、特徴的な居場所の組み合わせ方を調整することが可能です。

コミュニケーション

心地よく靴を見て、試せる店舗でのコミュニケーションを大切にしながら、“人、地域、文化のつながりの中で生きるコミュニティブランド”を目指し、イベントやワークショップや展示など、様々な活動の可能性を模索していきます。 MOONSTAR JIYUGAOKA Maple St.では、外部から使用できるベンチや植栽を設け、自由が丘の街と連続する使い方や風景を提示しています。

■建築・設計

アリソン理恵（一級建築事務所ARA）

1982年宮崎県出身。地域とともにあるデザインや、プロジェクトに関わる人の協働を促す開かれたデザインを行う建築家。今回は共同設計に岡野愛結美(KONTE)、照明デザインにsola associates+glow、施工には目黒区の工務店マリ・アートとムーンスター久留米工場の技術チームをむかえ、ムーンスターのものづくりに学びながら、職種を超えた協働による店舗づくりを行った。

■ディレクション

淺井勇樹（FRONTAGE INC.）

1981年新潟県出身。人や文化や企業の積み重ねの中にあるものについて考えている。2018年からムーンスターのブランディングに携わり、2019年にブランドメッセージ、2020年にオウンドメディア“In Use”を社員の方たちと一緒につくる。 MOONSTAR JIYUGAOKAではコンセプトから全体のディレクションを担当。