西会津町森林組合、東邦銀行、バイウィルがカーボンニュートラルと次世代に豊かな森林の承継を目指す連携協定を締結
J-クレジットの創出・流通に取り組むことで、環境価値と経済価値の循環を起こし、西会津町の地域脱炭素と森林保全に貢献
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、福島県西会津町森林組合(*1:福島県耶麻郡西会津町、代表理事組合長 清野 邦夫、以下「西会津町森林組合」)、株式会社東邦銀行(*2:福島県福島市大町、取締役頭取 佐藤 稔、以下「東邦銀行」)と、「カーボンニュートラルと次世代に豊かな森林の承継を目指す連携協定」を締結しました。
本協定をもとに、バイウィルは西会津町森林組合が管理する森林からのJ-クレジット(*3)創出について申請手続きを受託・代行し、販売先については東邦銀行と協力して探索します。
この取り組みを通じて、地域の脱炭素化推進および森林保全に貢献します。

*3:J-クレジットとは、森林経営や省エネ設備の導入、再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボンオフセットなどに活用することができる。
【締結日】
2025年3月6日 (木)
締結日当日には、東邦銀行 喜多方支店にて締結式を執り行いました。
【協定内容】
3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。
(1)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供
(2)森林由来J-クレジットの創出
(3)その他、本協定の目的に資すると双方が認める事項
【締結の背景】
西会津町森林組合は、面積の約85%を森林が占める福島県西会津町の、森づくりを支えています。
地域とのつながりや信頼関係をもとに、林業活性化と持続可能な環境づくりに取り組み、安定的な地域木材の提供および森林整備を行っています。
また、震災復興後の森林再生に率先して取り組み、森林を荒廃させることなく継続的な維持・発展を行ってきたモデルケースになっています。
一方、バイウィルは、東邦銀行と2023年11月に顧客紹介契約を締結し、ともに地域の脱炭素を目指してきました。今回も東邦銀行から、西会津町森林組合へバイウィルを紹介されたことで本連携が実現しました。
【連携体制と今後の展望】
今後、バイウィル、西会津町森林組合、東邦銀行はJ-クレジットをはじめとした各種環境価値に関する情報の共有化、事業の推進等を通じて相互の連携を強化し、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に向けて連携します。
西会津町森林組合が管理する森林によるCO2吸収量を、J-クレジットとして申請する手続きおよび費用負担をバイウィルが代行します。また、創出されたクレジットの販売先については、東邦銀行とバイウィルが連携して探索をします。
J-クレジットによる資金循環を促進することで、森林保全への原資を確保するとともに、持続可能な環境および西会津町の地域脱炭素への貢献し、次世代へ豊かな森林の承継を目指していきます。

【3者概要】
<西会津町森林組合 概要>
■名称:西会津町森林組合
■代表者:代表理事組合長 清野 邦夫
■所在地:福島県耶麻郡西会津町尾野本字樋ノ口原乙1460番地
■事業内容:福島県林業公社造林・緑資源機構造林事業
■公式HP:http://www.nct.ne.jp/shinrin/framepage.html
<東邦銀行 概要>
■名称:株式会社東邦銀行
■代表者:取締役頭取 佐藤 稔
■所在地:福島県福島市大町3-25
■事業内容:銀行業
■公式HP:https://www.tohobank.co.jp/
<バイウィル 概要>
■名称:株式会社バイウィル
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■所在地:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(クレジット創出)
・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■公式HP:https://www.bywill.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社バイウィル 広報担当
e-mail:info@bywill.co.jp
TEL:03‐6262-3584(代表)
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