【年収アップのためにやっていることランキング】社会人505人アンケート調査

年収アップのためにやっていることに関する意識調査

Biz Hits

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、社会人505人を対象に「年収アップのためにやっていることに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

「年収が上がったらいいな」と思う人は多いでしょう。では年収アップのためには、どのような行動を起こせばいいのでしょうか。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits採用サイト制作代行サービス( https://bizhits-saiyo-site.com/ )は、社会人505人に「年収アップのためにやっていること」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、有限会社キャリアドメイン( https://www.careerdomain.net/ )代表取締役の谷所健一郎氏よりご考察いただいております。

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits採用サイト制作代行サービス」の公式サイトURL( https://bizhits-saiyo-site.com/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:社会人の方

調査期間:2025年4月7日~21日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:505人(女性270人/男性235人)

回答者の年代:20代 22.0%/30代 37.4%/40代 22.4%/50代以上 18.2%

【調査結果サマリー】

・年収アップのためにやっていること1位は「副業に取り組む」

・年収を上げたいと思った理由は「生活に余裕がない」

・年収アップを目指す行動が成果につながった人は59.2%

年収アップのためにやっていること1位は「副業に取り組む」

社会人505人に「年収アップのためにやっていること」を聞いたところ、1位は「副業に取り組む(40.2%)」で全体の4割を占めました。

投資も含め、本業以外で収入を増やそうとする人が多い傾向にあります。「転職」も現在の本業を離れる選択肢です。資格取得やスキルアップと答えた人の中にも、転職や副業開始を見据えてスキルを磨こうとしている人が含まれます。

「現在の本業で昇給をするには、時間がかかる」あるいは「昇給の機会が限られている」と感じ、本業以外の方法で収入増を目指す人が多いと推察されます。

<1位 副業に取り組む>

・深夜清掃の副業(20代 男性)

・趣味も兼ねて副業を始めました(30代 女性)

・夜や休日に、自分の得意なExcelや資料作成の副業案件を受ける(40代 女性)

単発バイトやクラウドソーシングなどは、働けば働くだけ収入になるため、副業すれば多くのケースで収入が即アップします。つまり副業は、収入を増やすうえで即効性のある方法です。またスキルを活かして副業することで、より効率的に稼げる可能性が高まります。

ただ土日や深夜に働きすぎると、本業に支障が出たり体力・体調面で問題が起きたりする可能性もあるので、無理は禁物です。

<2位 資格を取得する>

・本業で役立ったり、資格手当がもらえたりする資格の取得(20代 男性)

・昇進に必要な資格の取得(30代 女性)

・社労士の資格を取得し、資格手当をもらう・昇格する(40代 女性)

「昇格・昇進」や「資格手当」による収入アップを目指して、資格を取得したり、資格取得の勉強をしたりしている人も多くなりました。

資格を取って即収入アップにつなげるためには、資格選びが重要。業務にまったく関係のない資格を取っても、評価されないからです。

「資格を取ったら転職する」という人もいて、資格取得が現職での給料アップではなく、転職準備になっているケースもあることがわかりました。

<3位 スキルアップを目指す>

・プログラミングのスキルを習得するべく、毎日勉強しています。ゴールは「クラウドソーシングでプログラミングの仕事を継続的に受注すること」ですので、相応のスキルを学べるよう、上手くツールを駆使しながら独学でやっております(20代 男性)

・Web業界なのでSNSで日々の情報収集(業界のトレンドや最新技術など)。使用しているツールのアップデートに関する情報の収集。オンライン動画講座で、仕事に関連するスキルを学ぶ(30代 女性)

・マーケティングスキルを磨くために勉強中(40代 女性)

「本業の効率化」「副業開始や転職に向けた準備」として、スキルアップに取り組んでいる人も多数。スキルアップして本業での成績が上がれば、評価されて昇給につながる可能性があります。

またスキルを身につけて副業で稼いだり、より高い収入を得られる企業への転職を目指す方法も。

なおスキルアップのための勉強している内容としては「IT系」「語学系」などが目立ちました。勉強の方法はさまざまで、独学の人もいれば、数十万円の費用を払ってオンライン講座を受けている人もいます。

<4位 転職する>

・転職をして、年収を上げた(20代 女性)

・経歴を活かした定期的な転職(30代 男性)

・現在の会社で経験を積みましたが、上のポジションが空いていないので、現職以上の給与を求めるために、転職活動をしています(50代以上 男性)

今の職場では昇給していくスピードがゆっくりだったり、昇進したくてもポジションがなかったりする場合には、転職して年収を上げようと考える人もいます。

一般的に、転職直後は年収が下がりやすいと言われますが、キャリアやスキルを上手に活かすことで、より高待遇の職場に転職できるケースも少なくありません。企業のニーズとあなたのスキルがマッチすれば、年収が大幅にアップすることも十分にあり得ます。

「定期的に転職する」という声もあり、人材の流動性が高まり、転職は珍しくないという考え方が浸透していることも伺えます。また、企業へ転職ではなく、専門スキルを武器にフリーランスとして独立したり、小規模なビジネスを立ち上げたりする人もいます。

<5位 投資にお金を回す>

・資産運用として株式投資を行い、定期的に配当金が入ってくるようにする(30代 女性)

・投資の勉強をして、利益を出す(40代 女性)

・ビットコインとFXです(50代以上 男性)

本業に頼らず収入を増やす方法のひとつとして、投資も注目されています。具体的には「株式投資」「投資信託」「FX」「仮装通貨」「不動産投資」などが挙げられました。

まだ実際に投資するには至っていないものの、投資を始めたくて勉強中の人もいます。投資により本業以外の収入を得ることが可能となるものの、どんな投資にもリスクはあります。許容できるリスクの範囲内で取り組むことが大切です。

<6位 実績をアピールする>

・積極的に仕事の成果をアピールしています(30代 女性)

・今の会社での昇格を狙っています。他の人より早く、正確に仕事ができるようになって、周りにアピールをしています(30代 男性)

・社内アピールも重要だが、社外での活躍・アピールも重要と考えて実践している(50代以上 男性)

昇格や昇給を狙い、社内外へ自分の実績をアピールするよう努めている人もいます。実績があっても、気づいてもらえないと評価されないからです。

営業や販売など成績が数字で出る職種であれば、「成果に気づかれない」というケースは少ないかもしれません。ただ目に見えにくい成果や貢献度は、面談などの機会を通じて、自分から積極的にアピールすることも大切です。

またSNSなどを活用した社外へのアピールは、転職や副業の依頼などにもつながると考えられます。

<7位 ポイ活をする>

・スキマ時間に、アンケートやタスクサイトでコツコツ作業をしています(20代 女性)

・アンケートサイトをたくさん掛け持ちして、スキマ時間を活用しています(30代 女性)

・今はポイ活をメインにお金を稼ぐようにしてます!なかなか本業での収入アップは見込めません(30代 男性)

ポイ活は、スキマ時間を有効活用して少額ながらも収入を得られる方法です。

アンケート回答や簡単なタスクなどが主なので、大きな収入アップにはつながりにくい特徴があります。ただ「育児・介護中でまとまった時間がない」「会社が副業禁止」などの制約がある人にとっては、無理なく始められる収入アップ方法です。

本業での収入アップが見込めない中で、できることを少しずつやる姿勢の表れと言えます。

年収を上げたいと思った理由は「生活に余裕がない」

「年収を上げたいと思った理由」の1位は「生活に余裕がない(28.1%)」で、全体の3割近く。多くの人にとって「収入の不足感」が、直接的な動機となっていることがわかります。

また、2位「生活をより豊かにしたい(17.2%)」、3位「将来に備えたい(15.8%)」のように、現状に不満はないものの、よりよい暮らしや将来への備えを意識して、収入を増やしたいと考える人もいます。

<1位 生活に余裕がない>

・今の収入では厳しく、家賃を払うのもギリギリです(20代 女性)

・給与は安いままなのに昨今の物価上昇の影響で支出が増えて、生活がやや苦しくなってきたため(30代 男性)

・今の給料では、奨学金を返済していくことが難しいからです(40代 男性)

「あまり贅沢できない」というレベルではなく、家賃の支払いや奨学金の返済すら危うく、現在の収入では生活が苦しいという人が多いとわかりました。

背景には、物価が上がっているのに給料が十分に上がっていないという現状もあります。「今の年収では近い将来破産する」という切実な声もあり、経済的な困窮からくる不安感やストレスが伺えます。

生活を安定させて安心するために、収入をアップさせたい人が多いとわかりました。

<2位 生活をより豊かにしたい>

・推し活にお金をかけたい(20代 女性)

・単純に「お金に余裕があったら人生もっと楽しいだろうな」と思ったから(30代 男性)

・毎年海外旅行へ行きたいため(40代 男性)

現状でも生活はできているものの、もっと自由に使えるお金が欲しいという前向きな理由で、収入アップを目指しているとも多くなりました。具体的には「推し活」や「海外旅行」など、自分の趣味や楽しみにお金を使いたいという希望が多く寄せられています。

「豊かさ=自分が好きなものにお金を使えること」とも捉えられます。年収アップによって「人生の満足度向上」「QOL向上」を目指すというパターンです。

<3位 将来に備えたい>

・今の給料では贅沢できず、老後資金も不安なため(20代 男性)

・離婚や病気など、何かあったときの備えを強く意識するようになったから(40代 女性)

・老後の資金がまったくないので、少しでも貯めようと思ったからです(50代以上 女性)

日々の生活で大きな困り事はないものの、老後資金や予期せぬ出来事への備えに不安を抱えている人も多くなりました。

すでに本業を退職した50代以上の人からも「財産を食いつぶす不安から逃れたい」「定年後無収入なので、年金開始までの生活費を補填したい」がという声が寄せられています。

老後まで時間がある若い世代から、すでに老後に突入している世代まで、不安感を抱いている世代は幅広くなっています。年収アップが将来の安心を得る方法となっていることがわかりました。

<4位 家族のため>

・新しい家族が増えるため。「裕福に過ごしてもらいたい」「笑顔が見たい」「子どもの将来の選択肢を増やしたい」と考えた(30代 男性)

・子どもの学費や習い事費用の補填(40代 女性)

・家族の介護費用が天井知らずだから(50代以上 女性)

出産・子どもの進学・介護といったライフステージの変化が、年収アップを目指す動機になっていることもわかりました。

とくに「子どものため」と答えた人が多くなっています。子どもに十分な教育を与え、一緒に思い出を作ろうと思うと、お金がかかるからです。

「大切な人のために頑張りたい」という、責任感と愛情が込められた動機となっています。

<5位 今の給料に不満がある>

・自分の能力に見合った給料が欲しいから(20代 女性)

・同世代に比べて給料が安いため(30代 女性)

・収入が低いことへの不満(50代以上 男性)

現在の収入は、自分のスキルや頑張り、年齢、勤続年数などに見合っていないと感じている人が多いこともわかりました。

「専門的なスキルを必要とする業務なのに、給料が低い」「責任ある仕事を任されているのに給料が低い」など、仕事内容と給料がマッチしていないと感じると不満につながりやすくなります。また「妻より収入が低い」という声もあり、身近な人と比較して、自分の給料に不満を感じた人も。

自分にふさわしい収入を得たいという、自身の働きや価値に対する正当な評価を求める気持ちが背景にあると考えられます。収入は、経済面だけではなく働いている人の精神面にも大きな影響を与えるとわかります。

年収アップを目指す行動が成果につながった人は59.2%

年収アップを目指す行動により実際に年収が上がった人は、「かなり」「少し」を合わせて59.2%でした。6割近い人が、副業や資格取得、スキルアップなどの努力や工夫をしたことによって、収入を増やせたと感じています。

ただ、「少し上がった」「まだ上がっていない」と感じている人も多く、大幅な年収アップには継続的かつ段階的な取り組みが必要であるという現実もわかります。

まとめ

収入アップ術としては、大きく分けて「副業や投資など本業以外で稼ぐ方法」と「資格取得やスキルアップで、本業での昇給を狙う方法」があります。

本業で昇給できれば安定的な収入源になりますが、一般的に昇給スピードはゆっくりです。そのため即効性が欲しい場合には、副業などを組み合わせる必要があります。

実際に副業を始めたり、資格手当の対象になる資格を取得したりしたことによって、収入アップを実現した人も多くなっています。

なお収入アップのためには、スキルや実績だけでなく、「良好な人間関係」や「成果や意欲をアピールすること」も重要です。

▽谷所健一郎氏の考察

年収アップのために実際に取り組んでいることとして、最も多かったのが「副業」でした。これは、比較的すぐに収入の増加が見込める方法であり、始めやすく、リスクも比較的少ないことが背景にあると考えられます。次いで多かったのが「資格取得」や「スキルアップ」で、こちらは将来を見据えた着実なステップといえそうです。

一方で、「転職」や「投資」については、ある程度の準備や慎重な判断が求められることから、実際に行動に移している人はやや少なめという傾向も見られました。

また、年収を上げたい理由としては、「生活に余裕がない」「もっと暮らしを豊かにしたい」「将来に備えたい」といった、日々の暮らしに根ざした現実的な声が多く挙げられています。「給与への不満」よりも、「生活を守りたい」「将来に安心を持ちたい」という気持ちが強く表れており、年収アップは単なる欲ではなく、人生の安定に深く関わるテーマであることが伝わってきます。

こうした行動が一定の成果を上げている一方で、大きな収入アップを目指すには、やはり継続的な努力や戦略的な取り組みが求められるという現実も浮き彫りになっています。

▽監修者紹介

谷所 健一郎(やどころ けんいちろう)

有限会社キャリアドメイン ( https://www.careerdomain.net/ )

代表取締役 キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)

東京大学教育学部付属高校在学中にニューヨーク州立高校へ留学、武蔵大学経済学部卒業。大学卒業後株式会社ヤナセに入社し、大型雪上車の営業職として日本全国のスキー場を飛び回る。30歳で株式会社ソシエワールドへ転職し、その後一貫して人事に携わり、株式会社綱八人事部長を経て2005年に独立。1万人以上の面接経験から、就職・転職・人事・婚活に関する書籍を多く執筆し、セミナー・講演・求職者支援の他、企業向け人事コンサルティングを行う。

近著「改訂版 良い人材を見抜く採用面接ポイント」「42歳から始めるセカンドキャリア構築術」「転職者のための自己分析」他多数

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■会社概要

社名   : 株式会社ビズヒッツ

所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21

代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介

設立   : 2009年1月19日

資本金  : 300万円

事業内容 : 求人情報サイト・WEBメディアの運営・コンサルティング

URL   : https://bizhits.co.jp/company/

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業種
情報通信
本社所在地
三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
電話番号
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代表者名
伊藤陽介
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2009年01月