北九州市立大学とウイングアーク1stが産学連携協定を締結
産学共同で実践的教育を進め、ビジネス課題解決能力の育成とデジタル人材の創出
公立大学法人北九州市立大学(学長:柳井 雅人、以下「北九州市立大学」)とウイングアーク1st株式会社(代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下「ウイングアーク1st」)は、教育研究において連携し、人的・物的資源の交流を促進し、地域社会の人材育成と経済発展に貢献することを目的とした産学連携協定を2024年12月4日に締結しました。
特に北九州市立大学が2027年4月に開設予定である「情報イノベーション学部(仮称・設置構想中)」において、協働で教育を行い、情報工学の先端技術を駆使する高度人材、GX推進や地域社会の課題解決に寄与するデジタル人材の創出を目指します。
1.本取組の背景と目的
北九州市立大学は、デジタル人材需要の高まりを受け、2027年4月に新学部となる「情報イノベーション学部(仮称・設置構想中)」を開設します。この新学部では、市内企業と連携した実践的な教育を展開し、高度なデジタル人材を創出するということを目標としています。その目標実現のため、多くの企業と連携したPBL(Project Based Learning)をカリキュラムに組み込み、IT企業等が集積する小倉都心部(旦過)に新キャンパスを建設し、企業と共同で教育が行いやすい環境を整備します。
ウイングアーク1stは「Empower Data, Innovate the Business, Shape the Future. 情報に価値を、企業に変革を、社会に未来を。」というビジョンのもと、データ活用のプロフェッショナル企業として、20年以上にわたり多くの企業・官公庁の業務効率化や業績向上を支援しています。
2020年には株式会社ギラヴァンツ北九州とパートナー契約を締結、2023年には北九州市と地域企業のDX・GX推進、スタートアップ支援や企業誘致、デジタル行政の推進等を進めるための包括連携協定を締結し、2024年7月からビジア小倉にその拠点となる「地域創生ラボ」を創設しています。
このような双方の将来に向けた取り組みを踏まえて、産学連携協定を締結し、実際のビジネスにおける課題解決能力を身に付けた地域社会が求める即戦力人材を創出することを目指します。
ウイングアーク1stは、「情報イノベーション学部(仮称・設置構想中)」の授業料に対し最大全額を支給する奨学金修学支援を実施します。また、共同教育とし、リアルデータの収集・解析を実施するフィールドワークやアントレプレナー教育をカリキュラムにも盛り込み実践していく予定です。このプログラムは、学生の実践力を養成し、総合的な社会人基礎力を身につけることを目的としています。
2.協定締結日 2024年12月4日(水)
【産学共同でPBLのイメージ】
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