【業界初】終活の不安を“見える化”する新ガイド誕生

-LDTが『やさしい終活ハンドブック』を公開。介護・葬儀・相続・老人ホームを一冊に集約-

LDT株式会社

2025年12月10日 12時50分

LDT株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：白石和也）は、介護・老人ホーム入居・終活・葬儀・お墓・相続・不動産売却・身元保証など、人生の最終章に関わるテーマを家族で話し合いやすく整理した『やさしい終活ハンドブック』を制作しました。本ハンドブックは、超高齢社会の日本で増え続ける「終活をしたいが、何から手をつけていいかわからない」「親の介護や老人ホーム、葬儀や相続の話を切り出せない」といった“家族の言えない不安”に応えることを目的としています。

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■ 終活・介護・葬儀・相続…「何から聞けばいいかわからない」に応える一冊

私たちは、この終活ハンドブックを通じて、人生の最終章に関わる大切なテーマを一冊で俯瞰できる終活ガイドとして、わかりやすくお伝えしたいと考えています。

介護や老人ホーム入居、終活、葬儀、お墓、相続、不動産売却、身元保証といった領域は、いざ必要になったときに、

「何から準備したらいいか分からない」
「費用の相場や注意点が分からない」
「どこに相談すればいいか分からない」

という声が非常に多い分野です。

本ハンドブックは、そうした不安を少しでも和らげ、ご本人やご家族が「自分たちに合った選択肢を比較検討できる入口」として機能することを目指しています。

LDTグループはこれまでに、「初めてのことで、どこに相談していいか分からない」という方々に対し、終活・介護・葬儀・相続・不動産売却などをワンストップで相談できるライフエンディング・プラットフォームを展開してきました。本ハンドブックは、こうした日々の相談現場で蓄積した知見をもとに、専門アドバイザー・現場の介護職・葬儀ディレクター・相続専任スタッフなど総勢20名以上が参加し、約半年をかけて制作したものです。

■ “死”を語ることは、家族の愛情を語ることでもある

——制作の出発点

制作チームが最初に向き合ったのは、「そもそも終活は怖い」「縁起が悪い」といったイメージでした。

親に施設や老人ホームの話が切り出せない
相続で揉めてほしくないのに、話が進まない
葬儀の費用や形式を、誰に・いつ相談すればいいかわからない

これらは、年間数千件の終活・介護・葬儀相談を受けるLDTにとって、決して他人事ではありません。

ハンドブック制作は、相談者の「家族に不安を残したくない」「大切な人の気持ちを、きちんと守りたい」という願いに応える形でスタートしました。

「死の準備」ではなく「家族の愛情を形にするプロセスとしての終活」を、どうすれば前向きに伝えられるか -------。

その問いが、本プロジェクトの原点です。

■ 制作でこだわったのは「専門性 × やさしい言葉」

——終活・介護・葬儀の情報を“家族の会話”に翻訳

葬儀、介護、相続、医療・介護保険制度といった分野は、専門用語や制度が複雑で、インターネットで調べるほど不安が増えてしまうという課題があります。そこで制作チームは、「家族の会話でそのまま使える言葉」に翻訳することに徹底的にこだわりました。

具体的には…

老人ホーム選びは「5つのチェックポイント」で比較検討しやすく整理
葬儀費用は「何が基本料金で、何が別費用になるのか」を図解化
相続トラブルの原因を“家族が言いにくい本音”から逆算し、対話のポイントを整理
制度（高額介護サービス費・高額介護合算療養費制度など）は、生活者目線の例とともに解説
巻末には、そのまま書き込めるエンディングノートとチェックリストを収録

こうした構成はすべて、「近くに専門職や士業がいなくても、家族だけで一歩前に進める終活ハンドブック」を目指した結果です。

■ 特別寄稿：「お仏壇のはせがわ」——現代の祈りのかたちを届けたい

今回の『やさしい終活ハンドブック』では、仏壇・供養の分野で長年信頼されてきた株式会社はせがわ様より、特別寄稿をいただきました。仏壇の基本知識だけでなく、現代の住まいに合う祈りの空間づくりをテーマに、生活者目線でわかりやすい解説が掲載されています。

はせがわ様は、この寄稿で次のように述べています。

「仏壇は、故人を偲び、ご先祖さまへの感謝を伝える大切な場所。リビングや洋室にも自然に溶け込み、生活の中で“手を合わせる時間”が自然に守られることが大切です。形式にとらわれず、家族の想いを大切にできる供養のあり方を、これからも提案していきたい。」

本寄稿の追加により、終活ハンドブックは「介護・老人ホーム・葬儀・相続」に加えて“仏壇・供養”までワンストップで網羅する国内唯一の終活ガイドとして価値がさらに高まりました。

国内家具メーカー「カリモク家具株式会社」との共同開発による、「家具のデザイン性 × 仏壇の機能性」を兼ね備えたラインナップ（LIVE-ingコレクション）

写真や花、思い出の品をコンパクトに飾る、個々の想いに寄り添う供養のかたちとして注目される「MIND STYLE（マインドスタイル）」シリーズ

■ 制作秘話：現場の声を“そのまま活かした”編集方針

制作において、もっとも時間をかけたのは、LDTグループ各サービスの現場スタッフへのヒアリングでした。

やさしいお葬式　事業部長

「急な訃報の中で“今日まず何をすればいいか”が分からず、ご家族がパニックになることが多いと思います。」

やさしい介護　相談員

「子どもが親に老人ホームの話を切り出せず、結果として準備が後手に回ってしまうケースが散見されます。」

やさしい介護　施設コーディネーター

「“揉めたくないから話さない”という選択が、かえって一番揉める原因になるということを何度も見てきました。」

なごみ治療院　事業部長

「頼れる家族がいない高齢者が制度の壁にぶつかり、“誰にも相談できない”状況が非常に多いです。」

こうしたリアルなエピソードと事例をもとに、「どのタイミングで」「何を決めておくべきか」を改めて整理し、ハンドブックの構成に落とし込んでいます。現場の小さな声を起点に、制度・専門知識・感情の動きを一本の線でつないだことが、本冊子の大きな特徴です。

■ 今後の展開：全国の高齢者支援機関・医療機関にも無償配布へ

本ハンドブックは、LDTが運営する各サービス拠点において、希望があれば配布を開始します。

身元保証
老人ホーム紹介・介護相談
訪問マッサージ・在宅ケア
終活・エンディングノート・遺品整理
葬儀・お墓・仏壇
相続・不動産売却・空き家相談

といった窓口で、終活の“はじめの一冊”として無料配布を予定しています。今後は、医療機関・介護施設・自治体・地域包括支援センターなど高齢者支援機関への無償提供も視野に入れ、超高齢社会における「終活リテラシー向上」の一助となることを目指します。

「家族の会話」を取り戻したい

——LDT株式会社　代表・白石和也のコメント

代表の白石は、制作の意図を次のように語ります。

我々 LDT 株式会社は、超高齢社会のインフラとして、日本の高齢者の皆さまの健康寿命を延ばし快適な生活を送っていただくこと、またその後の安心を形作るサービスをご提供しています。終活・老人ホーム入居・葬儀・お墓・相続・不動産売却などの話題については、家族間でも気軽に触れづらいような風潮が現在も根強く残っています。しかし、きちんとコミュニケーションを取っていれば、高齢者の方にもご家族の方にとっても将来の安心へとつながります。「ライフエンディングについて考え、身近な人と話すこと」を世の中のスタンダードにしていきたいという思いを持ち、自分の友人や家族にも自信をもって提供できるようなサービスを展開しています。本ハンドブックをお読みいただいた方々に、当社の展開するサービスで有益な情報とサービスをご提供できれば幸いです。

人生の最終章を、もっとやさしく。その想いこそが、私たちLDTのすべてのサービスの起点であり、このハンドブックを形づくった原動力です。

終活は「誰かの死を準備するもの」ではなく、「家族の未来を守るための対話をはじめること」。その一歩を、多くの人が自然に踏み出せる社会をつくりたい——私たちはそう願っています。『やさしい終活ハンドブック』が、ご家族の小さな勇気と安心につながることを心から願い、これからも“暮らしの最期に寄り添うインフラ企業”として歩み続けます。

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