農業の技術革新!京都大学大学院教授・野田口理孝さん『なぜカボチャからキュウリができるのか?』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!
現在、多くの野菜や果物が、二種以上の植物の切断面を接着する「接ぎ木」によって栽培されていますが、そうした手法自体は実は紀元前から存在するものです。野田口理孝さんをはじめとする研究グループは、長いあいだ同種か近縁種以外は不可能とされてきた遠縁の植物同士の接ぎ木に初めて成功。世界的にも注目される研究をいまなお最前線で継続中。その遠縁同士を可能にするカギは、なんと「タバコ」。本タイトルでは、私たちの生活のどこに「接ぎ木」があるかに始まり、接ぎ木のメカニズムや、「異科接ぎ木」がもたらす農業のイノヴェーションにいたるまで語っていただきます。
本編では、「接ぎ木に魅了される」「植物は複雑で精緻な生き方をしている」「なぜ接ぎ木するのか?」「接ぎ木がもたらした人類の反映」「様々な種類の接ぎ木から得た発見」「異科接ぎ木から何を得られるか?」「これまで科学的に研究されてこなかった接ぎ木」「接ぎ木の研究から見える固定観念から脱却する重要性」「植物と共生関係を結ぶ微生物」「土壌問題を接ぎ木で解決する」「生物の多様性と私たちの社会」など、接ぎ木に関する驚きのエピソードが盛り沢山です。
植物学から生物の多様性まで、「接ぎ木や植物の仕組みについてもっと知りたい」「固定観念から脱するには、素朴な疑問が大事」と、新たな見地や気付きを得ることができます。ぜひ通勤時間、仕事や家事のすきま時間で、聴いてみてください。
『なぜカボチャからキュウリができるのか?』全6話60min
第1話. キュウリはみんな接ぎ木で栽培されている⁉
第2話. 接ぎ木の効果は紀元前から活用されていた
第3話. どのようにカボチャとキュウリがくっつくのか?
第4話. タバコが可能にした「異科接ぎ木」
第5話. 「異科接ぎ木」の技術を活かす未来
第6話. 接ぎ木の活用で地球温暖化を考える
野田口理孝さんプロフィール
1980年生まれ。京都大学大学院教授。専門は植物学。北海道大学理学部を卒業後、京都大学大学院理学研究科にて博士(理学)。カリフォルニア大学研究員、名古屋大学農学部助教、准教授を経て、2023年4月より現職。研究成果を展開すべく、大学発ベンチャーである株式会社グランドグリーンも創業。
VOOXとは
VOOXは、学びに特化した音声メディアです。1話10分、6話完結のコンテンツ構成で第一人者たちの実践知と人々を鼓舞する生の声をお届けしております。現在700話以上のコンテンツを配信しており、定期的に新しいコンテンツを更新中です。新規シリーズは、公開から2週間は、どなたも無料でお楽しみいただけます。
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Moon Creative Lab は三井物産グループにおける人間中心の新規事業創造を推進するベンチャースタジオとして2018年に設立されました。米・パロアルトと東京に拠点を置き、デザイナー、エンジニア、プロダクトマネージャー、起業経験者などのグローバルで多彩な専門人材によるハンズオンのサポート体制を構築し、世の中にポジティブなインパクトを与える新規事業創出を実現してきました。この経験を元に、Moonは三井物産グループの枠を超えて、新規事業創造のサポートを拡大。チームや組織の創造的な可能性を引き出し、大胆なアイデアを斬新なベンチャーへと転換するための支援を提供していきます。
商号:Moon Creative Lab Inc.(ムーンクリエイティブラボ)
代表者:President & CEO 横山賀一
本店:660 High Street, Palo Alto, California, 94301, USA
支店:東京都港区北青山3-10-5 Spring Terrace Omotesando 2F
設立:2018年8月23日
株主構成:三井物産 100%
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