LF Research調査レポート「持続可能性のためのオープンソース」日本語版を公開
本日、LF Researchより9月に発表された調査レポート「Open Source for Sustainability」の日本語版「持続可能性のためのオープンソース」が公開されました。
全レポートは、こちらからダウンロードできます :
日本語版 : 持続可能性のためのオープンソース https://www.linuxfoundation.jp/publications/2023/11/open-source-sustainability-jp/
オリジナル (英語) : Open Source for Sustainability https://www.linuxfoundation.org/research/open-source-sustainability
17の持続可能な開発目標 (SDGs) を「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に導入してから2年後の2017年、国連は、デジタル技術、特にオープンソースがそれらの達成に役立つであろうと報告しました。Linux Foundation Researchは、オープンソース コミュニティがこれまでどのようにSDGsを進化させてきたかを理解するために、LFの多様なプロジェクト ポートフォリオの包括的な調査を実施しました。
この調査では、コミュニティ、そのキュレーターと貢献者、およびそのワーキンググループのユースケースと文書化された取り組みを分析し、その取り組みを、SDGsに代表されるさまざまな持続可能性の側面にマッピングしました。私たちの調査では、オープン コンテンツや標準からソフトウェアやハードウェアに至るまで、17の目標のうち少なくともいずれかを促進する膨大なデジタル公共財が特定されました。私たちのプロジェクトがどこにどのように影響を与えているかを把握することで、LFコミュニティがこれらの取り組みを拡大および深化させるためにどこにリソースを向けられるかを概説しました。
このレポートは、Linux Foundation の活動によって影響を受ける人々、環境、社会システムおよび政治システムの観点から、オープンソース エコシステムについての洞察に富んだ説明を表しています。詳細な調査結果については、レポート全文を参照してください。
著者:Kirsten D. Sandberg
序文:Bilel Jamoussi, International Telecommunication Union(国際電気通信連合)
日本語版翻訳協力:吉田行男
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