フォトロン、ケーブル干渉を回避し、狭所での撮影を可能にする約15mm角の超小型カメラヘッド『MH6 ST-Cam ストレートアングルヘッド』 新発売
製品名 | 発売日 |
MH6 ST-Cam ストレートアングルヘッド | 2023年5月23日 |
※価格はお問い合わせください。
製品化の背景
「FASTCAM MH6」は、1台のメインユニットに最大6ヘッドの接続が可能で、その全てが完全同期撮影できる画期的なハイスピードカメラとして2019年3月の発売以来、自動車衝突安全試験をはじめ多くの研究開発現場で活用されています。2021年3月には、より狭所での撮影ニーズに対応すべく「FASTCAM MH6 ST-Cam」を発売。最大12ヘッドの接続が可能となり、衝突時の運転席足元の挙動やエンジンルーム内のエンジン配管をはじめとした各種パーツの動き、走行時のピラー内の挙動やステアリングの動きなどの撮影に応える超小型カメラとして好評いただいております。
しかし狭所においては機材やハーネスが混み合う中にカメラヘッドを設置する必要があるため、環境に合わせて柔軟にカメラヘッドを選択したいというご要望を多くいただいておりました。そこでカメラヘッドのバリエーションを増やし、狭所撮影における更なる利便性の向上を図るべく、『MH6 ST-Cam ストレートアングルヘッド』を開発いたしました。カメラケーブルが筐体の背面に付いているため、細長い空間に設置しやすく、車体ドアや排気管の内部、円筒形の防水ケース内などでの撮影に大きな効果を発揮します。
発売以来ご好評を頂いている「MH6 ST-Cam ライトアングルヘッド」に今回新たに発売される『MH6 ST-Cam ストレートアングルヘッド』を組み合わせて使用することで、より自由度の高い狭所撮影が可能になります。
超小型カメラヘッドは自動車関連試験以外にもプリンター内部や生産装置の挙動、ロボットアームへの取り付けなど、様々な狭小箇所の現象を柔軟に撮影でき、幅広い分野での活用に貢献できると確信しております。
▼ 製品に関するホームページ
https://www.photron.co.jp/products/hsvcam/fastcam/mh6/
『MH6 ST-Cam ストレートアングルヘッド』の特長
1. ケーブル干渉を回避し、狭所での撮影を可能にする約15mm角の超小型カメラヘッド
16×17×15mmの超小型カメラヘッドは今まで設置ができなかった箇所にも取り付けることができるため、これまで可視化を諦めてきた狭所での撮影ニーズを満たすことができます。
「MH6 ST Cam ストレートアングルヘッド」は、車体ドア内部撮影や車両排気管の流れ撮影など、従来の「MH6 ST-Cam ライトアングルヘッド」ではケーブルが干渉してしまうような場所にも設置できるため更なる撮影利便性向上を期待できます。
2. Roll&Pitchブラケット、L字ブラケット で設置・調整が手軽
Roll&Pitchブラケットは、狭所エリアでのスローモーション撮影を強力にサポートいたします。RollとPitchを自在にコントロールできるため、設置後に微妙な画角調整をしたい場合も手軽に行うことができます。
設置個所や画角が決まっているケースにも対応可能な「L字ブラケット」もご用意しております。カメラヘッドとこれらのブラケットの組み合わせパターンを変えることで、撮影環境に合わせて柔軟に対応することが可能です。
3. 最大12ヘッドの完全同期撮影
「MH6 ST-Cam」カメラヘッドはストレートアングル、ライトアングルのどちらでも最大12ヘッドまで接続可能で、完全同期撮影することができます。
Full HDで撮影が可能な「MH6 HD-Cam」カメラヘッドとの混在接続もおこなえるため、全体をFull HDで撮影しつつ、ある一部分だけを超小型カメラヘッドで接近して撮影したいといったご要望にも対応した撮影が可能です。
製品接続時の撮影性能表
自動車衝突安全試験向けハイスピードカメラ「FASTCAM MH6」接続時
自動車走行試験向けハイスピードカメラ「FASTCAM MH6 type LT」接続時
※ST-Camは1chあたり最大2ヘッド接続可能。
※ST-CamとHD-Camを混在接続した場合の撮影時間は別途お問合せください。
当社グループでは、エンタテインメント分野にとらわれず、教育・医療・一般産業などへの“映像”活用も推進し、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続けてまいります。
株式会社フォトロン
独創的で先進的な新技術を使って、画像処理の最先端市場を創造し、世界を目指してまいります。
・会社名:株式会社フォトロン
・本 社:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 21階
・代表者:代表取締役社長 瀧水 隆
・創 業:1968年7月10日
・資本金:1億円
・事業内容:放送用映像機器、民生用および産業用電子応用システム(CAD関連ソフトウェア、ハイスピードカメラ・画像処理システム、その他)の開発、製造、販売、輸出入
・URL:https://www.photron.co.jp/
・Twitter:https://twitter.com/Photron_PR
株式会社IMAGICA GROUP
1935年の創業以来、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
・会社名:株式会社IMAGICA GROUP / IMAGICA GROUP Inc.
(東証プライム市場、証券コード:6879 イマジカG)
・代表者:代表取締役会長 長瀬 文男
代表取締役社長 社長執行役員 布施 信夫
・所在地:〒105‐0022 東京都港区海岸一丁目14番2号
・創立:1935年2月18日
・資本金:33億6百万円
・事業内容:映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括
・URL:https://www.imagicagroup.co.jp/
・Twitter:https://twitter.com/IMAGICAGROUP
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像