手術創や挫創・切創の閉鎖、縫合部の補強に　確実な創閉鎖をサポートする皮膚接合用テープ「ファスナート(TM)」から新サイズ発売

ニチバン株式会社

2023年5月23日 11時00分

ニチバン株式会社（本社：東京都文京区、社長：高津敏明）は、術後ケア製品「アスカブリック(TM)（Ascablic）」シリーズの皮膚接合用テープ「ファスナート(TM)」から、新サイズを2023年5月23日（メーカー出荷）から全国の病院、クリニックなどの医療機関向けに発売します。

　近年、患者さんのQOL（生活の質）に配慮して、負担のより少ない処置が重視されており、術後の創部の閉鎖にテープを用いるケースが増えています。

　「ファスナート(TM)」は手術創や挫創・切創の閉鎖や、縫合部の補強を目的とする皮膚接合用テープです。優れた粘着力と高い通気性があり、確実な創閉鎖をサポートします。この度、医療現場から要望の多かった幅の広い短尺サイズ（12ｍｍ×35ｍｍ）を追加発売いたします。現在展開している6サイズのラインアップとあわせて様々な大きさの創部に対応することができ、医療現場における処置の効率化に貢献します。

◆製品特長
（１）はがれにくい
優れた粘着力により、創閉鎖に必要な付着性があります。
耐水性があり、水に濡れてもはがれにくいです。
テープの「かど」を丸くすることで、貼付中にテープが端からはがれにくくなっています。

（２）通気性が高い
粘着剤に通気孔があるので、通気性が高く、ムレにくくなっています。
基材は不織布で、血液等がテープの内側に溜まりにくくなっています。

（３）強度が高い
創部の閉鎖に必要な方向にのみ、強度を高めるために樹脂をラミネート加工しました。強度を高めながらもしなやかな基材を採用しているため凹凸部へしっかりとフィットします。基材を工夫したことで貼付中にテープが折れてシワになることを防ぎます。

（４）貼りやすい
あらかじめ必要な長さにカットされているため、ハサミで切る必要がありません。
はく離紙からはがした際にテープがカールしにくく、操作性に優れます。

◆製品概要
品名：ファスナート(TM)
発売日：2023年5月23日　※メーカー出荷
販売ルート：全国の病院、クリニックなどの医療機関
用途：皮膚創部の閉鎖、接合または補強等

既存製品ラインアップ：

一般医療機器：皮膚接合用テープ
医療機器届出番号：13B2X00218143010
JMDNコード：70438000

■ファスナート(TM)製品ページ
https://www.nichiban.co.jp/medical/postoperative_care/fasnaht/

ご参考　「ニチバンの術後ケア　アスカブリック(TM)」シリーズ
　当社は、術後ケア製品を「アスカブリック(TM)」シリーズとして展開しています。今回新サイズを追加した皮膚接合用テープ「ファスナート(TM)」をはじめ、術後早期の創管理に使用する縫合創用ドレッシング「サージフィット(TM)」、手術後の傷あとケアテープ「アトファイン(TM)」の３製品を展開し、術後ケアをトータルにサポートします。