「exaBase 生成AI」が複数の大規模言語モデルに対応、LLM間の切り替え利用を最適化する特許を取得

〜「Claude」、グーグルの「Gemini」、NTTの「tsuzumi」など予定、 複数LLMの活用で生成AIの適用分野・用途を拡大〜

株式会社エクサウィザーズ

株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI(東京都港区、代表取締役:大植 択真、以下Exa Enterprise AI)は、法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」において、複数の大規模言語モデル(LLM)に対応することをお知らせします。米オープンAIのGPTシリーズに加えて、米アンソロピックの「Claude 3」、米グーグルの「Gemini」、NTTグループの「tsuzumi」に2024年5月から随時対応していきます。また、エクサウィザーズが異なるLLMの違いを吸収するマイグレーション技術を開発しており、exaBase 生成AIに搭載します。なお、本技術について特許を取得しております。

 エクサウィザーズ グループはこれらの取り組みによって、用途や場面でより競争力の高い利用環境を実現し、生成AIの適用分野を広げていきます。
 生成AIの急速な普及を背景として、グローバルで多数のテクノロジー企業がLLMの開発・提供に乗り出しています。各社の開発するLLMにはそれぞれの強みがあり、用途に応じて選択的に切り替えることで、対象業務や用途における生産性の向上に活用できます。

☑︎ LLMを選択し、高精度かつ異なる意見を活用
 複数LLMの具体的な活用用途としては以下のようなケースが想定されます。

(1)アイデア出しの幅の拡大や適切な表現の見い出し、論点の抜け漏れの低減。
(2)GPTの物事を分析して計画する能力と、Claudeが得意とする文章執筆力の組み合わせによる、分析レポートなどの出力。
(3)国産のLLMであるtsuzumiを利用して日本語への対応を強化。
(4)出力した情報の相互チェックによる、ハルシネーションやバイアスの有無の判定。

☑︎ 改善プロンプトでマイグレーションを実現
 利用するLLMによって、プロンプトに対するアウトプットが大きく異なる場合があります。特にプロンプトをシステムに組み込んでいる場合や、テンプレートとして多くのユーザーに高頻度に利用されている場合は課題となってきます。また、何らかの理由で主として活用しているLLMを利用できなくなるというリスクも想定されます。
 そこでエクサウィザーズは、利用者がLLMを移行できるマイグレーション技術を開発しました。
 具体的には(1)対象のプロンプトにおける2つのLLMによる差異を評価する、(2)マイグレーション先のLLMにおいて互換性を保つ「改善プロンプト」を生成する、の大きく2つの仕組みから成ります。
 当社で評価したところ、様々なプロンプトでマイグレーションが有効であることが確認できています。


☑︎ 今後の予定
・exaBase 生成AIにおける新たなLLMへの対応について
 2024年5月中にClaude 3から搭載していきます。その後、Geminiやtsuzumiなどへの対応を予定しています。
・LLMのマイグレーション技術について
 当社の生成AIサービスを利用中の顧客様のご要望に応じて、当初はエクサウィザーズによる活用コンサルティングとともに提供いたします。本技術の機能については、exaBase 生成AIへの搭載も予定しています。


☑︎ LLMマイグレーション技術の特許概要
 異なるLLMへの切り替え時に、プロンプトのアウトプットの変動を最小限に抑えることを目的として、コンピュータがプロンプトの調整を行う特許です。この特許技術により、アウトプットの一貫性を保ちつつLLMのマイグレーションを可能にします。

・特許番号    7471044
・登録日       2024年4月11日
・特許権者    株式会社エクサウィザーズ


☑︎ exaBase 生成AIについて
 exaBase 生成AIは、2023年6月に有料サービスを開始以来、大企業を中心に利用いただき今年1月に約4万ユーザーに達しました。自治体や官公庁にもご利用いただいています。法人が利用するうえで課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮しており、管理者側で利用状況の把握、禁止ワード登録などが可能です。また、顧客が自社独自のファイルをアップロードしたうえで、その内容を基にして対話・生成が利用できる機能も追加しています。
exaBase 生成AIについては以下のリンクをご覧ください。
https://exawizards.com/exabase/gpt 


【Exa Enterprise AI 会社概要】
会社名 :株式会社Exa Enterprise AI
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
設立  :2023年10月
代表者 :代表取締役 大植 択真
事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービス等の企画・開発・販売による企業の業務改革、生産性向上
URL    :https://exawizards.com/eai/


【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
設立  :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL  :https://exawizards.com/

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会社概要

株式会社エクサウィザーズ

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URL
http://www.exawizards.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号
-
代表者名
春田 真
上場
東証グロース
資本金
22億6490万円
設立
2016年02月