株式会社津田食品との資本業務提携契約締結に関するお知らせ

新たな流通網の確保と販路拡大により、千葉エリアでの事業基盤を構築します

SANKO MARKETING FOODS

2024年7月29日 18時51分

2024年６月13日開催の取締役会において、当社と株式会社津田食品（本社：千葉県千葉市、代表取締役：鳥光博之氏以下、「津田食品社」といいます）双方の販路および調達力拡大をはじめとした相乗効果創出を目的として決議した資本業務提携契約を本日付けで締結いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。

契約締結の目的

当社SANKO MARKETING FOODSグループは、「とるうるつくる全部、SANKO」をスローガンに、自らが漁船を持つ漁業者として魚を獲り（とる）、低利用魚や未利用魚、廃棄部位等を活用した独自の商品開発を推進することで魚の価値を最大化し（加工＝つくる）、飲食・小売事業者として魚を販売する（うる）ことで、「産地活性化プラットフォーマー」として、オンリーワンのビジネスモデルを展開し、新たな市場の開拓（市場の創造＝つくる）に取り組んでおります。また、当社は、「価値ある食文化の提案」を企業理念として、創業から40有余年にわたって、牛丼やうどんといったファーストフードから大衆酒場や食堂、焼肉、寿司屋、フルサービスのレストラン等に至るまで、さまざまな飲食事業を営んでまいりました。

津田食品社は、千葉県千葉市の千葉市地方卸売市場内に本社を構え、同市場内での仲卸として営業する中、主に地元千葉エリアでの販路を有し、加えて自社グループにて物流機能を保有し、これを基盤として40有余年にわたり水産商品をはじめとした各種食料品につき、特に千葉エリア内の小売店・量販店・消費者に対しての供給を担ってきました。

このたび、当社と津田食品社は、当社が持つ沼津・下田・浜松・豊洲の水産商品を中心とした調達リソースおよび各所飲食店・小売店の販路と、津田食品社が持つ千葉エリア他の販路・物流機能とが相互に交流することで、その効率的な運用および拡大をはじめとした相乗効果を創出することを狙いとし、資本業務提携契約を締結いたしました。

なお、資本提携に関しては、将来的な経営統合を見据えつつ、2024年７月29日時点においては、経営株主である鳥光氏が保有する津田食品社の株式10％を取得するものとなります。

業務提携による今後の展望

当社は津田食品社と業務提携を行うことにより千葉中央市場から仕入れた千葉県産の食材（イイダコ、ハマグリ等）を販売するほか、当社のグループ直営店舗で活用することで、お客様により良い食体験を提供することが可能となります。

また、津田食品社の物流機能を活用することで、これまで流通網が手薄であった千葉エリアをはじめとする関東での新たな物流ルートを獲得し、販路の拡大を図ってまいります。

提携会社の概要

（１）名称：株式会社津田食品

（２）所在地：千葉県千葉市美浜区高浜二丁目２番１号

（３）代表者の役職・氏名：代表取締役　鳥光博之　

（４）事業内容：水産物はじめ各種食料品卸業の運営

（５）資本金：5,000千円

（６）設立年月日：1979年９月

（７）大株主および持株比率：鳥光博之　100％