英語教育の新たな対話の場「英語教育クロスリンクフォーラム」第1回を6月27日(土)東京で開催、共通テーマは「AIと英語教育」

株式会社朝日出版社と英語教育クロスリンクフォーラム組織委員会は、英語教育に関わる多様な人々をつなぐ新たな対話の場として「英語教育クロスリンクフォーラム」を立ち上げます。初回テーマは「AIと英語教育」。

株式会社朝日出版社

このたび、全国の英語教員・英語教育実践者・教育行政担当者・研究者・出版関係者・英語教育に関心のある方々など、英語教育に関わる多様な人々をつなぎ、現代の英語教育の在り方を多角的に検討する場として、株式会社朝日出版社と英語教育クロスリンクフォーラム組織委員会の共催により、「英語教育クロスリンクフォーラム」を新たに立ち上げる運びとなり、第1回講演会を開催することとなりました。


本フォーラムは、実践・研究・企業など様々な立場の英語教育関係者をつなぎ、それぞれの知見や経験を持ち寄りながら、新たな知を深めることを目的としております。多様な問題意識を有する参加者が集い、互いの考えに触れ、対話を通して英語教育の可能性を多角的に探究し、教育現場の実践者にとって明日からの指導に資する示唆を提供すると同時に、英語教育の本質についての深い議論を促す場とすることを目指しております。記念すべき第1回の共通テーマは「AIと英語教育」とし、実践・理論の各観点から議論を深めてまいりたいと考えております。


共通テーマ『AIと英語教育』

【基調講演】「AIと英語教育--Humans in the Loop」

田中 茂範氏(慶應義塾大学名誉教授/PEN言語教育サービス代表)

21世紀の最初の4半世紀を経て、教育は根本的な転換点に立っています。AIが知識を処理する時代において、人間の学びとは何か、どういった教育モデルが求められるか--こうした問いに答えるべく、教育の再編成が喫緊の課題となっており、英語教育も例外ではありません。この発表では、教育の文脈におけるAIの光と影に注目します。影の部分として、AIへの過度な依存が思考力・記憶力の衰退を招く可能性、AIがどれほど精巧でも「傷つき・責任を負い・共に成長する」という人間的営みを代替できないこと、そして「点数化できる学力」偏重により創造性・感情・多様な学び方が軽視される危険を取り上げます。また「AIによる個別最適化」という魅力的な言葉の裏に潜む商業主義的な落とし穴にも警鐘を鳴らします。こうした論点を踏まえ、「AIを英語教育にどう生かすか」を本発表の主題とします。

※なお、Humans in the Loopは米国の教育省やOECDの立場で、Keep a humanistic view of teaching (learning) front and center という意味です。


【特別講演】「AIがあるからもっと遠くへー英語学習を拡張し、自学を支える設計へー」

髙木 俊輔氏(聖光学院中学校高等学校 英語科 教諭/文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会外国語ワーキンググループ委員/Google for Education認定トレーナー)

「AIがあれば英語なんて学ばなくていい?」そんな声が聞こえる時代に、私たちは何を教え、生徒は何を学ぶのでしょうか。本講演では、AIを授業に取り入れてから4年間、壁にぶつかりながら積み上げてきた実践をご紹介します。授業準備・活動設計・フィードバックまで、現場で動いている具体的な取り組みを通じて、「AIが学びを拡張し、自学を支える設計」とはどういうものかを参加者の皆様と一緒に考えたいと思っています。これからAIを使ってみたい方にも、すでに活用中でさらなる深化を模索している方にも、明日の授業に持ち帰れるヒントをお届けできれば幸いです。


【ご挨拶・講演】「AI学習アプリで変わる英語授業の新設計 ―続・シャドーイング指導の超実践例 ―」

三原 伸剛氏(灘中学校・高等学校 英語科 教諭/英語教育クロスリンクフォーラム組織委員会 会長)

私が授業実践者として軸足に置いているのは「学習管理」です。自律した学習者が減少する中、灘校も例外ではありません。とりわけ、リスニング力の基盤となりながら可視化しにくいシャドーイングの指導と継続的な学習管理は、長年の課題でした。こうした課題に応えてくれたのが英語学習アプリです。本講演では、前回好評をいただいたシャドーイング指導の続編として、具体的な教材、時間配分、アプリを活用した指導と評価の在り方を「超・実践例」としてご紹介します。初めての方にも分かりやすくお話しし、明日から実践できるヒントをお届けします。

登壇者紹介

田中 茂範(慶應義塾大学名誉教授/PEN言語教育サービス代表)
コロンビア大学大学院博士課程(1983年教育学博士)。慶応義塾大学教授を経て、現在は、同大学名誉教授。PEN言語教育サービス代表。専門は、言語論、意味論、教育論;探究活動、PBL、SDGs、AIと教育についても詳しい。国際協力機構(JICA)語学諮問委員会座長(2005〜2012)、ベネッセ教育総合研究所内ARCLE研究理事・名誉理事(2005〜2024)、一般社団法人日本英語教育支援機構代表理事(2018〜現在)、モンテソーリインターナショナルミライキンダーガーテン名誉園長(2020〜現在)、ココネ研究所エグゼクティブリサーチャー(2025〜現在)。100冊を超える書籍の出版に加え、PRO-VISION(高等学校検定教科書、桐原書店)編集責任者、New Rays English Communication(高等学校検定教科書、いいずな書店)編集責任者などを務める。一流国際誌にも多数論文発表。2006年NHK「新感覚☆キーワードで英会話」(100回)、2007年NHK「新感覚☆わかる使える英文法」(100回)の講師を務める。現在の活動内容:これまでの経験を活かしながら複数の中学・高校で探究活動の教育アドバイザーを務めると同時に、生徒に対して実際に授業を行っている。理論と実践に裏打ちされたオーダーメイドのカリキュラム開発と独自の教材開発には定評がある。

髙木 俊輔(聖光学院中学校高等学校 英語科 教諭/文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会外国語ワーキンググループ委員/Google for Education認定トレーナー)

聖光学院中学校高等学校教諭。神奈川県の私立中高を経て渡豪し、学習評価について専門的に学ぶ。メルボルン大学教育学大学院修士課程教育評価専攻修了。中学校・高校で教壇に立つ傍ら、学習評価やAI活用についての研修や、企業の教育プログラムに関わる評価制度の監修などを行なっている。文科省中教審初等中等教育分科会教育課程部会「外国語WG」委員。文科省「令和7年度 AIを活用したグローバル人材育成のための英語教育強化事業」企画調整委員。共著書に『エンゲージメント×英語授業 「やる気」と「意欲」を引き出す授業のつくり方』(明治図書)。Google for Education 認定トレーナーとしても活動中。音楽とバスケットボールとキャンプが好き。

三原 伸剛(灘中学校・高等学校 英語科 教諭/英語教育クロスリンクフォーラム組織委員会 会長)

灘中学校・高等学校英語科教諭。英語教育クロスリンクフォーラム組織委員会会長。教育コンサルティング会社ノビー・アンド・カンパニー代表取締役。総合商社勤務、学習塾講師を経て通信教育で教員免許を取得。教員に転身し、これまで私立中高一貫校2校で23年間指導後に現職。現在は、シャドーイングや自由英作文を軸に、AIを活用した学習管理と授業設計の実践に取り組む。『コーパスクラウン総合英語』(三省堂)共同執筆のほか、大学入試問題解説・模試作成・入試分析・翻訳など執筆多数。現場に根ざした実践と理論をつなぐ指導を心掛けている。「正しく質の高い問いを生み出すことができる人材は、AIに支配されない」「AI時代には成功が当たり前。ならば、失敗が資産になる」が最近のモットー。趣味は割烹巡り、日本酒、ワイン、洋服、クルマ。

イベント日時

◎開催◎

2026年6月27日(土)[東京]

時間:13:30~17:50 (13:00受付開始)

会場:ビジョンセンター市ヶ谷 1204室 (〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル12階)

  (東京メトロ ・都営地下鉄「市ヶ谷駅(A2出口)」駅直結)

定員:約100名

参加費:1,100円 (一人当たり・税込・事前オンライン決済のみ・懇親会費は別途)

対象:全国の英語科教員・塾等の英語教育実践者・教育行政担当者・研究者・出版関係者・教育DX関係者・英語教育に関心のある一般の方々

主催:株式会社朝日出版社、英語教育クロスリンクフォーラム組織委員会

協賛:(五十音読み方順)株式会社アルク/株式会社Glats(学研グループ)/株式会社Globee(abceed)/株式会社三省堂/株式会社ポリグロッツ(レシピー)/株式会社学びエイド

▼本セミナーのお問合せ先

株式会社 朝日出版社 津金

03-3263-1230(平日9:30-18:30)

support@cnnee.jp

(当日はメールにてお問い合わせください)

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会社概要

株式会社朝日出版社

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URL
https://www.asahipress.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区西神田3-3-5 朝日出版社
電話番号
03-3263-3321
代表者名
小川洋一郎
上場
未上場
資本金
1600万円
設立
1962年06月