SIGNATE、日本を代表する大手金融グループ4社によるデータ分析コンペ・DX人材育成担当者交流会を開催！

株式会社SIGNATE

2025年6月19日 14時30分

企業のDX推進を支援する株式会社SIGNATE（本社：東京都港区、代表取締役社長：齊藤秀、以下「SIGNATE」）は、2025年5月19日（月）に東京で『大手金融グループにおけるデータサイエンスコンペティションとデータ活用人材育成に関する情報交換会』を開催しました。本交流会には、株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社りそなホールディングスなど、日本を代表する大手金融グループ4社から20名が集まり、具体的な取り組みや課題に関する情報交換が行われました。

＜イベントレポート＞

https://soken.signate.jp/event/event-report-20250519

■開催の背景

金融業界では、AI を活用したリスク評価の高度化や個別ニーズに応じたサービス設計など、デジタルトランスフォーメーション（DX）が競争優位の鍵となっています。その推進を支えるのが、膨大な金融データを自在に扱い、ビジネスに活かせる「データ活用人材」です。しかし、厳しいガバナンスやセキュリティ要件の中で即戦力として活躍できる人材は不足しており、その確保は急務です。この課題に対し、大手金融グループでは「データ分析コンペティション」を通じて有望な人材を発掘・育成する動きが加速しています。

そこで SIGNATE は、データ分析コンペを中心に据えて先進的なデータ分析人材育成を行う各社を集め、お互いに学び合い、ヒントを得られる交流会を企画しました。

交流会では、実務課題を題材にしたデータ分析コンペの効果測定や参加者の動機づけ、育成後の人材をどのように現場に配置するか等、全社が共通して抱える課題をオープンに議論。成功事例や改善のポイントを共有することで、金融業界全体のDX推進を加速させることを目指しました。

■イベントの概要

交流当日は、参加者が2つのグループに分かれ、ローテーション形式でディスカッションを行いました。「データ分析コンペ参加者が継続的に課題に取り組むための施策」「生成AIの発展とデータ分析コンペの意義」「データ活用人材育成を評価に連動させる仕組み」等、データ分析コンぺ・DX人材育成において重要なテーマを中心に、各社の具体的な施策や課題、成功事例が熱心に共有され、活発な意見交換が行われました。

本交流会は単なる情報交換にとどまらず、日本を代表する大手金融グループ4社が横断的に結束し、データ分析コンペ運営とデータ活用人材育成に関する知見を深く共有する貴重な機会となりました。各社が培ってきたノウハウや施策が共有されたことで、参加者にとって新たな視点が得られ、今後の取り組みに向けた理解と意欲が一層高まったとの声が多く寄せられました。

■参加者の声

● 「他行の取り組みを直接聞ける機会は滅多にないため、とても貴重な機会でした。」

● 「データ分析コンペティションの開催意義を再確認できました。」

● 「様々な企業様の情報を取り入れることができ、今後の施策の参考となりました。」

● 「今後はDX人材育成全般についても、更なる情報交換ができればと思いました。」

■SIGNATEの今後の取り組み

SIGNATEは、特定業界に限定した交流会や特定のテーマを議論する交流会など、様々な形でDX推進担当者に向けた支援活動を今後も強化していく予定です。また、DX人材育成のための包括的なサポート体制を整え、業界特有の課題に応じた実践的なワークショップや、先行企業の成功事例を紹介するセッションも提供していきます。そして、定期的に進捗状況や成果を共有する場を設けることで、企業間の連携をより深め、参加者同士が互いに学び合い、成長を支え合える環境づくりを進めてまいります。

将来的には、SIGNATEが「DX人材育成」の共通知を提供するプラットフォームとなり、各企業が抱える課題を共に解決するための「知のハブ」として機能することを目指します。

＜イベントレポート＞

https://soken.signate.jp/event/event-report-20250519

■SIGNATE（https://signate.co.jp/）について

SIGNATEは、国内最大10万人超のAI・データ人材会員ネットワークを通じて、様々な産業領域におけるDX推進や生成AIプロジェクトを支援する会社です。テクノロジーによる事業変革（BX）と人材育成・採用による人材変革（HRX）を通じて企業・行政のDXを支援し、労働生産性の改善に取り組んでいます。

■会社概要