【旅行でケチって失敗したことランキング】男女495人アンケート調査

旅行でケチって失敗したことに関する意識調査

Biz Hits

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、全国の男女495人を対象に「旅行でケチって失敗したことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

費用を抑えながら充実した旅ができたらいいですよね。しかし実際には、安さを優先しすぎた結果、失敗してしまった例もたくさんあります。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits Career blog( https://bizhits.sixcore.jp/ )は、全国の男女495人に「旅行でケチって失敗したこと」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、旅写真家のかさこ氏よりご考察いただいております。

※データの引用・転載時のお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits Career blog」の公式サイトURL( https://bizhits.sixcore.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:全国の男女

調査期間:2025年4月7日~17日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:495人(女性338人/男性157人)

回答者の年代:20代 24.6%/30代 35.0%/40代 22.6%/50代以上 17.8%

【調査結果サマリー】

・旅行でケチったせいで失敗したこと1位は「宿が快適ではなかった」

・安さで旅行を選んだ理由は「節約したかった」

・失敗から学んだ「旅行でお金をかけた方がいいと思う出費」は宿泊費

旅行でケチったせいで失敗したこと1位は「宿が快適ではなかった」

全国の男女495人に「旅行でケチったせいで失敗したこと」を聞いたところ、圧倒的な1位は「宿が快適ではなかった(45.3%)」でした。2位「移動で疲れた(12.1%)」、3位「移動に時間がかかった(9.5%)」が続きます。

宿泊費や交通費を過度に節約したことで失敗したケースが多いとわかります。とくに宿泊費をケチったことによる失敗が圧倒的多数で、宿泊施設の質が旅全体の満足度に強く影響することが示されています。

<1位 宿が快適ではなかった>

・少しでも節約と思って、安いプランの旅館を選びました。部屋はあまりきれいではなく、薄汚れていて、少しお金出してもうワンランク上げれば良かったと思いました(30代 女性)

・宿泊ホテルを予約する際、普段の価格よりかなり安く出ていたので予約したが、安い理由は修繕期間だったためだった。早朝から夜まで音がうるさく、滞在時にストレスを感じることになってしまった(50代以上 男性)

安さ重視で宿泊施設を選んだ結果、清潔さ・静かさ・設備の良さなどの快適さが犠牲になってしまったケースが多数。

環境の悪いホテルだとよく眠れず、旅行先で日中観光する際に元気が出ないことも。また不潔なホテルに泊まってしまい、虫に刺されたり噛まれたりして、体が痒くなって困った人も複数いました。

宿は旅の拠点であり、ただ寝るだけであっても滞在時間はそれなりに長くなります。宿の快適さが旅全体の印象を大きく左右するため、節約しすぎるのはよくありません。後悔しないためには「安い理由」をしっかりリサーチする必要があります。

<2位 移動で疲れた>

・移動手段をケチって夜行バスに乗ったら、身体は痛いし肌は乾燥するしで後悔しました(20代 女性)

・夜行バスで長距離移動したら全然眠れなくて、到着してからずっと体調が悪く、観光をちゃんと楽しめなかった(30代 女性)

安価な移動手段を選んだせいで、後悔している人も多くなっています。

例えば安価な夜行バスなどで移動すると、新幹線や飛行機などに比べて移動時間が長くなったり座席が狭かったりして、疲れてしまいがちです。結果として目的地に着いたときには疲労困憊で、現地であまり楽しめなかった人も。

交通費を過度に節約することによって、旅の満足度が下がってしまうケースも多いとわかります。

<3位 移動に時間がかかった>

・空港までの安い交通手段を使った結果、時間に間に合わなかった(30代 男性)

・移動を新幹線ではなく在来線にしたせいで、時間に余裕がなくなり、予定していた場所への訪問を断念することになりました(40代 女性)

交通費を抑えると、移動に時間がかかりがちです。

時間に余裕があれば安い交通手段でもいいですし、ゆっくり移動するがゆえの楽しさもあります。しかし安さで選んだ結果、無駄な時間を費やす羽目になったという体験談も。

移動時間でのロスが予定変更につながり、大きな損失や失敗と感じるケースもあるようです。

<4位 食事がしょぼかった>

・ご飯をケチって安いビュッフェにしたら、まずかった(30代 女性)

・泊まる宿を少し良いものにしたので、節約のため食事のランクを落としたら、見た目は良かったけど少量で、どこにでもあるような食材を使ったものだったので後悔した。やはり食事は良いものにしたいです(50代以上 女性)

グルメは、旅行での楽しみのひとつです。しかし食事代でケチった結果、味や量に満足できず後悔する例も目立ちました。「せっかく遠くまで行ったのに、ご当地グルメを楽しめなかった」という後悔は、旅全体の満足を下げかねません。

また「ホテルでの食事が高いと思ってケチったら、周囲においしいレストランがなくて困った」という回答も複数ありました。そのためホテルのプランを食事なしにするなら、周辺情報を丁寧に調べてからにするのがおすすめです。

<5位 宿の立地が悪かった>

・安めの宿を選んだら山奥の宿で、行くのも帰るのも大変だった。またとても古い宿でもあったため、部屋に20センチほどのムカデが出た。スタッフに連絡したら殺虫剤だけ渡されて、自分たちで対処しろと言われた(20代 女性)

・安い宿を選んだら、思ったよりも駅から遠くて歩くのが大変だった(40代 男性)

安価な宿は、中心地から離れていたり、「治安が良くない」とされている地域にあったりすることも多いです。中心地から離れていて観光地などへのアクセスが悪いと、移動に時間がかかってしまい、利便性が下がります。

移動のしやすさや周辺環境も、宿選びの重要な要素です。

<6位 結局追加料金を払った>

・ケチろうとしてチープなフライトを取ったら、荷物で追加料金がかかることが後から判明した(30代 女性)

・現地のレンタカーを最安値で借りたら、古くてナビもなし。道に迷って予定が狂い、ガソリン代も余計にかかりました。少しの差額で快適に回れたと思うと、後悔でしかありませんでした(40代 男性)

ケチろうとした結果、トラブルに巻き込まれたり不便が発生したりして、余計なお金がかかった例も多数。例えば「安いホテルを選んだら辺鄙な場所で、タクシー代がかさんだ」「LCCのチケットを取ったらフライトがキャンセルになり、振り替えで追加料金を支払う羽目に」といった体験談がありました。

ケチろうとしたのに結局ケチれていないうえ、余計なストレスがかかってしまいます。

<7位 移動でストレスを感じた>

・飛行機よりも新幹線の方が安かったので新幹線で行こうとしたら、とても混んでいて大変だったこと(20代 男性)

・格安な飛行機にしたら、画面モニターが壊れていた。12時間近く、モニターが点滅したり暗闇の中光ったりする席で過ごすことになった(20代 女性)

コストの安い移動手段では、「安さを求める人が集まることによる混雑」「座席指定できないことによる不便」「設備不良」などが発生しがちだとわかりました。

とくに移動時間が長い旅行では、些細な不快感が継続して大きなストレスになることもあります。

安さで旅行を選んだ理由は「節約したかった」

「なぜ安さで旅行を選んだのか」と聞いたところ、1位は「節約したかった(32.1%)」、2位は「他のことに使いたかった(28.5%)」でした。

・旅行全体の予算を抑えたいという意識が強く、目先の出費を減らすことばかりに気を取られたので、快適さや体験の質を軽視してしまった(40代 男性)

・交通費を少しでも浮かせることで、他のことにお金を使いたかった(20代 女性)

・旅全体の予算を抑えるために、宿泊費は最も削りやすいと思っていました。どうせ寝るだけだから問題ないだろうと考えて、宿泊の優先順位を下げてしまいました(40代 男性)

・タクシーがすぐ捕まるものだと思い、あまり考えずにレンタカーをなしで計画した(20代 女性)

旅のコストを下げたいというニーズから、安さを優先して旅行を選んでしまった人が多いとわかります。

一般的に、「長期旅行」「遠方への旅行」「多人数での旅行」はコストが高くなる傾向があるため、費用を抑えたいと考えるのは自然なことです。

一方「安くても問題ないと思った」「深く考えなかった」など、軽い気持ちで価格優先にしてしまった人も一定数いて、もっとよく考えておけばという後悔の声が聞かれました。

失敗から学んだ!旅行でお金をかけた方がいいと思う出費は「宿泊費」

自身が失敗した経験から学んだ「旅行でお金をかけた方がいいと思う出費は何か?」を聞いたところ、圧倒的な1位は、半数以上から票を集めた「宿泊費(50.5%)」でした。2位は「移動手段(27.7%)」となっています。

「旅行でケチったせいで失敗したことランキング」に対応した内容となっています。ホテル代や移動費をケチって失敗した人が多かったため、「宿泊費」や「移動手段」が上位になったのは納得です。

<1位 宿泊費>

・失敗をきっかけに「宿泊費だけはケチらない」と決めました。移動で疲れた体をしっかり休める場所があるだけで、翌日の観光もぐっと楽しくなりますし、宿の快適さが旅の満足度に大きく影響することを実感しました(20代 男性)

・ホテルはあまりにケチるととんでもないことになるので、最高級とは言わないが、ある程度のレベルのところにしようと思った(50代以上 男性)

宿にお金をかけずに「滞在中の快適さ」や「立地面」で失敗した経験から、宿泊費にはお金をかけようと考えた人が多くなっています。ホテルや旅館の環境が悪いと、睡眠不足などから体調不良につながり、旅全体を楽しめなくなるからです。

最高級ホテルやハイグレードの部屋である必要はないものの、清潔でしっかり眠れて、必要な設備が整っていることは大切だとわかります。

<2位 移動手段>

・深夜バスでは時間がかかり、疲れが取れないし睡眠も不十分になってしまうため、今後は新幹線を活用しようと思いました(30代 男性)

・せっかく行くのに現地での時間がなくなるのはとても残念なので、次回からは時間優先で特急料金や飛行機も考慮してみようと思いました(40代 女性)

移動手段にお金をかけなかったことで「疲れた」「ストレスが溜まった」「現地での時間がなくなった」などの経験をして、今後の旅行では移動手段にお金をかけようと考えた人も多数います。

具体的には「夜行バスから新幹線へ」などの工夫が寄せられました。

<3位 食事代>

・せっかくご当地に行っているのであれば、現地のお店でしっかりとお金をかけて、名産品を食べようと思いました(30代 男性)

・妻とは「食費を節約する」と事前に相談していました。しかしご当地グルメとは無縁な安めのファミレスに連れて行ったところ、妻の機嫌が途中から悪くなり、夫婦喧嘩に発展してしまいました。旅行地に行ってファミレスは流石にまずかったなと反省しています(40代 男性)

食事代をケチったことで満足できなかったり後悔したり、あるいは同行者と喧嘩してしまったりして、後悔した人もいます。失敗から学び、今後は旅行では食事にお金をかけたいと考えている人も多くなりました。

旅の思い出作りという意味でも、ご当地の食材や料理を楽しむことは高い満足度につながります。旅全体の満足度を高めるために、「食事に関しては、普段より少し贅沢してもいいだろう」と考える人が多いとわかりました。

<4位 指定席>

・新幹線は指定席を取るようにしている(20代 女性)

・有料でも事前座席指定で通路側を予約する(40代 女性)

移動手段の一部として、座席指定にお金をかけることを学んだ人もいます。指定席にお金をかけると、「移動時のストレス軽減」や「確実に座れるという安心感」につながります。とくに旅行では荷物が多くなるので、席の確保やスペース確保が重要です。

また移動中も景色を楽しみたいなら窓側、トイレなどに行きやすくしておきたいなら通路側など、座席指定することで快適性が増します。

<5位 ツアー>

・現地ツアーは「多少高いもの」もしくは「宿の受付がおすすめするもの」にした方が、信用度が高いと感じました(20代 男性)

・格安ツアーはそれなり。今度からは多少高くても、ちゃんと時間を取って、のんびり回れるところに決めようと思った(40代 女性)

パックツアーや現地ツアーに参加すると、旅行先でできる体験がぐっと増えます。ただ安すぎるツアーに申し込んだせいで、時間が足りないなどの不満を感じた人も。中には「記載されていた場所に行けなかった」など、悪質だと思われるツアーの体験をした人もいました。

そのため多少費用が高くても、「信頼できる会社が主催しているもの」や「時間に余裕があるもの」を選ぼうと決めた人もいます。

まとめ

アンケートの結果、ケチると旅行で残念な思いをしがちだとわかりました。とくに「宿泊費」「交通費」は、旅の満足度に大きく影響します。

食事やお土産、現地での観光にお金を使いたいからと、ホテル代や移動費用を削りすぎると、疲労や時間のロスにつながることも。他に優先したい支出があっても、ホテル代や移動費用を削りすぎるのはリスクがあります。

とくに初めて行く場所などでは、事前に情報収集してできるだけリスクを回避するのがおすすめです。

▽かさこ氏の考察

「まさにこのアンケート通り!」と思える失敗を、これまで何度も自分自身も旅行で経験してきました。どこにお金をかけるかは人それぞれ価値観が違うため、「宿泊費にお金をかけなくてもいい」「移動費は安上がりの方がいい」という方もいると思いますし、私も以前はそう思っていました。

ただ宿泊費も移動も安くしたため、①想像以上に疲れてしまう、②観光時に疲れて楽しめない、③移動に時間がかかったため、観光する時間が少なくなってしまうという結果になり、せっかくの旅行が消化不良で終わってしまいました。

旅の予算に限度はあると思いますが、安くした分、旅行が楽しめないのは結果的に損になってしまいます。ものすごい高いお金を払わなくても、それなりのお金を宿泊費や移動費に払った方が旅行を楽しめると思います。

▽監修者紹介

かさこ

旅写真家

国内外を旅する旅写真家、ライター、セミナー講師。海外旅行49カ国、73回。国内は47都道府県旅行。

国内外の街並みなどをテーマにした商業出版の背景資料集は15冊。Kindleでは100冊以上出版。

1975年生まれ、横浜在住。埼玉県立川越高校卒業、中央大学法学部卒業。

編集プロダクション3社12年間勤め、旅行ガイド ブックの編集・取材経験も。2012年フリーランスに。ネットは2000年から毎日更新。

公式ホームページ:https://kasako.com/

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また、上記サービスを運営する中で得た知識と経験を元にコンサルティング業務も行っております。

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■会社概要

社名   : 株式会社ビズヒッツ

所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21

代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介

設立   : 2009年1月19日

資本金  : 300万円

事業内容 : 求人情報サイト・WEBメディアの運営・コンサルティング

URL   : https://bizhits.co.jp/company/

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業種
情報通信
本社所在地
三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
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代表者名
伊藤陽介
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2009年01月