【リンデンホールスクール中高学部】イベントレポート・World Scholar's Cup 2025 九州大会で本校2チームが世界大会への出場権を獲得
大会出場を通してチームワークを学び、批判的思考・国際理解を育てる
2025年4月29日に行われたWorld Scholar's Cup 2025 九州大会で、本校の生徒6名・2チームが世界大会の出場権を獲得したことをお知らせ致します。

World Scholar's Cupの概要と競技種目
2006年にDaniel Berdichevsky氏によって創設されたWorld Scholar's Cup(以下、WSC)は、世界中の中高生を対象とした国際的な学術競技会です。学問を楽しむこと、世界中の学生と交流すること、そして協力して問題を解決することを目的としたイベントで、知識を競い合うだけでなく、チームワーク・創造性・国際理解も重視されます。
現在、50以上の国が国内大会を開催。日本の国内大会は2012年にスタートし、今年も多くの中高生が3人1チームで各国内大会に参加しています。
競技種目は、以下の通りです。
◆ Scholar’s Challenge(スカラーズ・チャレンジ)
個人形式の筆記試験。選択式問題。
6つの学問分野から出題(年ごとにテーマが変わる)。
◆ Collaborative Writing(コラボレーティブ・ライティング)
各チームメンバーが別々のテーマでエッセイを書き、相互に編集。
論理性・創造性・構成力が問われる。
◆ Team Debate(チームディベート)
チーム対抗のディベート。1チームにつき3試合。
即興での論理構築力や表現力が重要。
◆ Scholar’s Bowl(スカラーズ・ボウル)
クイズ形式のチーム競技。
スクリーンに映される問題をクリックボックスで答える。


優勝チームは以下の流れで決定します。
◆ Regional Round(地域大会)
世界各地で開催。日本でも東京・大阪・福岡などで開催。
◆ Global Round(グローバル大会)
各国の上位者が進出。過去にはバンコク、ドーハ、アテネ、ソウルなどで開催。
◆ Tournament of Champions(チャンピオン大会)
グローバル大会の成績上位者が、イェール大学(アメリカ)で開催される決勝戦に出場。
今年の九州大会には、以下の学校から参加者が集まりました。
・福岡県 / 福岡雙葉学園中高、明治学園高校、九州国際大学付属高等学校、門司学園高等学校、福岡教育大学付属小倉高校、リンデンホールスクール中高学部
・熊本県 / 八代高等学校、真和高等学校
・広島県 / AICJ高等学校
・大阪府 / 高槻中学校
・兵庫県 / 灘高校
※ 参加する国内大会は選択可、九州外の中高生も九州大会に参加可能です。
リンデンホールスクール中高学部の生徒が世界大会出場権を獲得
本校からは中学3年生1チームと、高校生1チームがエントリー。総合4位、writing(個人2位)などの成績を収め、両チーム世界大会への出場権を獲得しました。


参加メンバーからは、「世界大会出場権が獲得できたのは嬉しかったけれど、メダルの数が少なかったのは悔しい。もうすぐ留学することが決まっているので、現地で学んだ後、またWSCに挑戦したい」、「上位入賞できて嬉しかった。もっと自信を持って話せるよう努力したいと思います」
などのコメントが聞かれました。
九州大会2025 実行委員会がリンデンホールスクール中高学部に発足
本年、WSC九州大会開催校となったリンデンホールスクール中高学部には2025実行委員会が発足。大会の告知から準備、当日の運営、片付けまで、本校のボランティアメンバーが中心となり、サポートを行いました。

2025九州大会・実行委員長/石橋泰輝さんのコメント
「中学2年生の時にWSCに参加し、バンコクで行われたグローバル大会、イェール大学での決勝大会に出場した際、全国・世界の仲間と知識を深め合う経験がとても刺激的で、『この大会をもっと九州の多くの中高生へ届けたい』という思いから、翌年以降、実行委員長を志願しました。毎年多くの生徒ボランティアを集め、準備、本番、片付けまでを円滑に終わらせる責任の重さも感じましたが、どの年も多くの協力があってこそ大会の成功に繋がっています。
今年も多くの参加者がWSCに熱中する姿を見て、大会に関われて本当に良かったと感じました。今後もWSCが九州に根付き、さらに多くの中高生がその魅力に触れてくれることを願っています。」

リンデンホールスクールについて

リンデンホールスクールは2004年小学部(福岡県太宰府市)、2010年中高学部(福岡県筑紫野市)を開校。昨年、開学20周年を迎えました。「和魂英才」の教育方針のもと、急速に変化し続けるグローバル社会で活躍する人材育成を目指して、小・中高12ヶ年の「英語イマージョン教育」を実践し、ネイティブレベルの日本語・英語の二言語を習得。教育課程においてはバイリンガルに日本文科省の学習指導要領に則した学びを進め、高校1年生後半からは思考力や探究力を鍛える「国際バカロレア・ディプロマプログラム」(英語)を採用しています。
また、生徒のグローバルな高い視座を養うために、早期段階からの海外留学や探究的な課外活動、独自の環境学習を展開すると共に、伝統的な教養も重要であると考えており、日本文化や伝統の習得にも力を注いでいます。
大学進学では国内の国公立・私立大学を始めとする、海外の英国ケンブリッジ大学トリニティカレッジ、インペリアル・カレッジ、米国コロンビア大学、コーネル大学等の世界の難関大学へと生徒を送り出してきました。これからも「個性を伸ばし、自信を付けて、世界に送り出す」というリンデンホールスクールのミッションを果たし、グローバルに活躍する志高いバイリンガル人材の育成に取り組んで参ります。
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